今朝になって、今日の計画の間違いに気付いた。袋井宿と見付宿の間が15.3kmとなっていたが、正しくは5.8kmだった。結局はトータル28.8kmで、無理しなくても、5日目に1宿縮めたのを取り返すことができた。
おまけに、予期せぬうれしい出合いもあった。
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5:30、昨日のゴールの大井神社をスタート。昨日のうちに見ておいた大井川川越遺構を後に大井川橋を渡る。長さ2㌔もあるという。遺構の渡し場跡はお互いに500㍍ほど外側にあったので、昔は、3㌔の川幅だったということ。
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橋を渡るとすぐに金谷宿に入る。こちら側には、それほど規模の大きな遺構はなかった。しかし、明治になって川渡しが中止になり、失業した人足たちのために開墾の許可をもらい、牧の原台地に大規模な茶畑を作ること尽力した人の像や、川渡し関係の碑などがあった。
金谷宿は、大井川の小夜の中山峠の2つの難所に挟まれて栄えた宿場である。しかし、その史跡を残そうとする感じはなかった。
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宿場を抜けると、「小箱根」と呼ばれた金谷坂に差し掛かる。
430㍍にわたる石畳は、平成3年から「町民一人一石運動」で復元した石畳てある。
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登って行くと「すべらず地蔵」かある。坂が滑らないことを祈願した地蔵なはずだが、案の定、合格祈願の絵馬かがたくさん下がっていた。
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登りきると、集落があり、きれいな茶畑が広がっていた。
やがて、菊川坂を下る。こちらにも石畳があったが、こちらは全国から協賛金を集めて復元したらしい。
そこを下りきると、鎌倉時代から間の宿だった山あいの菊川の里を通過。
再び長く急な登りと下りの小夜の中山峠を越える。周りはほとんど茶畑である。途中に昔この峠越えで詠んだ有名人の短歌や俳句の石碑がずっと設置されていた。
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峠の麓に位置する日坂宿は、静かな山あいの宿場で、東海道では3番目に小さな規模の宿場だったそうだ。
街道の右側には、扇谷本陣跡があり、各家には江戸時代の屋号の書かれた木札が掲げられている。
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江戸時代に建てられた旅籠などの家並みが残っていた。
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宿場の入口には、高札場が復元されていたが、東海道ではここが初めてだだた。
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枕草子にも出てくる事任(ことまかせ )八幡宮。クスノキの巨木と樹齢1000年の杉の神木があった。
次の掛川宿までは、ひたすら県道歩きが続く。
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掛川宿の入口に、掛川名物「振り袖餠」を売っている餅屋があったので、3個のパックを購入し、おやつタイム。
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掛川宿は、山内一豊が整備した城下町で、平成8年に天守閣が甦っているが、二の丸御殿は江戸時代のまま残っている。
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城の横には、ここが出生地である二宮尊徳による報徳運動の拠点となった大日本報徳社の大講堂ほか5棟も現存している。
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掛川宿を抜けると、再び、県道歩きが続く。しかし、随所に松並木が残っている。
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やがて、袋井宿に入る。ここは、「東海道ど真ん中の宿」をキャッチフレーズに町づくりを推進している。53次の27番目の宿場である。それを売りとしている休憩場の茶屋で一休み。
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宿場関係の復元にも力を入れていて、袋井宿泊公園も整備されていた。
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袋井宿の端まで来たら、自転車の男性から「坂口さんですよね」と声を掛けられビックリ!こんなところに知り合いはいないし?と思っていら、ずっと以前から拙サイトを見ていて、たぶん会えると思って、反対側から自転車で走ってきたとのこと。
余市出身の方で登山を趣味にしている袋井市のSaさんという方だった。30分ほど一緒にお喋りしながら歩いた。
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見付宿へ入って、あとゴールまで40分ほどの所に、洒落た「お茶のかねまつ 角打ち茶屋」という茶屋をみつけた。ゆっくりお話がしたいので中へ。
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ここは、好きなお茶を選んで、淹れ方を教えてもらいながら、自分でお茶とどら焼をいただくシステムだった。お勧めは抹茶を粉にする前の「てん(石へんに展)茶」で、美味しく3杯ほど飲むことができた。
Saさんにごちそうになり、前払いで本の注文までいただき、いろいろお話をして、ここで別れた。
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お世話をしてくれ、拙ブログを読みたいと言う、きれいなお姉さんに見送られて失礼した。
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見付宿の本陣跡のそばに建つ、ひときわ目を引く白亜の洋館は、現存する最古の洋風木造建築小学校の「旧見付学校」だった。明治8年建築とのこと。
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見付宿は磐田市だが、磐田駅前を過ぎた街道沿いにある磐田パークホテルに、16:30に到着。今日の行動時間は、出会いに要した充実の時間も含めて11時間だった。
天気は良かったが、風が強くて朝のうちは寒いくらいだった。おまけにずっと向かい風で、汗をかくことはなかった。また、これまででもっとも足が軽く、ウォーキングハイの状態で、どこまででも歩けそうな感じだった。ゴールしてこんなに疲れを感じないのも初めてだった。
おまけに、予期せぬうれしい出合いもあった。
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5:30、昨日のゴールの大井神社をスタート。昨日のうちに見ておいた大井川川越遺構を後に大井川橋を渡る。長さ2㌔もあるという。遺構の渡し場跡はお互いに500㍍ほど外側にあったので、昔は、3㌔の川幅だったということ。
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橋を渡るとすぐに金谷宿に入る。こちら側には、それほど規模の大きな遺構はなかった。しかし、明治になって川渡しが中止になり、失業した人足たちのために開墾の許可をもらい、牧の原台地に大規模な茶畑を作ること尽力した人の像や、川渡し関係の碑などがあった。
金谷宿は、大井川の小夜の中山峠の2つの難所に挟まれて栄えた宿場である。しかし、その史跡を残そうとする感じはなかった。
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宿場を抜けると、「小箱根」と呼ばれた金谷坂に差し掛かる。
430㍍にわたる石畳は、平成3年から「町民一人一石運動」で復元した石畳てある。
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登って行くと「すべらず地蔵」かある。坂が滑らないことを祈願した地蔵なはずだが、案の定、合格祈願の絵馬かがたくさん下がっていた。
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登りきると、集落があり、きれいな茶畑が広がっていた。
やがて、菊川坂を下る。こちらにも石畳があったが、こちらは全国から協賛金を集めて復元したらしい。
そこを下りきると、鎌倉時代から間の宿だった山あいの菊川の里を通過。
再び長く急な登りと下りの小夜の中山峠を越える。周りはほとんど茶畑である。途中に昔この峠越えで詠んだ有名人の短歌や俳句の石碑がずっと設置されていた。
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峠の麓に位置する日坂宿は、静かな山あいの宿場で、東海道では3番目に小さな規模の宿場だったそうだ。
街道の右側には、扇谷本陣跡があり、各家には江戸時代の屋号の書かれた木札が掲げられている。
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江戸時代に建てられた旅籠などの家並みが残っていた。
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宿場の入口には、高札場が復元されていたが、東海道ではここが初めてだだた。
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枕草子にも出てくる事任(ことまかせ )八幡宮。クスノキの巨木と樹齢1000年の杉の神木があった。
次の掛川宿までは、ひたすら県道歩きが続く。
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掛川宿の入口に、掛川名物「振り袖餠」を売っている餅屋があったので、3個のパックを購入し、おやつタイム。
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掛川宿は、山内一豊が整備した城下町で、平成8年に天守閣が甦っているが、二の丸御殿は江戸時代のまま残っている。
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掛川宿を抜けると、再び、県道歩きが続く。しかし、随所に松並木が残っている。
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やがて、袋井宿に入る。ここは、「東海道ど真ん中の宿」をキャッチフレーズに町づくりを推進している。53次の27番目の宿場である。それを売りとしている休憩場の茶屋で一休み。
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宿場関係の復元にも力を入れていて、袋井宿泊公園も整備されていた。
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袋井宿の端まで来たら、自転車の男性から「坂口さんですよね」と声を掛けられビックリ!こんなところに知り合いはいないし?と思っていら、ずっと以前から拙サイトを見ていて、たぶん会えると思って、反対側から自転車で走ってきたとのこと。
余市出身の方で登山を趣味にしている袋井市のSaさんという方だった。30分ほど一緒にお喋りしながら歩いた。
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見付宿へ入って、あとゴールまで40分ほどの所に、洒落た「お茶のかねまつ 角打ち茶屋」という茶屋をみつけた。ゆっくりお話がしたいので中へ。
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ここは、好きなお茶を選んで、淹れ方を教えてもらいながら、自分でお茶とどら焼をいただくシステムだった。お勧めは抹茶を粉にする前の「てん(石へんに展)茶」で、美味しく3杯ほど飲むことができた。
Saさんにごちそうになり、前払いで本の注文までいただき、いろいろお話をして、ここで別れた。
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お世話をしてくれ、拙ブログを読みたいと言う、きれいなお姉さんに見送られて失礼した。
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見付宿の本陣跡のそばに建つ、ひときわ目を引く白亜の洋館は、現存する最古の洋風木造建築小学校の「旧見付学校」だった。明治8年建築とのこと。
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見付宿は磐田市だが、磐田駅前を過ぎた街道沿いにある磐田パークホテルに、16:30に到着。今日の行動時間は、出会いに要した充実の時間も含めて11時間だった。
天気は良かったが、風が強くて朝のうちは寒いくらいだった。おまけにずっと向かい風で、汗をかくことはなかった。また、これまででもっとも足が軽く、ウォーキングハイの状態で、どこまででも歩けそうな感じだった。ゴールしてこんなに疲れを感じないのも初めてだった。