癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

抜糸&血液検査結果

2008年04月11日 | 大腸癌日記
                  (開花予想4/28と出されたサクラの蕾)

 なかなか塞がらない傷に振り回されたが退院してちょうどひと月が経った。初の臨床試験の定期検診日・・・・とりあえず臨床試験の抗ガン剤服用期間の1年間は毎月1回の定期検診が続く。

 月曜日以降、一度も浸出液が滲むこともなく、傷口も乾いたままだった。ついに抜糸することができた。抜糸後傷口が開くようなこともなく、突っ張り感もなくなり、腹筋の動きもスムーズな感じになる。「次の外来検診は1ヶ月後の5/12ですが、何かの拍子で、もし、液が出るようなことがあったら、また来てください。」とのこと。もう御免被りたいというのが偽らざる心境。

 月曜日に採血した血液検査の結果は、腫瘍マーカーも正常値内で、血糖値が高い(HbA1c値は測定せず)以外は異常値はなかった。毎月、血液検査をするので、今度はHbA1c値の測定と尿検査もしてもらえるように頼んでみよう。そうすれば、これまで3ヶ月に1回別の病院でしてきた糖尿病検診も同じ五稜郭病院での対応もしてもらえるので・・・。

 ようやく傷も塞がり、気分的には全快だが、この傷が本命ではない。これから5年間定期検診を受けながら何もなくて初めて全快ということになるのだろう。しかし、日常生活に支障がなくなり、本格的なリハビリや以前のような登山三昧の生活に戻ることができるのがうれしい。

 一応の気分的全快記念日として、癌が見つかった翌日に癌記念日に食べた同じ回る寿司屋へ出掛けた。およそ2ヶ月ぶりとなる寿司と生ビール1杯で祝杯を上げた。いつもは10皿平らげるのだが、消化の良さそうなネタばかり選んで7皿も食べたら腹がきつくなった。傷口が引っ張られて少々痛みを感じた。