スティーブン・スピルバーク監督作品の映画「戦火の馬」が2日公開され、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで観賞してきました。
第一次世界大戦前夜のイギリスの農家に一頭の美しい馬が引き取られてきました。ジョーイと名付けられ、この家の少年アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。それが開戦によって、ジョーイはアルバートから引き離され、軍馬として戦場に送られてしまいました。
アルバートはジョーイを探すため、徴兵年齢になっていなかったが入隊し、激戦下のフランスへと向かう。強い絆で結ばれていた愛馬ジョーイとアルバートは互いに生き抜いて、やがては郷里の農村へ帰ってきました。2時間27分。
名古屋駅近くのピカデリーで4日、この日から公開された「日本列島 いきものたちの物語」を観賞してきました。
日本列島には9万種類もの生物たちが生息しているようです。こんな生き物たちの家族と愛と絆を描いたドキュメンタリー。下北半島の日本ザルの母と子ども。屋久島のサルとシカの絆。知床半島のヒグマ兄弟の独り立ちなど、それぞれの親は子どもを産み、生きるルールを教え、試練を乗り越えた子どもたちは、最後は独り旅立っていきました。1時間35分。
映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を30日、名古屋駅近くのピカデリーで観賞してきました。既に年末年始の休みに入った人も多く、映画館は賑わっていました。
太平洋戦争70年目の真実。1941年12月8日、なぜ戦争へと突入していったのか。1940年9月27日、日独伊三国軍事同盟締結。五十六が予測した通りに、日本はその後アメリカとの戦争に転がり落ちていくことになったようです。聯合艦隊司令長官の山本五十六は、対米戦回避を願う自らの信念と、軍人としての責務の狭間で苦悩し続けていた。
1941年の夏、五十六は一つの作戦を考えた。世界の戦史に類を見ない作戦を、軍司令部の反対を押し切り、敢行しようとしました。12月8日、太平洋上の空母から飛び立った日本海軍350機の大攻撃隊は、アメリカ太平洋艦隊に襲いかかりました。それは戦争に勝つためではなく、一刻も早く終わらせる、五十六が生み出した苦渋に満ちた作戦だったようです。
公式サイトから
名古屋駅近くのミッドランド スクエア シネマで5日、RAILWAYSシリーズ第二弾の「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を観賞してきました。
前作は島根県の一畑電車が舞台だった。今回は北アルプスを望む富山地方鉄道が舞台となった作品。富山と言えば、転勤で二年ぼど暮らしたことがあり、富山地鉄の電車にはよく乗り、映画に出てくる沿線の風景は懐かしく思い出しました。
ストーリーは、運転手として35年間、無事故で電車を走らせてきた滝島徹(三浦友和)は一か月後に定年退職することになっていた。定年後は妻・佐和子(余貴美子)と旅行をと考えたが、佐和子は結婚を機に止めていた看護師の仕事を再開したいと話す。二人は口論となり、妻は家出して、夫に離婚届を突きつけた。定年、最後の日の電車の運転を終えた滝島は、終着駅で出迎えた佐和子に再婚を申し込む…。蔵方政俊監督。2時間3分。
▽クリックすると、一畑電車を舞台にした前作のRAILWAYSのブログです。
http://blog.goo.ne.jp/sa012345/e/48a19277623719b8c98f3d1134d9a157
公式サイトから
名古屋市東区の名演小劇場で先日、99歳の新藤兼人監督にとって最後の作品になるという「一枚のハガキ」を観賞してきました。この映画は新藤さんの戦争体験が反映されている作品です。
戦争末期に招集された100人の中年兵は、上官がくじを引いて決められた戦地に赴任することになっていた。フィリピン行きが決まり、死を覚悟した森川定造(六平直政)は、妻・友子(大竹しのぶ)から送られてきた愛情のこもったハガキを兵士の松山啓太(豊川悦司)に手渡し、もし生き残ったら、妻を訪ねハガキを読んだと伝えてほしいと託しました。
戦争が終わり生き残った松山。ある日荷物を整理していたら定造から託されたハガキを見つけ、松山はハガキを持つて友子を訪ねました。見応えのある作品でした。114分。監督・脚本・原作:新藤兼人監督。
公式サイトから
名古屋駅近くのピカデリーで23日、この日から公開された映画「ロック わんこの島」を観賞してきました。2000年8月、三宅島の大噴火で全島民が避難する中で、離ればなれとなった犬”ロック”と、飼い主の少年らが家族の絆を取り戻すという、実話か生まれた物語です。中江功監督。2時間3分。
今年は犬に関連する映画を、これで5本目を観賞しました。その中でもロックは、東日本大震災で被災された人たちを勇気づけるよな映画と感動しました。
109シネマズ名古屋で28日、映画「犬飼さんちの犬」を観賞してきました。家族と離れ、離島のスーパに単身赴任中の犬飼(小日向文世)は、ある日、本社への出張で一年ぶりにわが家に帰りました。出迎えたのはサモエド犬の白色のサモンでした。犬飼は犬嫌いでした。
妻や子供たち家族は犬中心の生活でした。犬飼も仕方なくサモンを受け入れるようになり、やがて犬を通じて家族との絆や子供の成長に気づいていきました。白い毛並みにネクタイをしたサモンの、少し首をかしげながら見つめる愛らしさは、見事な演技?ぶりでした。
亀井亨監督。1時間32分。
愛らしい演技ぶりを見せたサモエド犬のサモン
名古屋駅近くのピカデリーで「星守る犬」が11日から公開され、観賞してきました。ワゴン車の中で中年男性と、男に寄り添うような犬の白骨死体が発見された。警察から処置を依頼された市福祉課の青年(玉山鉄二)が、遺留品のレシートなどを手がかりに、男と犬の足取りを追います。波乱人生を過ごす男(西田敏行)と、白い秋田犬ハッピーの旅が展開されていきます。
瀧本智行監督。2時間8分。
星守る犬のHPから
名古屋駅近くのシネマスコーレで映画「やぎの冒険」を観賞してきました。この映画は沖縄市の中学3年生仲村颯悟(りゅうご)君が監督をした作品。以前、テレビで紹介されていたのを思い出したのが、観賞のきっかけでした。
沖村君は小学生のころからビデオカメラで撮影を楽しみ、いろいろな作品製作を手がけてきたそうです。この映画は、食べられるために生まれてきたヤギが逃げました。そのヤギと少年たちのユーモラスな追いかけっこなど、少年の成長を描いています。上映時間84分。
写真は仲村颯悟監督=やぎの冒険のHPから
109シネマズ名古屋で5日から映画「わさお」が公開され、観賞してきました。この映画は今やテレビなどで知られ、日本一愛されるブサかわ犬”わさお(秋田犬)”と人間の、温かい絆の物語ですす。
舞台は世界遺産・白神山地の北端に位置する日本一夕日が美しい町とされている青森県西津軽郡鯵ヶ沢町。同町で、全面協力を受けロケしたようです。”わさお”は、現在の飼い主さんと出会う前は、捨て犬だったというオリジナル・ストーリーを映像に綴っています。大自然と人間と動物の絆を描いた物語に感動しました。
出演は薬師丸ひろ子、きくやわさお(秋田犬)ほか。監督・錦織良成、脚本・小林弘利、主題歌「僕の宝物」薬師丸ひろ子の皆さん。
二枚の写真は映画案内のチラシから
主人公の筒井肇(中井貴一)は、エリート街道まっしぐらのサラリーマンだった。島根で一人暮らしの母(奈良岡朋子)が病で倒れたのを機に、肇は郷里に戻り、幼いころの夢だった一畑電車の運転士になろうと決意、それを年齢のハンディーを乗り越えて実現させる。錦織良成監督。2時間10分。
この映画を観賞しに行くことになったきっかけは、4月中旬に島根に旅行、宍道湖の近くを走る一畑電車北松江線の電車を見たのと、泊ったホテルでこの映画の宣伝を知ったからです。
※ ▼映画「RALWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」は、ばらばらだった家族の再生物語でもあり、鉄道ファンならずとも見応えがある。ところが、現実にはさらに上を行く人たちがいた▼訓練費七百万円を自己負担しても、運転士になりたいという男性四人が先日、千葉県のいすみ鉄道に契約嘱託社員として採用された。訓練費は四人とも預金などで工面して、既に一括納付したという▼「小さいころからの夢を実現させたい」と、三十年近く勤めた会社を辞めた男性は家族に反対されたが、最後は「やりたいことをやってください」と理解してくれたという=6月6日付、中日新聞「中日春秋」から

RAILWAYS( レイルウェイズ)の映画をPRするHPから