愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンで暮らす建築家夫婦をを追ったドキュメンタリー。東海テレビ製作で平成28年度文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門で大賞受賞した番組を、劇場版として再編集した作品。名古屋シネマテークで上映しており、先日、鑑賞してきました。ナレーション樹木希林、伏原健之監督、上映時間91分。
津端さんは自ら設計した高蔵寺ニュータウンに、完成当時から住み続けてきました。その自宅に植えた小さな苗木は雑木林のように育った。枯れ葉をまいて土を耕し続けた畑では、年間を通じて約100種類の野菜や果実を育て収穫。奥さんは収穫した作物で、夫のために自慢の手料理作る日々を送ってきました。
夫婦が暮らす家は、30畳一間の平屋建て杉の丸太小屋。90歳と87歳の夫婦のモットーは「年を重ねるごとに美しくなる人生」だったようです。夫の津端修一さんは平成27年6月、90歳で昼寝をしていて亡くなった。
名古屋駅近くのミッドランドスクエアシネマで「海賊とよばれる男」の映画を観賞してきました。
主要燃料が石炭だったころから、石油の将来性を予見していた国岡鐵蔵(岡田准一・主演)は、北九州の門司で石油業に乗り出す。その行く手にはいろいろな壁や妨害があったが、鐵蔵はどんな絶望的な状況でもあきらめず、奇想天外な発想と型破りな行動力で乗り越えていく。また鐵蔵は店の従業員を大切に、新たな道を切り開いていった。山崎貴監督、上映2時間25分。
名古屋駅近くのミッドランドスクエアシネマ2で「築地ワンダーランド」の映画を観賞してきました。豊洲への移転が決まっている東京都中央卸売市場築地市場。この市場は日本の食文化を80年以上支え続けてきた。そこでは仲卸の人々や料理人によるプロ同士の真剣勝負が繰り広げられている。この映画は、その市場の様子に密着したドキュメンタリー。遠藤尚太朗監督、110分。
※ 築地市場から豊洲市場への移転は、これまで11月7日とされていましたが、豊洲市場の主な建物の地盤で、土壌汚染対策の盛り土をしていなかったことが分かって、東京都議会などでも取り上げられ、問題となっています。
映画「SCOOP!」を名古屋駅近くのミッドランドスクエアシネマ2で観賞してきました。かつてはスクープをものにしてきた凄腕カメラマン。そのカメラマン都城静(福山雅治)が、今では芸能スキャンダル専門の中年パパラッチになり、自堕落な生活の日々を送っていた。それが写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者・行川野火とコンビを組み、スクープを狙う(上の写真)。そしてスクープを連発していく……。監督・大根仁、上映時間120分。
映画「怒り」を名古屋駅近くのミッドランドスクエアシネマ2で観賞してきました。ある住宅街で凄惨な殺人事件があった。現場には”怒”の血文字が残されていた。事件から1年。顔を整形して逃亡中の犯人の指名手配写真が公開された。このころ千葉、東京、沖縄に素性の知れない男たちが現れる。
洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あい子)が暮らす千葉の漁港(上の写真)。この漁港で働く洋平の職場に田代と名乗る青年が働きはじめた。この青年に愛子が弁当を作ってやり、やがて青年と恋仲になる。娘の幸せを願う父。その父は青年の素性に不安を抱いていた。このときにニュースで、殺人事件で手配中の続報が気になった。ある日、愛子も気になって、町に張り出されていた手配写真を見る……。李相日監督、2時間22分。
「後妻業の女」の映画を29日、名古屋駅近くのミッドランドスクエアシネマで観賞してきました。結婚相談所が催すパーティで可愛らしく自己紹介する小夜子(大竹しのぶ)の魅力に、参加の男たちはイチコロとなる。そして結婚した男ちが次々と亡くなる。探偵らの調査で小夜子は、後妻に入り財産を奪う”後妻行の女”だったことがわかる。鶴橋康夫監督。128分。