ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

鎌倉街道ウォーキング~寺巡り~

2021-07-01 | ウォーキング

前回の「旧鎌倉街道(三本松ロマン街道)」ウォーキングの続きは、諏訪市から辰野町に向かう有賀峠の登り口にある「江音寺」から出発して茅野市方面への道でした。この街道筋にはお寺が多いので、寺巡りをしながらのウォーキングとなりました。

 

まず「江音寺」です。ここには立派な「シダレヤナギ」の大木があります。

 

     

 

立派な山門と木鼻です。

 

 

 

 

山門脇には石仏がたくさんありました。

 

本堂は江戸時代のものとのこと…立派な佇まいでした。

 

 

鐘楼や古い建物も趣のあるものでした。

 

 

 

ここから「旧鎌倉街道」を進みます。前回歩いた「三本松ロマン街道」の続きです。

 

松並木も街道らしい風景です。

 

「西山公園」に着きました。ここはたくさんの桜が植えられていて、標高817メートルの地は桜の時期には遠くからも確認できるほどです。ツツジもたくさん植えられています。

 

「中央自動車道」の上の山沿いの道を行きました。諏訪湖は遠くに見下ろします。

 

 

この日の八ヶ岳は少し霞んでいました。

 

花盛りだった栗の木とマンネングサ…畑にはソバの花が咲いていました。

 

 

 

次のお寺は「龍雲寺」です。鐘楼門が立派なお寺でした。

 

 

石庭も美しく、静かな佇まいのお寺でした。

 

次に向かったのは「善光寺」です。ここは飯田市の「元善光寺」から長野市の「善光寺」へご本尊を移動する中間点で、7年間この「善光寺」にご本尊があったそうです。

 

 

立派な山門です。ちょうど山門の向こうに蓼科山が見える位置だそうです。

 

 

本堂も立派で、ちょうどご住職がいらして本堂内部を案内してくださいました。庭にはたくさんのムシトリナデシコが咲いていました。

 

 

善光寺に移った如来の後に、本田善光が祀った如来は秘仏となっているそうです。明治期の廃仏毀釈によって諏訪大社の神宮寺よりこの寺に移されたこれらの像は鎌倉~南北朝時代のものだそうで、奥にしまわれていた像も実際に見せて下さいました。(写真はパンフレットより)

 

 

このお寺の前の道も旧鎌倉街道です。

 

こんな石橋も風情があります。街道が続いています。

 

 

この辺りは急坂で、川の中には石が埋め込まれて流れを落ち着かせる工夫がしてありました。

    

 

次に訪ねたのは「習焼神社」です。この神社は1565年に武田信玄によって再興されたのだそうです。

 

ここでの注目はこの「舞屋」です。ここにも貴重な「回り舞台」が残っていました。

    

 

 

 

この周囲の絵地図がありました。ここから出発地の「江音寺」に戻りました。道沿いには石碑や石仏があり、道からは諏訪湖が眺められました。

 

 

 

お寺や神社を巡った今回のウォーキング…なかなか充実した内容で、興味津々でした。直線距離ではさほどではないのですが、上り下りの道やあちこち行き来したりで、12658歩も歩きました…

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄い歩数だろうなあと思いつつ読みましたが (くちかずこ)
2021-07-03 12:20:14
やっぱり!
くちこは、トルコ旅行以来、10,000歩を超えたことは無いと思います。

善光寺って色々ある?
移ったりしたんですか?
くちこは、いつか行こうと思っていますが、今は長野市にに???
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江音寺 (ran1005)
2021-07-03 18:44:58
「江音寺」から出発して茅野市方面へ鎌倉街道を歩かれたのですか?
私も江音寺さんは行った事が在ります。
重厚で立派なお寺さんですよネ。
お寺はもちろん参拝したのですが、一時期江音寺様の精進料理が人気が在って
食に興味のある方々の集まりで連れて行って頂いた事が在ります。
写真を拝見して思い出します。
たった一回しかお参りして居ませんが・・・
茅野に向かう鎌倉街道には随分沢山のお寺が在るのですネ。
もしかしたら宿泊施設の役割も果たしていた場所でもあったのでしょうか?
昔懐かしい佇まいが現存している場所も在って
さながら時代劇を見る様ですネ。
善光寺様のお話は初めて聞きましたヨ。
それにしても12658歩とは・・・
私にとっては脅威の世界です。
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くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2021-07-03 19:57:16
こんばんは。
この日は本当に上登り下りと、行ったり来たりで良く歩きました。
記事を見ていただきながら歩数を想像されたのですね。
そういえばくちこさんのトルコ旅行も良く歩かれていて…
ハードな行程をクリアされていて、すごいこと!と思いました。

善光寺の御本尊の如来は本田善光がまず元善光寺に祀り、
その後お告げによって諏訪の善光寺に祀り、
その後再びのお告げによって長野の善光寺に祀ったのだそうです。
ですので、今は長野の善光寺にご本尊があるようです。
でもここにも長野の善光寺に移された後に祀られたご本尊があって、秘仏になっているそうです。
何だかややこしい善光寺のお話でした…
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ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2021-07-03 20:15:24
こんばんは。
ranさんは「光音寺」さんをご存じだったのですね。
私は有賀峠に向かう道は通っていましたが、このお寺は初めて参拝しました。
大きなお寺でビックリしました。
ここで精進料理を味わわれたのですね。
お寺さんの精進料理は味わい深いものだったことと思います…

「江音寺」からの鎌倉街道にはお寺さんが沢山…
パンフレットにもあるように、諏訪自体がお寺さんの多い場所かとも思います。
ウォーキングしながらのお寺巡りは興味津々でした。
この諏訪の平を見下ろせる西側の道沿いはなかなか風情のある場所…
諏訪にあった善光寺の由来は私も初めて聞きました。
元善光寺と長野の善光寺の間に諏訪の善光寺があったとは…
新たな発見のあったウォーキングでした。

この日は上り下りもあって、少々バテ気味でした。
その後、次の日も次の日も一日家の中で2000歩にも満たない歩数でした…
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歩く (take)
2021-07-04 07:25:03
おはようございます。
出遅れましたが こちらに

12658歩!!
よく歩かれましたね。
私もゆっくりご一緒させていただきました。目の運動、頭の体操
こうして写真を載せていただくと その一枚一枚に想いを馳せます。

マップの原田泰治美術館、ガラスの里から 歩かれた道は あのあたりかとわかりました。
中央道を上から眺めた写真には「そのカーブと、上をまたぐ道路には ああそこだゎ」とかね・・

古刹をめぐり 立派な山門、木鼻を拝見し
鐘楼門という門の存在も知り 振り向いた景色は門で切り取られてまた風景を素敵にしてる。

「善光寺」
いつかおききした「善光寺」のひとつですね。
武田信玄に繋がる「甲斐善光寺」
そして習焼神社(ならやきじんじゃ・・読み方はマップを見ました)
も・・またひとつ武田信玄繋がりを知りました。

「出発地の光音寺に戻り・・」
私はすぐ忘れる、そうだったんだっけ・・出発地に戻りました。
ん?江音寺か。
何と読むのかしらと思っていたけれど 
ふふふ きっと「こうおんじ」
たまにはタッジーマッジーさんにも「つっこみ」を。
あ、タッジーマッジーさんなら「判読されてスルー」にしてくださっているか。
ま。たまにはこんなこともあってもうれしい。
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takeさんへ (タッジーマッジー)
2021-07-04 19:58:22
こんばんは。
この日は一万歩を越え、登り下りもあって少々バテ気味でした…
一緒に辿っていただいてありがとうございました。
この道はtakeさんがいつも通られる道の西上にあります。
この場所は写真や地図からすぐ見当がついたのですね、さすがです!
この道が旧鎌倉街道として茅野市から岡谷市までつながっていたようです…

この道は古刹巡り…とってもいいコースでした。
細い道ですが、何やら風情もある道でした。
鐘楼門…山門と鐘楼が一体化しているのは、こちらでは時々目にします。
この時巡った「龍雲寺」と「善光寺」がそうでした。
「善光寺」では門の真ん中に伸びた綱を引くと鐘を撞ける仕組みになっていました…

「善光寺」…今まで「元善光寺」は行ったことがあって知っていましたが、
元善光寺から長野の善光寺に移る途中の諏訪の善光寺は認識不足でした。
このことは今回の注目事項!
それに廃仏毀釈の難を逃れた古い4体の立像も注目でした…
そういえば甲府にも立派な「甲斐善光寺」がありましたね。
歴史をたどると、ご本尊は長野から甲府へそしてまた長野へと移動されたということでしょうか…
武田信玄の信心の篤さが偲ばれます。
それに諏訪の地では神社仏閣に武田家繋がりが多いです。
この習焼神社のように…

ウォーキングは大抵出発地に戻って終了です。
と、ここで…間違い発見ですね!
さっそく修正させてもらいました。
「つっこみ」していただいて感謝です…
ところでこのお寺さん、「コウインジ」だそうです。
ところが最近格上げされて呼び方が変わったとか…
漢字はそのままで呼び方が変わるものなのだと妙に感心して、肝心の新しい呼び方を失念…
檀家さんが仲間にいるので、今度確認しておきますね。
間違いやら物忘れやら、こんな私です…
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