教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Uさんの水彩画作品2点

2016年04月28日 | 教室風景

Uさんの新作水彩画を2点続けてご紹介いたします。


「さくら」 水彩画 F4

桜の花が大好きで様々な視点から毎春新しい作品を描いてきたUさん。
今年のさくらはいつになく艶やか。芽吹きの森と満開の桜を感じさせる
背景も素晴らしく、花の輝きと生命感をみずみずしく表現されています。

近づいてみました。


鉛筆でごく淡く花の形をとった後、たっぷり水を使いながら水彩絵の具を
溜める描き方で紙と透明水彩絵の具の美しさを最大限にひきだして
います。花への思いと画材への親しみ、描く喜びが感じられる作品です。

2作目です。


「牡丹」 水彩画 F6

群馬県の旅で出会った楮紙に刺激を受けて庭の牡丹を描かれました。
普段使用している厚めの水彩紙とは違う、薄くてのびる和紙に戸惑い
ながらも牡丹の量感とはかなさ、葉のひろがりを見事に表現されました。

近づいてみました。


にじみ止めがひかれていない和紙のもろさを体感し、絵の具の粒子が
どこまで広がっていくのか、水の量や筆圧を様々に試しながら楽しんで
描かれました。葉の表情や踊る花びらに遊び心があらわれ出ています。

違う厚みの和紙にも挑戦中。新しい世界が広がってゆきますね☆
Uさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“
作品集
”の中のUさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもごらんください。


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バンの親子とカイツブリ

2016年04月28日 | 生き物

「バンが子育てしているよ!」
嬉しい情報をいただき、夕暮れに大和市の泉の森に行きました。


バンです。珍しく水からあがっておりクチバシとおそろいの黄色地に朱色の
鮮やかな脚が見えました。
心配そうに水際をのぞいています。


ああっ、バンのヒナです!手のひらサイズの体に似合わぬ大きな足。
水に入りたいけれどおっかなびっくり。


いつも親鳥が近くに寄り添って見守っています。


ヒナはふわっふわ。落ち着きなく泳ぎ回ります。


頭頂部の羽毛がまだうすくておどけない表情です。
いかんせん光が足りず手ブレ連発。また晴れの日に会いに来たいな~!

カイツブリは2羽で仲良く泳ぐ様子が見られました。


ピロロロ~ 甲高い声を出しながらやってくるカップル


背中から可愛いヒナが顔を出さないか注意して見ましたが変化なし。
まだ子連れではないようです。


カイツブリのヒナは梅雨時に見たことがありますが今年はどうでしょう?

バンにカイツブリに、そうそうカルガモのヒナも。トンボの種類も増えてきたし
4月も末になって水辺に来る楽しみが増えました☆


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