4月になって富山の娘宅に出かけました。
途中の松本市波田にある「安養寺」の枝垂れ桜が見ごろでお花見をして行きました。
松本までの長野道から見た北アルプスは真っ白でした。
安養寺は松本から上高地方面への道沿いにあり、枝垂れ桜で有名です。
地上に届かんばかりの枝垂れ桜の花は優雅な雰囲気です。
お寺の前の田んぼの水鏡に映る桜がニュースになりますが、今年は早く咲きすぎて田んぼの準備が間に合わなかった様子でした。
上高地線を登って行くと山肌に雪が残っています。でもさすが4月、雪解けが進んできていて雪根開きが見られます。
安房トンネルを抜けると岐阜県側の方が雪が残っていました。
笠が岳も真っ白です。
山を下って行くにしたがって春の気配が見られます。こぶしが咲き、木々の芽吹きの色がきれいです。
ヤマザクラも咲き出していました。
里の桜も満開の様子です。
この日から「富山県中央植物園」のさくらまつり開催とのことでお花見に立ち寄りました。
さくらまつり初日だったのですが、早々咲きそろった今年の桜たち…すでに散り始めていました。
池をの向こうにソメイヨシノがきれいに咲きそろっていて、みごとな眺めです。
花のプロムナードは300mにわたっています。花びらと桜の樹影もまた素敵です。
菜の花との競演も素敵です。
花びらの絨毯の道を散策しました。
池の花筏も風情があります。
高台から眺める桜並木はみごとでした。この先に立山連峰が見られるはずですがあいにくの花曇りでした。
ここにはたくさんの種類の桜が植えられています。「ヤエべニシダレ」は谷崎潤一郎が細雪の中で「夕空に広がっている紅の雲」と表現している花です。
名前は?ですが白い八重桜が素敵でした。
ハナモモもたくさんの種類がありました。
植物園ですので桜以外の花々もたくさん!「バイモ」と「ヒマラヤユキノシタ」です。
これは珍しい中国の花「チョウキンレン」(地涌金蓮)です。黄金の蓮の花が地上からわき上がったような姿だそうです。
原種系チューリップのあれこれ…可愛らしく咲きていました。
この植物園には大きな温室があって熱帯植物園とラン温室になっています。珍しい植物や華麗な蘭の花々も堪能できました。
沢山の桜を楽しみ、記念にオオシマザクラの苗木を購入してきました。一昨年の桜まつりの際、ここで購入したオオシマザクラ…実は枯れてしまったので、今度こそはと再購入です。今度はちゃんと育てて、葉を使った桜餅を作ってみたいです!