癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ルート工作&テープ付け

2014年06月03日 | 斉藤浩敏さん行方不明関連

 午前中に、故斉藤浩敏さんの最後の地となった地点までの道を付けるためのルート工作とテープ付けに行った来た。
 メンバーは、すでに一人で下見と予備調査を済ませていた遠藤さん、Taoさん、龍さんと私の4人。

 なるべくアップダウンが少なく、開削する距離が短いことが条件だった、幸い、毛無山への桧沢の滝を通らない迂回ルートの登山道の最後のカーブが、目的地と同じ標高290mの尾根の上まで上がっていたので、そこからトラバースしようと考えた。

 登山道をその地点まで登ったら、尾根の上のカーブの先から我々が進もうとしている方向に昔の作業道の痕跡が残っていた。これ幸いとそれを進むが、途中で消滅してしまった。そのまま100mほどの藪こぎで、無事2ヶ月ぶりの現場に到着。見通しの良い冬と違って、草も木の葉も繁って、冬には見えていた国道は見えなかった。

 帰りは遠藤さんが歩いたルートを通ってみたが、標高差50mほどの上り下りがあるので、結局等高線に沿った往路のルートを開削するつもりだ。開削が必要な距離はわずか170mほどで済みそうだ。

 その道の刈払い開削作業は、6月15日(日)に行う予定である。これから関係者に周知して、参加者を募り、笹刈機なども集めなくてはならない。

 さらに、道ができたら、慰霊碑も建てる計画である。


登山道の最後のカーブ地点の先に古い作業道の痕跡が延びていた


「斉藤浩敏さん終焉の地」の表示の前


斉藤さんが横たわっていた現場で憩う



 ○国道227号線沿いにこんな標識が・・・!  

 実は2日前の当別丸山登山会のときに友人から教えてもらっていたものだが・・・、今日往き帰りの国道227号線沿いの旧市渡小学校中山分校から900mほど江差側へ進んだ右手に、このような標識が立っていて、ビックリ!

 まだ札幌延伸も具体化していない中での気の早い標識である。「新青森起点155km600m、東京起点830km500m」「新函館(仮称)まで7km→  ←札幌まで205km」の表記もリアル感たっぷりだ。

 友人の話では、この地点は、新函館(仮称)から先の延長上のトンネル出口で、さらに一番上の「北海道新幹線」と書かれた矢印の指す方向の毛無山の下へ再びトンネルで潜っていくとのことである。