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(800m付近から見えた石狩湾と札幌方向のすっきりしない眺め)
4日後の7/6にも札幌での別な会議出張なので、それまで札幌周辺でウロウロするつもりだ。
今日の天気予報から山は諦めていた。しかし、札幌市街地には青空が広がって、手稲山が見えてきた。昨夜の会場のホテルを出て、同じ方向の春香山に向かった。この山は2回登っているが、いずれも5月上旬で、上の方は雪山だった。銀嶺荘の上は雪の斜面をまっすぐ登っていて登山道は歩いていないのと、山頂からの展望の写真が欲しかった。向かう途中からも山がきれいに見えていた。
10:25、桂岡コース登山口をスタート。10年ぶりだが、途中から林道を一部歩くことは知っていた。だが、その林道がやたらと長い。変だなと思いながらGPSで確認すると合っている。しかし、10年前は土場跡までもほとんど登山道を歩いたず。
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帰りに分かったことだが、この右へ入る分岐を見落とした結果で、GPSの登山道はその林道が地図上に記載されていたのだった。
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悶々としながら登っていくと、林道が反対側へカーブする地点の左側に「土場跡はこちらへ」との標識がある。しかし、その方向は藪こぎの痕跡のみ。確かに人の通った痕跡はあるが、登山道ではない。
20m位の藪こぎで、下から続いている本来の登山道に合流。ようやくどこかで分岐を見落としたことに気付いた。
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11:35、はっきりと記憶のある土場跡に到着。ここがほぼ中間地点だが、時間を見てもそんなには遠回りではなかったようだ。
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やがて、定山渓側からのコースと合流する銭函峠に到着。
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その先からも山頂は見えていた。しかし、上に青空はなくなっていた。
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さらに15分ほどで、銀嶺荘に到着。前回の2回はここから先は、雪の斜面だったので登山道は歩いていない。とても新鮮な感じ。
しかし、この辺りから山頂方向にガスが広がってくるのが気になった。
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唯一出会った二人連れ。山頂からの眺望を聞いたら、「すごくきれいに見えました」とのこと。
初めて歩く新鮮な急な登山道を登っていくと、ときどき札幌方向の眺望はあるが、850mくらいでガスの中に入っていく。
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12:40、2時間15分で誰もいない、ガスで眺望もない3度目の頂上に到着。山頂からの眺望の写真も撮れない。
休んでいる内に三角点がないことに気付いた。GPSを見たら、トイレ道と思った微かに続く薮中の踏み跡の先らしい。藪をこいで進んでみた。しかし、途中で大木の倒木に遮られ、その先がはっきりしないので、億劫になり戻ってしまった。もう少しなのに根性がなくなったものだ。
下山後調べたら、2等三角点で点名は小樽内とのこと。
25分ほど待ってみたが、晴れそうにもない。諦めて下山開始。標高にして 50mほどくだっら、ガスから抜けて、ぼやっと札幌方向の眺望が広がってきた。
あとは、正規の登山道を下り、見落とした分岐と標識を確認して、1時間55分で登山口に到着。
明日は、天気が良ければ喜茂別岳の初めて歩く中山峠からのNTTコースの予定なので、朝里川温泉のかんぼの宿宿の温泉に入って、定山渓へ抜けた。しかし、その周辺の山は濃いガスの中で、ずっと霧雨が降っていた。
予報によると、明日の喜茂別岳はガスの中のようだ。とりあえず豊滝除雪センターまで走って、ひさしぶりの車中泊態勢に入った。