今年、山仕事の仲間に入れていただきました。里山の管理をされている方を代表に、そこでの山仕事を楽しんでいる方々の集まりです。
この日は間伐した木でプランターを作るというので出かけました。
途中で素晴らしい光景に出会いました。菜の花畑です!
ちょうど畑の方がいらしていてお話しすることができました。出荷用菜の花を栽培していてこのところの暑さでどんどん花開いているとのこと…「ほしいだけ摘んでいっていいのでどうぞ!」と言っていただき、菜の花摘みを体験…持ち帰っておひたしや辛し和えなど、美味しくいただきました。
目的地の里山ではちょうどヤマザクラが満開!青空に映えてきれいでした。
木々の芽吹きの色も素敵です。
こんな可愛らしいスミレがたくさん咲いていました。
この会ではこのクヌギ林と次の松林、その次の雑木林の手入れをしています。
前回の集まりで間伐した木の処理がこの日のやること…皆さんはチェーンソーで玉切りを、私たちは指導を受けながらプランター作りです。
木を定め、深さを決めてチェーンソーで切り込むところの見当をつけておきます。
チェーンソーで切り込む場所の印をつけ、いよいよ長方形に切り込んでいきます。
最後に横にチェーンソーを入れると中の木が外れます。両脇に下まで切り込みを入れて水抜きができるようにします。皮をむいてもいいようですが、一応これで完成です。
一つは指導して下さった方の見本、もう一つは夫作…2つのプランターを持ち帰りました。花を植えたところはまた後ほど…
私はチェーンソーが使えないので、もっぱら見学と玉切りされた丸太運び…
そしてお仕事の後はおやつタイム!その前に火を焚く場所作りです。浅い穴を掘ってそこに石を敷いて作りました。そこにウッドストーブを置いて火を焚きました。
このウッドストーブは会長さんのお手製!小さな薪を入れて燃やしますが燃焼効率が良くて小さくてもしっかり煮炊きでき、もえカスもあまり出ません。もえた後の中はこんな感じです。
ここには手作りの椅子(丸太!)とテーブルもあって皆でゆっくりお茶できました。
この林の中で原木シイタケやナメコも栽培していてちょうどしいたけが食べごろに…
さっそくウッドストーブで調理です…会長さんの軽トラの荷台には水から食器、調理用具から調味料まで積まれていてびっくりでした。シイタケはフライパンで焼きました。
焼き上がりに塩でシンプルに…採れたてのシイタケの美味しいこと!
これは何だか分かりませんでしたが、持ち寄りの山菜「ホップ」でした!秋に山でホップの実を見たことがありますがその若芽は初めてです。くせがなく、優しい味わいの素敵な山菜でした。
コゴミもたくさん持ってきてくださって美味しく味わいました。
良い天気で桜や芽吹きを眺め、いい汗をかいて作業ができ、美味しい山の恵みを味わいつつ、経験豊富な方々の森林談義をお聞きして本当にいい時間、ぜいたくな時間でした!
帰りにキジに遭遇!(残念ながら写真は撮れませんでしたが…)いろいろに満足して里山の桜を眺めつつ帰路につきました。