癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

武甲山(1295m)

2006年12月03日 | 登山・旅行
今日も絶好の陽だまり登山日和。そろそろ休息日があってもいい頃。幸い、今日は、短時間で登れる山である。
武甲山は、秩父盆地に屹立する秩父のシンボル的な山で、二百名山に選ばれている。ただし、秩父市街地側は石灰岩の採掘が進み、山肌がすっかり剥がされ痛々しい感じがする。昔からある秩父セメントはここの立地なのであろう。しかし、登山道はその裏側で、深山の雰囲気が漂うという。

生川コースを往復した。登山口は頂上に建つ御嶽神社の鳥居からスタートする。昔からの参道で、ずっと道端に一丁目から頂上の五十二丁目まで丁石が設置され、歴史を感じる。

十五丁目からは、ずっと杉林の中で展望もまったくない単調な登りである。しかし、頂上からの展望は、みごとの一語に尽きる。これがこの山の魅力であろう。

眼下に秩父盆地、西上州、関東平野の大展望が広がる(画像・地酒武甲正宗のワンカップ添え)。昨日登った両神山や東には筑波山、北には赤城山や雪を抱いた谷川連峰なども・・・。ただし、目の前に張り巡らされたフェンスと石灰の採掘現場は興ざめであるが止むなし。

頂上に着いたときには夫婦ひと組だけだったが、下山時に会った人は50人ほどという人気の山である。頂上の下で電車で来て別コースから登って来たと言う青年を誘って、秩父駅まで送ってあげた。

それでもまだ11時前である。一日2山をしたくても近くに手頃な山もないので、妻との待ち合わせ場所の青梅駅へ向かい、途中コインランドリーに寄る。

〈メンバー〉単独。
〈所要時間〉登り1:45、下り1:15

明日の予定は、東京の三頭山と大岳山の2山である。時間的余裕があったので、それぞれの確認をして、山梨県丹波山温泉のめこい湯に寄って、三頭山登山口の都民の森に落ち着く。