山に登ることが少なくなってしまったのですが、久しぶりに「守屋山」に登ってきました。「守屋山」は諏訪市と茅野市、それに伊那市高遠の境にあります。 この麓には諏訪大社があって、守屋山が諏訪大社の御神体とも言われています。この日は国道152号線の杖突峠から少し高遠方面へ下った所の登山口から登りました。
この日は夫の知り合いの青年とそのお母さん、そして私と夫…この方々とは以前にこの守屋山にも霧訪山にも登りました。すっかり青葉に覆われた森を抜け、川を渡って登って行きました。大きなシダ(「シシガシラ」と教えていただきました)が目立つ登山道でした。
ここで出会った花で嬉しかったのは「ベニバナヤマシャクヤク」です!もう花が末の状態でしたが、何株かこの辺りにあって感激でした。
「ニリンソウ」→「フタリシズカ」もたくさん咲いていました。「サワギク」と「ニガナ」と「シロニガナ」です。
登って行くに従って笹薮になってきました。これは「ササ」の花!この蕾の中から花が出てきます。何と50~60年に一度しか咲かないのだそうです。鎖のある急登も頑張って頂上にたどり着きました。
「守屋山」には東峰と西峰の二つのピークがあって、こちらは東峰です。ここから眼下に諏訪湖、そして周辺の八ヶ岳から北アルプス、中央アルプス、南アルプスが見えるはずですが、この日は雲が多く見えませんでした。
東峰から西峰へはアップダウンはありますが緩やかな尾根道も続いています。「オオカメノキ」の「癒しの並木道」を抜け、「ブナ」の大木の「元気になる木」にパワーをもらって登りました。
緑の森の中では「ヤマツツジ」がたくさん咲いていて、その花盛りの木は美しい景観を見せてくれていました。
西峰に着きました。こちらの方が東峰より少し高いです。諏訪湖を眺めつつ、ここで昼食をとりました。悠々とトンビが舞ういい景色でした。
頂上からは360度の景観が望めるはずですが、この日の各アルプスは雲の中でした。
山頂周辺に咲いていた花たち…これは「タニウツギ」と「ヒメウツギ」です。
黄色の花に目を引かれる「ミヤコグサ」が群生し、紫色の「ウツボグサ」もたくさん咲いていました。
「クルマムグラ」と「キンポウゲ」、それに「アヤメ」と地上すぐの所で咲いていたのは「ミニアイリス」のような咲き方ですが、これも「アヤメ」でしょうか…
木々の花たちや?の花(「オオヤマフスマ」と教えていただきました)も載せておきます。
ここで出会ったチョウは「キアゲハ」と「ツマグロヒョウモン」と「モンキチョウ」でした。緑色のきれいな「ゾウムシ(リンゴコフキゾウムシと教えていただきました)」です。
キノコも見かけました。白い小さな茸は「ヒメヒトヨタケ」、何やら怪しい形態のものは「ノムシタケ」でしょうか…
最後に美しい花を…春の名残の「キバナヤマオダマキ」と夏の始まりの「ノアザミ」です。
たくさんの出会いと感動のあった山行きでした。ただ、久しぶりの山行きは体力の低下も感じ、大いに疲れました。この日の歩数は17406歩でした…
今度は登山を!
以前も守屋山に登山された様子を拝見しています。
季節が違うと咲く花々も異なり、楽しそう!
巨大なシダはもしかしたらシシガシラ?
貴重なベニバナヤマシャクヤクに出逢えたのですか?
未だ数本見られたなんて・・・
盗掘される事無く咲き続けて欲しいですネ。
フタリシズカと共にニリンソウも??
季節がかなり逆戻りしていますネ。
ササの花。珍しいですネ。
竹の花と同じで、花が咲くと根こそぎ枯れるのでしょうか?
5弁の小さな草花はもしかしたらオオヤマフスマ?
「ノムシタケ」は初めて見ます。
如何にも不思議な形をして居るキノコですネ。
眼下に見渡す諏訪湖は強風の影響でしょうか?
さざ波が模様を描いて居ますネ。
何と17406歩⁉
私の1週間分の歩行以上だと思います。
凄い!! の一言です。
梅仕事でお疲れかと思っていたのに、今度は登山ですか?
わたしも言ってしまいましょう。本当にタフですねぇ〜(笑)
わたしなんて、下の畑から自宅玄関まで戻るのにフーフー言ってますよ!
膝から下が弱っているなぁ…って思い、すっごく不安な今日この頃・・・
すぐ近くのヒメシジミポイントさえも、出かけるのを躊躇してますが、
年に一度の発生なので、それくらいは出かけたいと思うけれど、
重たい腰がなかなか上がりません。
お仲間と一緒の登山も、また楽しいでしょうね♪
木々の緑が深まって、気持ちよさそうです。
たくさんの花との出会いも嬉しいですね。
八ヶ岳やアルプスが見えなかったのは残念でしたね。
でも、眼下に見える諏訪湖の眺めが素敵です。
緑の中に咲くヤマツツジがきれいですねぇ〜
一服の清涼剤的で、花を眺めてホッと一息されたことでしょう。
「アヤメ」は自生でしょうけど、「ミニアイリス」も自生してるのですか?
登山でのツマグロヒョウモンとの出会いも、ちょっと意外な感じがしました。
色んな生態系が変わりつつあるのでしょうか・・・
「ノムシタケ」・・・これは怪しげですね(笑)
キバナノヤマオダマキは大好きな花。
今年は庭でも、例年になくあちこちでたくさん咲きましたが、
やはりこの花は、林道で出会うと嬉しくなる花ですね。
アザミの写真がとっても素敵です〜
この守屋山はもう10回以上は登っている山です。
四季折々に見どころがあって嬉しい里山ですが、
次第にこの山も登るのが大変になって来てしまいました。
当日も次の日も疲れてぐったりでした(笑)
この山で「ベニバナヤマシャクヤク」に出会えたのは嬉しいことでした。
花が末でしたが、思いがけず貴重な花姿を見ることが出来ました。
何株かあって、本当に無事にここで咲き続けてほしい…
そう願いながら見てきました。
巨大なシダは「シシガシラ」というのですね。
見事な姿のシダでした。
フタリシズカをニリンソウと勘違い…お恥ずかしいです。
訂正させていただきました。
フタリシズカはまだたくさん咲いていました。
5弁の小さな花は「オオヤマフスマ」ですね。
これも追記させていただきました。
ranさんはさすがよくご存じで!
いろいろ教えていただいてありがとうございました。
ササの花は珍しいそうですね。
タケの花同様に花が咲くと枯れるそうで、
来年はこの笹薮がどうなっているのでしょうか…
ササの花も奇妙なキノコも初めての出会いでした。
諏訪湖はよく見ると風の影響でしょうか、
霧が湧くような気配にも見えました。
湖面の模様はさざ波によって描かれているのかもしれませんね。
なかなかいい眺めでした…
久しぶりに山行きでつくづく齢を感じたことでした。
一時にたくさん歩かずとも日々少しずつ歩けばいいのですが、
普段は1000歩も届かない家籠りです…
お二人にタフだと言われてお恥ずかしいくらいです。
実は疲れを引きずっていまい、その後2日間もぐったりでした(笑)
体力低下を実感したことでした。
みさとさんの日々の庭仕事の方がよほど動かれていると思うのですが、
私は先日久しぶりに畑仕事をしましたが休みつつ2時間が限界でした…
膝から下が弱っていると私も今回感じましたが、不安ですよね。
あまり大事にしても筋力が落ちてしまうし、頑張れば一層痛めてしまうし、
その兼ね合いが難しいところですね。
頂上までの長いと感じる道のりも
周囲の木々や花に励まされて登れるのかもしれません。
そしてご褒美の頂上からの景観…
この日は周囲のアルプスが雲の中で残念でしたが、
普段見慣れている諏訪湖を俯瞰することが出来て良かったです。
ちょうどヤマツツジが花時だったのも嬉しかったです。
アヤメはところどころで咲いていたのですが、
このミニアイリスと思った花もアヤメでしょうか…
ミニアイリスの原種は海外で日本のは園芸種…
開花時期も普通でしたら早春ですもの、変ですよね。
地上すぐの所に咲いていたのでその姿がミニアイリスに似ていたのですが、
ちょっとこれは疑問なので訂正させていただきます。
気付かせていただきありがとうございました。
蝶にも出会い、不思議なキノコにも出会いました。
キバナノヤマオダマキは庭で咲いたら嬉しい花ですよね。
そして山道で出会っても嬉しい花ですね。
春の花にも夏の花にも出会ったこの日でした…
守矢家と繋がり、神々しい山に見えて来ます。
実際そうなんでしょうね。
しかしWikipediaには、山頂の祠は諏訪に
背を向けており、御柱もないなどと、
諏訪大社との関連の希薄さを示す面もある
ことを挙げております。
地理的には箕輪や伊那などとのつながりも
強かったのか。
と不思議な感覚を覚える山でした。
私は一度も登ったことがありません。
普段意識もしてなかったです。しかしこちらの
投稿を拝見して、諏訪大社との
関連もあり、一度行ってみたいです。
守屋山…諏訪の地には「もりや」と呼ばれる名前が複数あります。
特に守矢家や洩矢神社との関連が思い浮かびます。
由緒を辿れば繫がりもあるようようですね。
でも確かに山頂の祠は諏訪大社の方角を向いていません。
それに御柱もありません…
この山の諏訪から反対側(伊那市高遠)には守屋神社があって、
山頂の祠はその奥社のようです。
ちなみにこの地区には守屋姓の方が多いようです。
伊那側との繫がりもあった山なのかとも思います。
でもたしかに諏訪との関係もありますし、
何とも不思議な感覚の山ですね。
この山、途中に急登はありますが、
おちゃさんのように普段歩き慣れている方でしたら、
きっと登って楽しめることと思います。
晴れていれば山頂からは八ヶ岳をはじめ、
各アルプスの山々の展望を楽しめますし、
諏訪湖や茅野市や原村などの八ヶ岳の裾野も望めます…
くちこは、登山って苦手ですが、この記事を読むと、何処かに登りたくなりました。
湖を見下ろすのも良いですねえ。
キンポウゲ、懐かしいです。
昔は、多少、山歩きもしていたのでね。
昔は高山に登る前の足慣らしに登る山でしたが、
今はこの山に登るのが精いっぱいの感じです…
本当に頑張って登った感がありました。
こうした里山が身近にあって嬉しいことです。
この地に住んでいて、この諏訪湖の存在は大きく、
湖岸で眺めるもよし、高台から眺めるもよし、
あちらこちらでその眺めが楽しめます。
キンポウゲは山道に咲いていて嬉しい花ですね。
その明るい花色に癒されます。
くちこさんにとっても思いのある花なのですね。