ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

蔦木宿と白州へ

2017-09-23 | 日記
時々通るのにあまり知らなかった「蔦木宿」!
知り合いの方から蔦木宿の魅力を聞いて出かけました。
その方は、シニア大学でここの見学をされたそうです。
「蔦木宿」は甲州街道の江戸より43番目の宿場町です。


諏訪方面から行ってまず塚平一里塚です。道祖神が祀ってあります。




林と畑の中の甲州街道です。
道の脇に甲州街道の説明看板とベンチがありました。




街道をゆくと彼方に富士山が!霞んでいますが…


国道に出て少し戻り「瀬沢合戦場跡」を訪れました。
1542年に武田軍(武田信玄)と信濃の4大将の戦いがあった所で、碑が建っています。


上蔦木の道祖神は石作りの祠です。


ここには「川除古木」があります。これは大きなキササギの木です。
釜無川の氾濫から集落を守った木々の名残だそうです。


往時を偲ばせる連子格子の家が並びます。


宿場の出入り口は枡形道路になって侵入者の直進を妨げるようになっています。


本陣は表門だけ残っています。


どの家にも屋号の表札が掲げられていて往時の面影を漂わせています。


街道沿いの「三光寺」を訪れました。
武田重信建立のお寺は立派です。花菱紋が見られます。




南の枡形道路の先の道祖神も石の祠です。


あちこちの工夫を凝らした当時の宿場町の雰囲気を味わうことができました。
さすが山梨県境…甲州とのつながりも感じる宿場でした。

この後、道の駅「信州蔦木宿」に寄り、足を延ばして「道の駅はくしゅう」にも…

そして前から行きたいと思っていた「薮内正幸美術館」へ!
小さな美術館ですが森の中の素敵な場所にありました。




動物画家として絵本や図鑑をはじめ様々なジャンルの仕事をされています。
我が家にあるこの本もこの作家さんの作品です。


今回は科学絵本の企画展示…その丁寧な動物画はどれも生き生きしていました。


きれいなカワセミです。(絵葉書より)


落ち着いた雰囲気の美術館でした。
「かがくのとも」など、その昔出会った懐かしい絵をじっくり鑑賞できました。
コメント (4)
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