今このCDをまた聴いています。

このCDは共にこの前の軽井沢の旅行の時にも持参したBill Evansの例のビレッジバンガードのライヴ盤とStan Getzがベースの革命児と言われているScott La Faroをサイドに迎えて録音したビブラフォンのCal TjaderをフィーチャーしたFantasy盤です。Filzener Herrenbergの地所のKabinettを飲みながら聴いたのは後者でした。前者についてはとりあえずおいておくとして後者はなんというか恰も（当然ジャズですが）日本の懐メロを聴いているかのような感覚に襲われます。

Scott La Faroも意外に堅実なバッキングを披露しています。ただ音は図太いので彼と分かり易いのですが。

前にも書きましたがStan Getzの演奏には（学園ドラマを見ているかのような）青春の切なさをどうしても感じてしまうのです。
これで今の季節ならおでんとtrockenかfeinherbのドイツワインがあれば最高なんですけねぇ。