ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

軽井沢へ~プリンスグランドリゾート軽井沢~

2024-10-04 | ドライブと散策

「小諸城址懐古園」から軽井沢に向かいました。前々から行こうと思っていた「千住博美術館」が目的地なのですが、もう「小山敬三美術館」と「懐古園」を見た後でもう一ヶ所の美術館はきついかと軽井沢で一泊して次の日に「千住博美術館」へ行くことにしました。以前でしたら軽井沢へは日帰りで行って2か所くらいの美術館巡りが出来ていたのですが、年とともに無理が効かなくなって一日1か所、一泊の旅となってしまいました。

コスモス揺れる街道を浅間山に向かって進み、途中で国道18号線に入りました。

     

     

     

     

 

途中から国道18号線の軽井沢バイパスに入り、南軽井沢の信号から軽井沢駅に向かいました。この道は「プリンス通り」と名付けられています。この日の宿泊は「軽井沢プリンスホテル」です。「ザ・プリンス新高輪」での接客がとても良かったので、またプリンスホテルを選びました。可愛らしいテルテル坊主が迎えてくれました。

     

     

     

     

 

早めに着いたので一休みして「軽井沢プリンスショッピングプラザ」を散策しました。以前は買い物目当てでここへ来たこともあったのですが、この日はブランド物のお店では目の保養をし、軽井沢土産を購入しました。このお店で気になるものを見つけました。信州人のソウルフード「ビタミンちくわ」入りのラー油でした。

     

     

 

広大な敷地にブランド物のお店などが並んでいますが、緑の空間もたくさんあって気持ち良かったです。

     

     

     

     

 

こちらはホテルのロビー…ハロウィン仕様になっていました。「イノシシ」の出現についての注意書きがあって驚きましたが、なんとその「イノシシ」を廊下の窓から見つけて、ますますビックリでした。その為、温泉施設の露天風呂の使用が中止になっていました。

     

     

 

そして注目はこの絵…「ザ・プリンス新高輪」にあった巨大壁画の縮小版で、「小山敬三」の「紅浅間」の絵がロビーの壁にかけられていました。

     

 

次の日の朝は霧でした。幻想的な霧の風景を見ながら散策しようとしましたが、じきに晴れてきました。広大な敷地内は周遊バスが走っていて乗れますし、軽井沢駅までのバスも出ていました。この「プリンスグランドリゾート軽井沢」の敷地と駅は接していますが、敷地が広大でバスで移動します。

     

     

 

敷地内には池もあって気持ちの良い散策が出来ました。

     

     

 

この建物がホテルです。高層の建物ではなく、自然の中に溶け込んでいます。右手に見えるのが食事をしたレストランでした。食事の写真がありませんが…

     

 

軽井沢のリゾート気分を味わえた、気持ちの良い空間のホテルでした。1日目は懐古園とショッピングプラザを歩いたので、歩数が10481歩にもなりました。2日目の「千住博美術館」に続きます…

 

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小諸懐古園を歩く

2024-10-02 | ドライブと散策とミュージアム

「小山敬三美術館」は「小諸懐古園」の中にあります。一番外れにある「小山敬三美術館」を見学した後で「小諸懐古園」を散策し、「藤村記念館」に入りました。まずは国の重要文化財に指定されている小諸懐古園の顔「三の門」です。江戸時代の1615年築で1765年に再建されたものです。

     

     

 

小諸懐古園にはお城は残っていなくて「天守台」が残されています。立派な石垣でした。古い松が一本残っていて、「島崎藤村」の「千曲川旅情の歌」の最初「小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ…」が浮かんできました。「千曲川旅情の歌」は別の場所に歌碑がありました。

     

          

 

ここは「島崎藤村」ゆかりの地で、「藤村記念館」があって見学しました。藤村の小諸時代を中心とした作品や資料などが展示されていました。この建物は著名な建築家「谷口吉郎」が設計しています。「谷口吉郎」は「東宮御所」や「帝国劇場」を設計した建築家です。

     

     

     

 

館内の撮影は禁止でしたのでパンフレットから…島崎藤村は27歳から6年間をこの小諸の地で過ごしました。     

     

     

 

ここには藤村の「椰子の実」の歌碑がありました。近くには幹回り6.5m、推定樹齢500年の大きな「ケヤキ(欅)」の木がありました。

      

              

 

小諸城」の築城は1487年(小笠原氏の流れをくむ「大井光忠」)ですが、1554年にこの地を制した「武田信玄」が拡張整備したそうです。それには「山本勘助」が関わったそうです。

     

 

ここからは遠く「富士山」が眺められるようですが、この日はあいにく雲の中でした。

     

     

 

この「懐古園」の中には「動物園」と「遊園地」があります!「動物園」は改修中で半分くらいの見学しかできませんでした。小さな可愛らしい動物園…「ペンギン」が注目でした。

     

     

     

 

動物園から見下ろす位置に小さな可愛らしい遊園地があって、メリーゴーランドとコーヒーカップが見えました。

     

     

     

 

ここで発見したマンホールの蓋には「浅間山」と「懐古園」が描かれていました。

     

 

「懐古園」は高台にあってその下に「千曲川」が流れています。園内はたくさんの桜が植えられていて、桜の時期に行ったことがありますがお花見の名所でもあります。秋の紅葉の時期も散策に良い場所で、もう色付いている木もありました。

     

     

 

「懐古園」のお隣にあったこの建物…「渥美清こもろ寅さん会館」です。「渥美清」さんと映画「男はつらいよ」シリーズの展示がされていたそうですが、今は休館中です。「寅さん」の像と「山田洋次」監督の碑がありました。

     

 

最後に「小諸城址懐古園」の案内図です。「藤村ロマンただよう信濃の名城」とのタイトルもありました。

          

 

久しぶりに「小諸城址懐古園」を散策していい時間が過ごせました。歴史の遺産を残しつつ、美術館やら博物館それに動物園や遊園地迄あって地元の方々の楽しめる公園になっていると感じました。

     

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村野藤吾の建物に出会う~小山敬三美術館~

2024-10-01 | ミュージアム

今年は「村野藤吾」の建築物を追っていて、4月には糸魚川市の「谷村美術館」を見学し、「八ヶ岳美術館」で「藤森照信」先生の講演をお聞きして美術館を見学し、6月には「ザ・プリンス新高輪」に泊まって「村野藤吾」建築を実感しました。そして今月は「小山敬三美術館」に向かいました。どれも「村野藤吾」建築物です。

国道20号線から分かれて国道142号線が始まるのはこのトンネルからです。中山道とほぼ同じルートで小諸に向かいました。

     

 

和田峠を越えた先が中山道和田宿…そこから笠取峠方面へ142号線を進みました。稲刈りが終わって「はざかけ」がしてある田んぼが目立つ田舎の風景を見ながら進みました。

     

     

     

 

笠取峠には江戸時代からの街道の松並木が残っています。

     

     

 

立科町で国道142号線から離れて小諸、東御方面へ向かいました。正面に「浅間山」が見えてくる位置ですが、雲に隠れていました。

     

     

 

千曲川に沿って進みました。良い天気で気持ちの良いドライブ日和でした。

     

     

 

途中で大きな岩が気になって写真を撮ろうと車を停めたら、そこに「田島征三」さんの作品があってビックリ!流木アートだそうです。絵本作家さんですが、大きな作品も作られていて以前に新潟の「大地の芸術祭」でも出会った作家さんです。

     

     

 

「小山敬三美術館」に着きました。小諸出身の洋画家で文化勲章を受けています。作品の写真撮影が禁止ですが、建物内部の様子は良いとのことでしたので少しだけ撮りました。

     

     

     

     

 

作品には浅間山を描いたものも多く、「ザ・プリンス新高輪」のロビーで見た巨大な壁画も浅間山を描いたものでした。ここの学芸員さんとお話しする機会がもてました。見てきたプリンスホテルの壁画「紅浅間」の作品のことや「村野藤吾」の建物のことなどあれこれ話ができ、とってもいい時間が過ごせました。壁画作成の様子のドキュメンタリー番組も見ることが出来ました。写真が無いので作品は絵葉書からです。

     

 

この美術館は「村野藤吾」の雰囲気が出ている建物でした。緑の中に素敵に佇んでいました。

     

     

     

     

 

アトリエも移築されていましたが、非公開になっていて内部は見ることが出来ませんでした。

     

 

高台にあるこの美術館、千曲川を見下ろすことが出来ました。

     

 

作品の写真が無いのでパンフレットからです。

     

     

 

素晴らしい絵画にも出会え、建物にも出会えた美術館で、とってもいい時間が過ごせました。

 

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