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パンケヌーシ林道からチロロ岳を見上げる。左が本峰、右が西峰
今日も朝から最高の天気。予定通り、17年ぶりのチロロ岳(1880m)再訪。この山は、パンケヌーシ川の曲り沢と二ノ沢の二つの沢の源頭まで遡る珍しい山で、本峰は低いハイマツで覆われているが、西峰の方は塩基性かんらん岩の山でお花畑が広がる楽しみな山で、「一粒で二度美味しい」山である。
登山口へ着いたら、ひとりの男性が登る用意をしていた。この山は初めてだというので、一緒に登ることにした。伊達のNaさんで、七飯町大沼公園で育った方だという。共通の知人もいた。同じ名前の貸し自転車屋さんがあったので聞いたら、そこは兄が経営していたそうだ。昨日の夕張岳でお会いした方々もそうだったが、拙筆による道新連載の「ほっかいどう山楽紀行」愛読者だという。こちらの名前まで知っていた。
96年の同じ頃にも本峰と西峰へ、05年には曲り沢を登り切って二ノ沢へ下る部分の笹刈りのお手伝いをしたことがある。そのときに比べて、曲り沢の荒れようにびっくりした。以前は踏み跡がはっきりしていたが、今回は赤テープのお陰で登れた感じだった。二ノ沢は17年前同様ほとんど雪渓で覆われていた。
まずは低いハイマツを掻き分けながら本峰へ。次にコルまで下りて西峰へ。西峰への道は以前よりはっきりしていた。相変わらず多くの花々が咲き乱れていた。まさに花の山だ。Naさんは一人だったら本峰だけで帰ったと言う。「山としてはこちらの方がずっと楽しい。凄く儲けものをした」と感激していた。結局、今日は2人だけの山だった。コースが荒れているだろうか?
6:00出発、登り3時間45分、下り(西峰に寄って)3時間45分ゴール13:45。
帰路に就くというNaさんと登山口で別れて、日高沙流川温泉ひだか高原山荘へ。温泉の休憩室でブログを打っていたら、日本百名山巡りをしていて、あす幌尻山に登る九州の?男性がいた。いろいろ話していたら、南アルプスの赤石山荘で中標津のMiさんとここ毎日のようにコメントをくれるMoさんコンビと一緒だったとのこと。Mさんに電話を入れたら出ないのでMiさんに電話を入れて話してもらった。お互いに一緒に飲んだので良く知っているとのこと。
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曲り沢を遡る
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曲り沢の源頭凝るから尾根を乗っ越して雪渓の詰まった二ノ沢を西峰とのコルへ登る。
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西峰とのコルから見上げる本峰(奥)
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17年ぶりのチロロ岳頂上・・・Naさんと一緒に
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ピパイロ岳~1967峰~北戸蔦別岳~ヌカビラ岳の連なり。右奥は幌尻岳。
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本峰からかんらん岩の露出した西峰を眺める。この後、こちらの頂上へ。
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ヒダカキンバイを中心とした西峰の花畑