富士見町の「ネズコの森」に娘夫婦に案内してもらって行きました。「ネズコ」は「クロベ(黒檜)」のことで、日本特産のヒノキ科常緑高木です。木曽五木の1つでもあります。昨年は鬼滅の刃がブームで、禰豆子(ねずこ)繫がりの「ネズコ(クロベ)」も注目されたようです。この場所の正式名称は「大泉水源の自然樹林」です。
ここには「ネズコ」の古木が17本もあって見事です。他に「ウラジロモミ」や「スギ」、「モミ」などが生育しています。
古木は洞があったり、苔むしていたり、幹から新たな木が生えていたりしていて、育った歳月の長さが思われます。
ここは水源の森でもあります。大きな岩の下から八ヶ岳の伏流水が湧き出ていました。
湧き出る水はとても澄んでいて、周囲の木々を映す水鏡が美しかったです。
この水鏡の美しさは、しばし時を忘れさせてくれるほど…気持ちの良い空間に身を置いて眺めました。
苔むした流れもありました。苔の美しさにも注目でした。
咲いていた花は「マイズルソウ」と「チゴユリ」でした。どちらも楚々とした素敵な佇まいで咲いていました。
ここで見つけた卵…何の卵でしょうか、鶏卵大でした…
見上げれば、木の上の方には巣(?)らしき影もありましたが、上から落ちれば当然割れるでしょうし、謎です…
誰もいない静かな森…気持ちの良い空間で、良い時間が過ごせました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます