街に出る途中に、さまざまな花を作っている家がある。その家の奥さんが花好きらしく、毎年四季折々の花をたくさん咲かせて、道行く者の眼を楽しませてくれている。
この家は斜面に建てられていて、敷地の一方がかなり高くなっている。ここに黄色の花をつけた植物が枝垂れ柳のように垂れ下がっていてなかなか美しい。先日通りすがりに、ちょうど道路に出ていた奥さんに、その花の名を尋ねたところ「雲南黄梅」と言うことだった。
雲南黄梅は黄梅の仲間で、「雲南素馨」(うんなんそけい)とも言うようだ。モクセイ科に属し、ジャスミンの仲間である。黄梅は中国原産だから、この雲南黄梅もそうだろうが、雲南と冠しているのは雲南に由来するからか。
黄梅は江戸時代の初期に渡来したもので、中国語辞典を見ると迎春花(yingchunhua)とある。旧正月の頃に開花することからの命名のようだ。花は雲南黄梅よりは小さいようだが、並べてみないと分らない。
黄梅。京都円山公園で。
この家は斜面に建てられていて、敷地の一方がかなり高くなっている。ここに黄色の花をつけた植物が枝垂れ柳のように垂れ下がっていてなかなか美しい。先日通りすがりに、ちょうど道路に出ていた奥さんに、その花の名を尋ねたところ「雲南黄梅」と言うことだった。
雲南黄梅は黄梅の仲間で、「雲南素馨」(うんなんそけい)とも言うようだ。モクセイ科に属し、ジャスミンの仲間である。黄梅は中国原産だから、この雲南黄梅もそうだろうが、雲南と冠しているのは雲南に由来するからか。
黄梅は江戸時代の初期に渡来したもので、中国語辞典を見ると迎春花(yingchunhua)とある。旧正月の頃に開花することからの命名のようだ。花は雲南黄梅よりは小さいようだが、並べてみないと分らない。
黄梅。京都円山公園で。