癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

外来診察~傷回復の兆し?

2008年04月07日 | 大腸癌日記
                (昨日、散歩の途中に道端で見つけたツクシ) 

 今日は、退院後8回目の外来診察(傷の関係で多くなっている)・・・

 今日で、癌が見つかって2ヶ月、術後約40日、退院後約1ヶ月が経過した。臨床試験で飲み始めて2週間経った抗ガン剤の副作用がまったくなく、体調も快調そのものだ。腸が短くなったので水分の吸収が悪くなり下痢を覚悟したが、それもなく、毎朝1~2回、ほどよい硬さの便が出ているし、食欲もバッチリ・・・いわゆる快食快便!・・・主治医もこのことは喜んでくれている。

 さて、悩みの種である傷の様子を診た主治医、「あれ、いい感じになっているね~。金曜日までこのままにして、そのときに抜糸しましょう。」・・・確かに、傷口も塞がって乾いているし、ガーゼに付いている浸出液も少なくなって、しかも、ガーゼは染みた部分が乾燥していた。中の方も塞がり始めているらしいとのこと。「金曜日を楽しみにまた来ます」と診察室を出た。

 聞くのを忘れたが、今の状態なら、抜糸しても傷口がパックリ開かないということなのかな? そうであればうれしいのだが・・・。しかも、夕食後に傷を見たら、午前中からまったく浸出液が出てなく、傷口もガーゼが乾いたままである・・・こんなことは初めてである。これは期待できるかも? うれしくて、しばらく飲んでいなかったが、昨日いただいた高くて普段は飲めない大沼ビールで祝杯を上げた。昼の手打ち蕎麦も合わせてウメガッタ~!

 帰りに、毎月1回行うことになっている血液検査の採血をし、薬局で抗ガン剤と腸の調子を整える漢方薬を5週分受け取る。抗ガン剤の費用であるが、30%負担の5週分で約15,000円であった。前に聞いた月4万円ほどというのは、全額負担の価格だったようだ・・・ホッとする。