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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ハート型になった瞬間

2016年06月12日 | 生き物

晴れた日、小さな池のほとりではカワトンボたちが舞っていました。


5月の頃に比べてかなり数が減りました。
綺麗だな~・・と思って眺めていたら


突然、カップルが目の前の葉にとまりました!
オスが尾部先端でメスの前胸部分をつかんでいます。

オスがメスをぐぐっと引き寄せてハート型になる瞬間♪を
初めて動画で録ることができました。

< ハート型になったカワトンボ >

メスは一生のうち何度も交尾するので精子をたくわえているけれど
オスは自分のもの以外をすべて掻きだす作業をしているのだとか。
なるほどという動きをしています。
最後のほうは風がトンボたちの止まっている葉を上に押し上げて
視界から消えてしまいました。

風がやんでまた録画しようと思ったら、

オスがメスをパッと解放しました。
ハート型になってからその放す瞬間まで3分ほどでしょうか。
オスはすぐ飛んでいきましたが、メスはその場にしばらく留まっていました。

ハート型は他にも♪


これも偶然。
赤ちゃんグモたちがハート型のまどいを形成していました。
レンズを近づけたら一瞬で“蜘蛛の子散らす”状態になりました。


カワトンボたちが舞っていたのはこの水辺。
シュレーゲルアオガエルの美声が聞こえるけれど姿が見えません。
目立つのはウシガエル。

水を覗き込んだら

大きなタニシたちが枝に密集していました。食事中なのでしょうか。

ヤマアカガエルのオタマジャクシが減りカワトンボが減って少し寂しなった
水辺。セミたちが出てくる頃オニヤンマに会えるかな?

コメント (2)
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