昨日は牛伏川の自然観察会の日…でも私は別の用事があって行かれないので、先週行って来ました。この時期に出会いたい花は何と言っても「アケボノソウ」です!ここでは一時期絶滅寸前まで減ってしまったそうですが、保護しつつ観察していてだいぶ増えてきています。ちょうどいい咲き具合の「アケボノソウ」に出会えました。
この繊細な花びらの模様には、いつ出会っても感動します!この花弁の緑色の斑を地上の山に、紫黒色の細かい点を空の星に見立て、夜明けをイメージして曙草(アケボノソウ)と名付けたとも言われています。
他にも出会いたかった花が沢山…草叢に目立つのは「フシグロセンノウ」その色に出会うと元気をもらえる気がします。
似ている花たち…「コウゾリナ」、「ヨメナ」、「ゴマナ」です。
ここにはオミナエシ(女郎花)は無いけれど、「オトコエシ」(男郎花)が咲いています。
「タマアジサイ」はすっかり花開いていました。
やっぱり秋…こんなキノコが顔を覗かせていました。いずれも毒キノコ…
この花の後(花は黄色です)は「オオガンクビソウ」…雁首とは煙管の先で、花の付き具合がこの煙管の雁首に似ているからだそうです。
7月に咲いていた「ウバユリ」はすっかり実が付いていました。この中に無数の種が入っていて熟すと飛び散ります。
他に咲いていたのは「クサノオウ」、「ママコノシリヌグイ」、「キンミズヒキ」、「イタドリ」です。
この日の牛伏川フランス式階段工の姿です。ちょっと曇り空でしたが、青葉の中に美しい流れでした。
この日出会ったチョウ…アザミに「ジャノメチョウ」、シシウドに「ヒョウモンチョウ」です。
この日から4日後…東京からのお客さんを案内するというので、またまた牛伏川へ行って来ました。前回見落とした花たちです。「キツリフネ」と「ミゾソバ」、「シデシャジン」、「サラシナショウマ」です。
とっても大きな「バライチゴ」の実に出会いました。
もう一度載せたい花は「アケボノソウ」…この日案内した方の旦那様は「アケボノソウ」が大好きだったそうで、あちこち「アケボノソウ」に会いたくて歩かれたようです。この方、亡き旦那様の思い入れのある「アケボノソウ」に出会えて感激されていました。案内した甲斐がありました…ちょうど見ごろできれいに咲いていました。
この日出会ったチョウたち…アザミに「ヒョウモンチョウ」、タニソバに「ミスジチョウ」、サラシナショウマに「ヒョウモンチョウ」です。
この日の階段工…いつもと変わらず滔々と流れていました。
ところで信州はいよいよソバの季節…あちこちでソバの花盛りです!この日も青空にソバ畑がきれいでした。松本への道、山麓線での眺めです。
稲も実りの時を迎えています。
もう一度ソバの花…一面のソバ畑の風景もいいけれど、よく見るとソバの花も可愛いです。
おまけは久しぶりに撮った塩嶺からの諏訪湖風景です。
秋の牛伏川も見どころ満載でした! 去年は牛伏川フランス式階段工竣工100周年、今年は101年目となります…