癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

石狩岳(シュナイダーコース)&石垣山(愛別町)

2013年07月24日 | 登山・旅行
○石狩岳(1967m)

<シュナイダーコースの急なところは岩やハイマツの幹が多い>

 石狩岳は、ユニ石狩林道からと石狩川源流遡行で、過去に2回登っている。しかし、メジャーコースで急登で有名なシュナイダーコースはまだ歩いていなかった。そこで、今回の予定に入れておいた。計画は、石狩岳~音更岳~ユニ石狩岳と歩いて、十石峠から下った周回するつもりだった。

 しかし、夜を明かした幌加温泉手前の除雪センター駐車場から登山口へ向かう段階で山はガスで覆われていた。ユニ石狩岳は諦めて、石狩岳と音更岳だけでシュナイダーコースを往復することにした。しかし、下山し始めたら霧雨になったので、結局、石狩岳だけのピストンに終わった。

 確かに1200m~1600mまでは急登が続くが、昨日休んだお陰で快調に登ることができた。速い人は3時間半で登ると言われていたが、3時間で登ってしまい、自分でもびっくり!
先にスタートしていた三百名山巡りの岡山と倉敷の男性を抜いてしまい、結局誰もいない頂上に一番乗り。しかし、展望はまったくなし。そのほかに8名ほどのガイドツアーのグループも登ってきた。

 4:30スタート、登り3時間、下り2時間30分、10:15ゴール。コインランドリーで洗濯もしたかったし、明日の天候が良くなさそうなので、旭川へ向かった。


ハクサンシャクナゲの花


シュナイダーコースを登り終えて、ガスの中の頂上を目指す。


エゾツツジと花の終わったチングルマ


何も見えない石狩岳頂上


石垣山(525m)

 愛別町まで来たら、晴れていたので、予てから何かのついでに再訪しようと思っていた山だったので、急遽登りことにした。この山の再訪の狙いは、前回見逃した「松浦武四郎・間宮林蔵宿泊の洞窟」であった。

 この山の特徴は、垂直に切り立つ岩壁が城壁のように並んでいることである。ロッククライミングのフィールドになっているらしく、いろいろな用具が岩に設置されている。この山の頂上への登山道はなく、ガイドブックの頂上は岩壁の並ぶ末端の地点での見晴らしの良い地点である。宿泊の洞窟を探しながら歩いたが、見つけられないうちにガイドブックの頂上へ。

 その先に続いてい道を下っていったら、林道に出た。その林道は裏側の方へ続いている。地図を見たら、その林道から頂上を通過する送電線の管理道がありそうだ。行ってみたら案の定、その管理道路を辿って、この山の真の頂上へ登ることができた。しかし、登ってきた登山道へ合流できるはずの管理道はなかった。急斜面だが、藪を漕いで15分ほどで岩壁下をトラバースする手前の登山道へ合流できた。

 「宿泊の洞窟」を探しながら、再び岩壁下の登山道をガイドブックの頂上まで進んできたが、やはり見つけられなかった。諦めて下山したが、悔しさだけが残った。何とかして場所の特定をしたいものだ・・・。

 スタート12:35、ガイドブックの頂上まで1時間、真の頂上まで30分、真の頂上から登山道まで15分、2回目のガイドブックの頂上まで40分、下山45分、15:45ゴール。


岩の間から生えている桂の木「桂岩」


ガイドブック上の頂上とされているところ~整備された公園展望台?


その頂上から中愛別付近を見下ろす


送電線の管理道を登って到着した石垣山頂上


下山後、石垣山を見上げる


 比布町の遊湯ぴっぷで入浴し、旭川へ出て、コインランドリーで洗濯。その間、このブログを更新することができた。これから旭川道の駅へ。

ブログを打ち終わって、ネットでいろいろ探したら、「宿泊の洞窟」の場所は、下記の記録が詳しい。しかも頂上には赤いペンキで塗られた三角点もあるらしい。すぐそばまで行って藪を漕ぐのを億劫がったのが失敗。天気が良ければ明日にでもリベンジしたい気分だ。
http://blogs.yahoo.co.jp/hide_omori/29878967.html