実家に干し柿用の渋柿を採りに行ったので、町内の「辰野美術館」に立ち寄りました。ここでは今「日本の真ん中で美がひらく」と題する企画展をしています。辰野町はちょうど日本の真ん中に当たる場所だとうたっていて、この土地ゆかりの作品が「長野県立美術館」から出張して来ていました。
辰野町出身の「中川紀元」「中村不折」「瀬戸團治」やこの町にゆかりのある「菱田春草」「荻原碌山」「山下清」等々、たくさんの作品が県立美術館からやって来ていて注目でした。1階と2階のかなりの部分を占めての企画展でしたが、どれも写真撮影は禁止でしたので写真がありません。パンフレットからです…
この美術館の3階は「歴史の部屋」となっていて、町内の遺跡からの出土品などが展示されています。ここは撮影可でしたので縄文土器などを撮ってきました。ここで注目の「仮面土偶」は「十日町市博物館」(国宝「火焔型土器」のある博物館です)へ出張中でこれはレプリカでした。「尖石縄文考古館」にある国宝の「仮面の女神」に似ています。
小さな土偶の顔やたくさんの縄文土器、それに石器などにも注目して見てきました。
この美術館に来ると必ず立ち寄るのが3階の展望回廊です。ちょうど紅葉がきれいに見えました。
こちらは辰野町のシンボル「大城山」…ここに「日本のど真ん中」の標識があります。
こちらは中央アルプスと南アルプスに囲まれた伊那谷の風景…天竜川が蛇行して流れています。車の走っているのが中央道です。
ここから見下ろした一角には色とりどりのテントが張られ、ちょうどこの日はクラフト市が開かれていました。美術館の後でテント内を巡り作家さんたちの作品を見せていただきました。
久しぶりのクラフト市で、各地のクラフト市巡りをしていた頃が懐かしかったです。この後、街中で開かれている「トビチ美術館」を巡りました。続きます…