癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

完全復活宣言!

2008年04月29日 | 大腸癌日記
                   (念願の雪で埋まった銀座の沢を詰めて大千軒岳へ)

 今回の大腸癌の早期発見・早期治療の道筋を付けてくれた山仲間の医師・SHOさんから「銀座の沢から大千軒岳へ登るつもりですが、一緒にどうですか?」との誘いをいただく。

 このコースは夏道でも往復7時間ほど、この時期はさらに林道歩きがプラス往復1時間を要するハードなコースである。おまけに雪渓登りに備えてプラブーツでの長い夏道歩きも辛いはず。これまでの術後の山の最長総行動時間は5時間ほど。当然不安はあった。しかし、ずっと以前からこの時期ならではの残雪で埋まった銀座の沢を詰めることは長い間の念願であった。

 まあ、こちらの体調をよく知っている医師が一緒だ。いざとなったら途中で先に下りてもいい。こちらのペースで歩かせてもらおう・・・清水の舞台から飛び降りるつもりでOKの返事。

 朝、4時に函館を出て知内川コースの登山口を目指す。登山口の2kmほど手前に大きな落石があり通行不能。そこから歩き始める。予想以上の融雪の早さで、雪渓歩きは銀座の沢だけ。あとの前後はすべてプラブーツでの夏道歩き。これが結構辛い。しかし、ゆっくりペースで休み休み登ったので、それほどの疲れもなく体力的にも精神的にも余裕の4時間45分で頂上到着。 

 下りは、千軒平での休憩を含めて3時間55分。それに頂上での昼食タイムを加えて、トータルでの行動時間は9時間30分・・・しかし、ゴール後のダメージもほとんどないのがうれしい。往復の運転も全く苦にならなかった・・・・。

 これで、日帰りの山ならばどこでも歩ける自信がついた・・・明日の疲れの残り具合はまだ判らないが、これで、ほぼ完全復活宣言をしてもいいだろう!

 詳しい山行記録は、下記からどうぞ!  
 http://sakag.web.infoseek.co.jp/da-ginza08.htm