癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

南木曽岳(三)&恵那山(百)

2010年08月01日 | 登山・旅行
〈南木曽岳のかこう岩の巨岩・奇岩と木々の織り成す自然庭園〉

今日は、比較的時間の掛からない南木曽岳と恵那山の2山に登った。

○南木曽岳(1679m)
江戸時代初期からの修験者の修行の聖地らしく、かこう岩の巨岩や奇岩、鎖場や桟橋が至る所にある変化に富んだワイルド且つハードな山だった。

尾越の奧の登山口駐車場から金時の洞窟手前まではピストンしたが、そこからは登山道~頂上~下山道と時計回りの周回ルートを辿った。

青空や太陽は覗くが、ガスに阻まれて遠望なし。途中の「御嶽山展望台」や「中央アルプス展望台」もその先は乳白色の空のみ。

4:45スタート、登り1時間35分、1時間45分、8:15ゴール。

およそ1時間の移動で、恵那山広河原登山口へ。

○恵那山(2191m)(百)
中央ルプスの南端に位置し、木曽谷と伊那谷を見下ろす形でどっしりと穏やかに聳える山である。

頂上が平坦なために、地元では「鍋づる」とか、愛知県側では「船覆山(ふなぶせやま)」とも呼ばれている。また、多くの伝説が残されている山でもある。

最近多く利用されているという最短の広河原コースをピストンした。最初はゲートの先に続く峰越林道を2kmほど歩き、広河原の橋を渡って登山道へ。展望のほとんどない林の中を黙々と登るのみ。それほどきつい登りはない。最近設置された合目標識の変化だけが楽しみ。

日曜日で百名山でもあり、登山者で賑わっていたが、百名山にしては華のない地味な山だ。ここも、林の中の頂上で展望櫓が設置されていたが役には立たず。これで3日連続遠望なし。いつになったらすっきりと晴れるのだろう?

9:15スタート、登り2時間35分、下り2時間00分、14:20ゴール。

昼神温泉郷の町営温泉に入った後、コインランドリーを求めて、飯田市まで走る。

洗濯中、越百小屋に明日と明後日の伊奈川ダムを起点とした越百山~南駒ヶ岳~空木岳循環縦走のルート状況を問い合わせたら、問題なしとのこと。これから、伊奈川ダムへ向かうことに・・・。
〈南木曽岳の追加画像〉
1、下山道から望む登りの尾根と頂上
2、かこう岩の巨岩が林立する東峰の斜面
3、高野槇の葉~木の幹や木肌は杉やヒノキとほぼ一緒だが葉が全然違う~ちなみにこの木は、秋篠宮殿下の長男悠仁親王のおしるし

〈恵那山の追加画像〉4、展望櫓のある頂上5
5、北海道では見かけないタマアジサイの蕾と花