教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

春の小旅(その四)浜辺での拾い物

2016年04月08日 | その他

安房神社に行った以外はずーっと浜辺を歩いた南房総の旅。


貝殻の破片が多い浜


海草や漂着ゴミが多い浜


観光地引網をしていた砂の細かい浜

遠くからこの模様を撮影していたら、母が集団の中から出てきたので
びっくり!後で聞くとさすがに網はひいておらず、かかっていた魚を見に
行ったのだそう。釣り番組が好きなだけはあります。

貝拾い好き家族が拾ったものを一部ご紹介。

並べながら「誰?こんなの拾ったの!」と声があがると捨てられる可能性
があります。今回皆が喜んだのは濃い紫色のアヤメダカラ♪


手前の貝はダンダラマテという貝。湘南の海岸でも拾えるようですが
今回初めて壊れていないものを拾いました。
浜によって拾える貝はまったく違うから歩くのが面白い!


クルマガイはもちろんのこと、姉が喜んだのは右上のハスノハカシパン、


そしてこの昔の目薬瓶。
「参天堂薬房」裏に「大学目薬」と書いてあります。
この目薬瓶は1899年(明治32年)から20数年製造されていたというもの。

拾ってどうするの?と時々聞かれるのですが浜にいる時間が楽しい♪
狩り、もしくは宝探しなのです。
子供の頃、葉山の海岸でサクラガイやナミマガシワを集めて箱に並べた
という楽しい思い出があるから繰り返すのかもしれません。
今も昔も母が貝拾いをしている間は間違いなくゴキゲンで生き生き笑顔♪
何よりそれが大切です。

種類別にして瓶につめたり、特に好きなものを集めて飾ったり。
でも整理整頓が追いつかずだんだん大変なことになってきました。


この昆布を丸く巻きつけたようなものを時々見かけました。


ネコザメの卵です。美しい螺旋を描いています。
もちろん中は空で、とても軽いものでした。

また皆でそろって浜を元気に歩けますように。
腰をおさえながら前を行く母を見て、次の場所を調べておこうと思った
春の小旅でした。次は秋以降にもっと南方かな~?


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