大型連休前半の2日目…混雑したところは避けて野山を歩こうと、箕輪町の「萱野高原」へ行ってきました。天竜川に沿って伊那谷を南下し、箕輪町に入ってから東に向かって山道を登って行きました。木々の芽吹きが美しい里山の風景です。
「萱野高原」までは里から5㎞ほどですが車で行けます。ここから見える中央アルプスの姿がとっても素敵でした。
車を停めて高原内のウォーキングコースを歩きました。
まず湿原にに向かって歩きました。ここには水芭蕉が咲くのですが、残念ながらすでに終わっていました。咲いていたのは「クリンソウ」でした。
湿原には「コゴミ」やシダ類がたくさんでていました。
「ヒトリシズカ」は群生してこれから咲き出すところでした。
コケの姿もすてきな湿原でした。
コースに沿って山道を歩くと咲いていたのは「ミツマタ」の大木でした。
足元に目をやるとスミレたち…「フモトスミレ」と「タチツボスミレ」でしょうか、可愛らしいスミレがたくさん咲いていました。
「シロバナヤマブキ」がきれいでした。ここでは白花しか出会いませんでした。
コース途中にはお宮があって「ミツバツツジ」の大きな木がありました。
松林の中を歩きましたが、ところどころに「ヤマザクラ」があって、ちょうど見ごろでした。
途中で見つけた幹に残されたこの爪痕…もしかして熊ではないでしょうか…この日は夫と一緒でしたが、ちょっと怖くなりました…
木々の芽吹きにも癒されながら歩きました。
このきれいな葉は「ハナカエデ」だそうです。
「クロモジ」の花も咲いていました。
山桜にも出会え、途中でお弁当を食べながら気持ちの良く歩くことができました。
何と穴場の高原!だれ一人歩いている人のいない静寂の高原でした。後半に続きます…