長野県の農業関係試験場の一般公開があるとのお知らせが生協のニュースに載っていました。県の農業関係試験場はいつも松本へ行く時に通る山麓線にある「畜産試験場」、須坂市にある「果樹試験場」、塩尻市にある「野菜花き試験場」があります。その中で都合のつく「野菜花き試験場」に行ってきました。年に一回一般公開をしているようですが、初めて出かけました。
母をデイに送り出してから行ったので到着時はもう開始時間過ぎ…駐車場も満杯でようやく駐車し、野菜売り場に行ってみたら長蛇の列!諦めてイベント参加の受付に行ったら参加したかったフラワーアレンジメントは満杯で締め切り、空いていたのは「そばづくり」のイベントでした…「そば打ち」でなく「そばづくり」?と少し疑問を抱きながらの参加でしたが、行ってみてなるほど!これは素人でもできる「そばづくり」でした!こんな道具を使っての「そばづくり」…
夫の手打ちそばの打ち方をいつも見ているので、この道具にはビックリ!使い方は解説を見て下さい…まずは計量と水まわしでです。「ざっくりん」という水まわし器具を使って、まとまるまでひたすら回して粉と水を合わせます。
続いて「こね」の過程です。ここでも「ディスク」を使って3回折りたたんで押さえつけるようにしてこねました。
次は「のし」の過程です。この「のしぼう」は中心部の幅が「のす」厚さにくりぬかれていて、必要な幅と必要な厚さにのすことが出来る優れものでした。
つぎは「切り」の過程…通常は包丁を使いますが、ここでは「パスタマシーン」を使いました。
茹でて冷水に取り、締めて出来上がりでした。美味しい蕎麦が出来上がりました。自分で作った蕎麦は別室で美味しくいただきました。
地元産の新蕎麦はとっても美味しかったです。その後、農場を見学しました。大きな白菜や立派なネギがこれから収穫する野菜の様でした。アスパラのハウスも見学しました。
このレタスは水分や肥料を変えて育てていて、適切な水分と肥料の知る試験中だそうでした。
皆さん、開始のかなり前から並んでいたそうで(生産物の販売は市場価格よりかなりお安い!) 私が「そばづくり」の体験を終えた頃にはもう行列は解消されていましたが、野菜や果物は何も残っていませんでした。残っていた「シクラメン」だけお買い上げ(なんと200円!)
農場を見て回りながら「スタンプラリー」に参加したら全問正解!商品はネギ2本かキャベツ半玉かパンジー3鉢の内のどれか…パンジーをもらってきました。重量当てクイズにも参加…ヒントが隠されてはいましたが、キュウリやナスやトマト1キロ当てクイズでは、2gしか違わずぴったり賞!大きなサツマイモをいただきました…参加賞の「コダカラソウ」もいただきました。
お買い得の野菜は手に入りませんでしたが、美味しいお蕎麦をいただき、花が手に入り、初めての試験場の見学もでき、楽しいひと時でした…