癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

夕張岳(金山コース)

2013年07月20日 | 登山・旅行

<小夕張岳(1234m)から望む夕張岳頂上
・・・右手の尖峰の左側が夕張コースと合流する「吹き通し」>

 今日は休足日にしたいところだが、絶好の山日和。まだ歩いたことのない金山コースからの夕張岳に挑戦。ラベンダー真っ盛りの花人街道237を南下し、南富良野町金山市街地の北から林道へ入る。花の楽しみのないハードなロングコースなのは知っている。しかし、今年は人気の夕張コースが登山口までの7kmの林道歩きが付加されている。今年はこちら方が距離が短い。

 そのせいかも知れないが、すでに車が4台あった。登山口の案内板に8.8kmと書かれていた。登山口(450m)からいきなりの750mまでの急登に、昨日までの疲れの足が悲鳴を上げる。こまめに休息しだましだまし登っていく。足に優しい登山道だが、ほぼ中間地点に行く手を遮るように屹立する小夕張岳の上り下りと出だしの急登が核心部だった。

 夕張岳はこれで4度目だが、週末にもかかわらず、こんなにさびしい夕張岳は初めてだ。頂上には夕張コースから来たひとりと金山コースからの4人だけだった。登りで会った2人に聞いても、夕張コースから来た人は5:00に出たという夫婦連れだけだったとのこと。やはり、7kmの林道歩きが影響しているのかも?

 7:30スタート、登り4時間、下り3時間10分、15:15ゴール。下山後、リニュアルされた占冠の湯ノ沢に入り、日高道の駅へ。正直なところ、昨日までの疲れのせいで、久しぶりに疲れた山だった。明日も好天らしい。休んでいられない。17年ぶりにチロロ岳再訪の予定。


ラベンダー真っ盛りの中富良野スキー場の花畑


 行く手を遮るように屹立する小夕張岳・・・下山の標高差100mの登り返しもきつかった。
 

唯一1350付近に広がるお花畑
シナノキンバイが中心でシラネアオイやエゾカンゾウ、ハクサンボウフウ、チシマフウロなど。


吹き通しの中心のユキバヒゴタイ


頂上から芦別岳方面を眺める


相前後して登った健脚の親子連れの中学生とともに