政府の情報収集衛星(IGS)レーダー3号機を搭載したH2Aロケット20号機が12日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、地球周回軌道への投入に成功しました。この様子のニュースを見て、名古屋市科学館の屋外に展示されているロケットが見たくなり、13日に見学してきました。
展示されているのは「 H-ⅡBロケット」。国産の大型ロケットで、液体燃料を使った2段式のエンジンにより、約16.5tまでのものを上空およそ400Kmの国際宇宙ステーションの軌道へ投入することが可能ですと、説明されていました。
展示の大部分は実物と同じ構造試験機。ロケットの全長は実物の57mに対し、この展示物はやや短い50mになっているそうです。
名古屋市科学館屋外のH-ⅡBロケットの展示物
名古屋市科学館屋外の赤印で囲った部分に H-ⅡBロケットの
展示物が。
▽名古屋市科学館HP
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/index.html