ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

鉢花と冬芽と冬景色

2025-01-21 | 日常のあれこれ

寒い時期は屋内の鉢花を楽しみます。幾つもの蘭の鉢植えがあって、夏の間は軒下の半日陰の場所で過ごし、寒さに当てた後で部屋に取り込んで暖かい環境で管理します。まず咲き出したのは「ミニカトレア」たちです。小さな鉢ですが、それぞれ素敵な花を咲かせてくれました。これはいかにも「カトレア」といった感じの花です。

     

     

 

優しい色合いのこの花も素敵です。

     

     

 

この色合いも素敵で元気をもらえます。

     

     

 

今年初めて咲いた珍しい色合いの「ミニカトレア」です。

     

 

華やかな花の後には地味な冬芽です。寒い冬でも花芽が膨らんできている「ダンコウバイ」や「アブラチャン」は嬉しいものです。

     

     

 

「クロモジ」の芽はもう開きかけていましたが、「タラノメ」はまだしっかり硬い冬芽でした。

     

     

 

冬になってもまだ種を抱いている「ウバユリ」の姿です。

     

 

この後は冬景色です。まずはいつもの諏訪湖…このところの暖かさで大寒でも湖面に氷はありません。水鳥たちは寒そうですが…

     

     

 

用事があって松本まで行ってきました。山麓線の畑には雪が残っていましたが、雪景色の北アルプスは雲に隠れて見えませんでした。

     

     

 

午後になったら真っ白に雪化粧した北アルプスが見えてきました。松本市並柳地区から見た北アルプスと常念岳です。

     

     

 

帰り道の塩嶺大橋から見た諏訪湖と八ヶ岳です。こちらも真っ白でした。

     

 

最後はこの日、松本市内田地区で出会った道祖神の飾りです。これは「おんべ」と呼ばれるもので、小正月行事で道祖神に立てられるものです。このおんべは二十日正月にはずされて各家に配られて魔除けとして飾られるのだそうです。

      

     

 

大寒でも思いの外寒くならず、今年こそはと期待が高まった御神渡りもむずかしそうです。山に雪は多いようですが、里の雪は少ないです。この時期の鉢花と冬景色でした…

 

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10 コメント

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Unknown (おちゃ)
2025-01-22 10:24:30
アブラチャンという名前は初めて聴きましたよ。
「アブラチャン」って芸人さんの名前みたいです
ね(笑)。りんごちゃんなんて芸人さんがいました
し、チャン・カワイなんて芸人さんも。

全身にサラダ油を塗って出てきそうです(笑)。
手にはサラダ油のプラスチックボトル持って。
でも最近はサラダ油もすごい値段がするから
もったいなくって、使えないですね。

ミニカトレアなんて種類もあるんですね。
野菜も草花も動物も小型化した種類が出ますね。
デジタル時代にふさわしい。なんでも小型で
軽く。カトレアという名前は、昭和時代には
よく使われましたね。喫茶カトレアみたいな。

昭和に作られた逗子マリーナの建物には
それぞれ名前がついていますが、カトレア館
なんて建物もあります。

おんべって御柱でも使われてましたね。
カンナで木を削ったようなものをたくさん
つけてあったな。原村の山荘にもひとつ置いて
あります。でもここでご紹介されているものは
またちょっと違いますね。

どういう種類のものがおんべにはあるのだろう?
ちょっと調べてみます。
返信する
Unknown (みさと64)
2025-01-22 11:31:32
こんにちは。
お部屋で咲いてる可憐な花たち、今年も健在ですね♪
我が家では数年でダメにしてしまったミニカトレアですが、
タッジーマッジーさんちは上手に育てられていて、
花もたくさん咲いて豪華です!

大寒だというのに、こちらも昨日は春のような陽気で、
その辺にフキノトウでも探しに出かけたくなっちゃいました(笑)
今朝は氷点下8.1℃という、「らしい冷え込み」になりましたが・・・

午後に見ることができたという北アルプスが、きれいですねぇ〜
今年は雪が多くて、真っ白な雪山です。
おぉー、八ヶ岳も負けずに真っ白で美しい〜
こちら、昨日も今日も朝から晴れてはいるのですが、
北アルプスの山際に雲がかかって、なかなか美しい雪山を見せては貰えません。
返信する
おちゃさんへ (タッジーマッジー)
2025-01-22 20:15:11
こんばんは。
「アブラチャン」は「油瀝青」と書き、瀝青は石油や天然ガスのことだそうです。
名前は油を練り合わせた塗料(コールタール)のようなもののことで、
名前の通り脂分が多く、この実からは油が搾れるそうです(椿の実より多い!)

「アブラチャン」という語彙の響きが可愛らしいですね。
芸人さんの名前を連想ですか、油まみれの芸人さんは注目でしょう!
それは面白い発想ですね。
最近サラダ油も高騰していますので、この木の実から油をとったらどうでしょう(笑)
「アブラチャン」からいろいろ連想して楽しかったです。
ちなみにこの木は春一番に黄色の花が咲き出して嬉しい春告花となります。

我が家では「カトレア」も育てていたのですが、
鉢花が多くなりすぎて部屋を占領し、人間が小さくなって暮らす羽目に(笑)
それ以来、新しく購入する鉢花は小さいものとすることにしました。
「ミニカトレア」も小さいながら華やかさがあってきれいです。
「カトレア」という名前は一昔前の雰囲気ですね。
昭和時代には憧れの華やかさの象徴みたいな存在でしたから…
その時代、あちこちにその名前が使われいた気がします。

「おんべ」のもとは御祓いの時に神主さんが使う「御幣」だそうです。
御柱の「おんべ」は木の棒にかんなで削った房を付けますね。
ここの「おんべ」はとっても大きくて色とりどりの紙がついていました。
その地方ならではの「おんべ」があるのですね。
そういえば信州各地のどんど焼きの名称もそれぞれで、
飯田下伊那地方は「おんべ」と呼んでいるようです。
松本安曇野では「三九郎」といいますし、
「左義長」と呼ぶところもあっていろいろ呼び名も面白いです。
返信する
みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2025-01-22 20:17:34
こんばんは。
今季新たに買った花は無いのですが、毎年咲いてくれている花たち…
夏の管理も良かったのでしょう、今年もきれいに咲いてくれました。
夫の手入れの賜物と感謝です!
これからシンビジュームなども咲き出して、寒い時期にはこの鉢花が癒しです…

大寒だというのに3月並の暖かさ…湖は波打っていて
氷の気配もなくなってしまいました。
薄氷がはった時には御神渡りも期待したのですが、
この様子では今年も出現は無理そうです。
でも今朝は冷え込んだのですね、こちらは−5℃くらいでした。

北アルプスの白さは違いますね。
松本へ行く時は山麓線からの眺めを楽しみにしているのですが、
この日は雲がかかっていて、帰り道でようやく眺めることが出来ました。
そちらからは機会ある毎に眺めることが出来ていいですね。
遠くからでも北アルプスが見えると嬉しくなりますから
近くで眺められるのは何よりです!
返信する
蘭! (ran1005)
2025-01-23 18:32:26
蘭の鉢植えを上手に育てられますネ!
私は昨年、敬老の日に孫達から可愛らしいミニ胡蝶蘭の鉢植えをプレゼントされたのですが・・・
2週間に1度水やりすれば良い、育てやすい蘭であったはずですが、
残念な事に、暖房の無い部屋に飾って置いたにも関わらず
葉が茶色く変色して来て・・・暖房病です😢

日中、大分暖かくなってきましたネ。
カンムリカイツブリの群れがすっかり引き揚げてしまったのでしょうか?
コハクチョウも見かけませんネ。
矢張り今年は、異常気象で、野鳥の渡りも変化して居る様に思います。
オンべ・初めて見ます。
名称は同じでも諏訪地方のオンべと大違いですネ。
地区ごとに、伝統的な風習があり、興味深いです。
返信する
おんべ、知らなかったです (くちかずこ)
2025-01-23 21:24:42
魔除けって、やはりカラフルなのかしら?
くちこが、先日とんどで貰ったのも、カラフルでした。
宗教的色なのかな?
カトレア、良いですね。
サメ家にも、大きな蘭の鉢が数鉢。
義母の形見かな?
咲いた花だけ、サメ氏が持ち帰っています。
返信する
Unknown (take)
2025-01-26 00:05:49
「ミニカトレア」たち どれも素敵なこと!
よく育てられてらっしゃいますね~。
管理がとても難しそうです。

今は「カトレア」より「ミニカトレア」のほうが人気がありそうですね。
昔は何かと「式」の時に生花のコサージュをつけていましたね。
私も卒業式につけようと友達と花屋さんに入り「カトレア」の「お値段」にびっくり。
もとより小さな花を求めていったのですが あれが「カトレア」と初対面だったような記憶です。


「ダンコウバイ」や「アブラチャン」それに「ウバユリ」は「おばちゃんち」でおなじみさん。
ウバユリのこの種(私にはニンニクのスライスに見えます)、
先日TVで所さんがスタジオで振って飛ばして「すごいね~」と感激していました。
ちょっと振ってみたくなりますね。私も振りましたけれど・・

あら~、山麓線あたりにも雪が降ったのですね。
ということは塩尻峠も雪、でしたか。
松本の「三九郎」を見に行こうと思っていたのですが 諸般の都合(!)で行かれずじまい。
今年はまだ雪を見ていません。

内田地区の道祖神の飾り
この「おんべ」(これも「おんべ」というのですねぇ)は解体されて各家の魔除けになるのですか。
「おばあちゃんち」あたりでは年神様を迎えるのは「おやま」・・「おやまころばし(解体)」の日に 配られて各家の「火伏除け」になります。
地域によって違う行事をみるのは楽しいこと!
☆「内田」の信号・・通った通った!と反応しながら拝見しました。

諏訪湖は・・・
どうしたって気になる氷の具合
「気になるでしょ?」とばかりに毎日のように届く情報、
きょうは
「・・・氷の"こ"の字もない・・〈諏訪湖・見渡りウォッチング〉1月25日」でした。
先日ranさんのところへも「配信された諏訪湖ライブカメラを見ています」と書きましたが
↓ これです。

諏訪湖ライブ中継
https://www.youtube.com/live/Gg6M93bj9_Q?si=Di1RLqPaWUBif1JV

真夜中も明るい諏訪湖畔
返信する
ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2025-01-26 18:57:39
こんばんは。
お返事が遅くなった申し訳ありませんでした。
ちょっと留守をしてblogから遠ざかっていました。

ランを各種、冬の鉢花として楽しんでいます。
プレゼントにいただいたミニ胡蝶蘭…
可愛らしいですが管理が難しかったのですね。
たしかに温度管理が大変で、乾燥も大敵とのことで
我が家では鉢花の部屋はデロンギヒーターを使っています。

すっかり大寒の諏訪湖の雰囲気がなくなって
渡り鳥も早々と移動してしまったのでしょうか。
カンムリカイツブリもコハクチョウも見かけないのですね。
気象の変化がいろいろ影響しているのかもしれませんね。

おんべは御柱祭で馴染みですが、
この内田地区のおんべはずいぶん様子が違いました。
小正月行事として辻の道祖神の所に飾られるようです。
各地区の伝統行事はそれぞれ違ってどれも良いですね。
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くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2025-01-26 19:01:02
こんばんは。
どんど焼きも各地でその呼び名が違っていて面白いですが、
そちらでは「とんど」なのですね。
この「おんべ」もどんど焼きに繋がる小正月行事…
魔除けのカラフルな飾りが目立ちました。
宗教的色合いだとすればそんな気もしますね。

カトレアはミニの鉢ばかりですが花は華やかです。
蘭の花は冬の時期に咲き、日持ちもするので
寒いこの時期の花としてありがたいです。
サメ家にも蘭の鉢があるのですね。
咲いたら花が届くって嬉しいことですね。
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takeさんへ (タッジーマッジー)
2025-01-26 19:04:19
こんばんは。
冬にありがたい鉢花たち…
この時期に花を咲かせるには夏の管理が大事だそうで、
毎年上手に夏を乗り越えて咲かせてくれる夫に感謝です。

今は昔ほどカトレアと言わなくなったかもしれませんが、
ミニでもやはりカトレアは華やかな花ですね。
卒業式にカトレアの花ですか、素敵ですね。
そういえば生花のコサージュ、懐かしいです!

ダンコウバイやアブラチャンは春早くに黄色の花をつけ、
春の訪れ知らせてくれる嬉しい花!
その蕾の膨らみを見つけるのも嬉しいことです。
ウバユリの種はニンニクのスライスみたいですね。
私も振って飛ばしたことがありますよ(笑)

松本の三九郎はすごく高く積み上げて見応えありますね。
小正月行事ですが今は第二土日の連休頃に行われます。
私が行ったのはその後で三九郎は見られず、このおんべだけでした。
このおんべが倒されて各戸に配られて魔除けになるのは
そちらの「おやま」に似ていて興味深いです!
内田の信号は馬場家住宅の近く…きっと通られたと思います。

諏訪湖の御神渡りは今年も難しそうですが、
いつも気にして見て下さっているのですね。
諏訪湖のライブ中継は知りませんでした。
湖畔まで出て行かれない時は私もこれを見たいと思います。
教えていただきありがとうございました。
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