珍しく朝食バイキングをしっかり食べ、電車でひと駅移動して、新居宿を6:45スタート。
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昨日見学した新居関所を過ぎると、その先がかつての宿場の中心地で本陣跡が3つ並ぶ。
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宿場を抜けると、松並木が続く。反対側から次々と歩き旅の人がやって来る。聞いたら「東海道松並木100kmウォーク」に挑戦の方々だった。昨日の13時に熱田神宮を出発して、夜も寝ないで歩いているとのこと。30分の間に18人くらいに会った。この他に、日曜なこともあり、歩き旅をしている数人にも会った。
松並木の外側には、この旅初めての田畑が広がる。これまで、峠越え以外は商店街や住宅街ばかりだったような気がする。
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やがて、潮見坂に差し掛かる。白須賀宿は、1707年の大地震で高台に移動したことが良くわかるほど、急な上り坂をひたすら歩く。
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上り切ったところが潮見坂公園で、広重が描いた遠州灘が広がる。
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すぐに、白須賀宿へと入っていく。昔のままの道幅が保たれ、軒の深い宿場の趣を保つ家並みが続く。こういうところを歩くと、街道歩きをしている満足感に浸れてうれしい。
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白須賀宿を抜けると、緩やかな下りが続き、愛知県へと入っていく。昔で言えば、遠江から三河へ入っていくことになる。
これまで、東京、神奈川、静岡と歩いてきて、愛知と聞くと、ずいぶんと西へ来た感じがする。
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国道1号は田園地帯の中を通っている。久しぶりに開放的な景観だ。玉ねぎのネギ坊主は初めて目にした。
ひたすら国道1号の歩きが続き、国道と離れると、すぐに旧街道の雰囲気を残す二川宿へと入っていく。
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宿場へ入ってすぐに、立派な東駒屋が目に入ってくる。昔の商家で往時のままの建物だそうだ。宿場の反対側の入口にも西駒屋があった。
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復元された本陣跡と二川宿本陣資料館。堂々とした門やすごい多くの建物と広さに驚いた。敷地には、高札場も復元されていた。中も見学できるが、時間が惜しくて外側から見ただけでパス。
二川宿を抜けて県道を歩き、やがて、国道1号に合流すると、吉田宿は近い。
吉田宿は今の豊橋市で、吉田城の城下町である。すっかり都会で、宿場の面影はまったくない。
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街道から外れて、豊橋公園の中にある吉田城を見に行った。吉田城は、今川義元、武田信玄、徳川家康ら戦国武将の戦いの豊体となったところである。復元された鉄櫓や石垣が残る。
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旧街道へ戻ると、本陣跡の碑が立っていた。
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ちょうど昼になったので、ここでぜひとも食べたいものがあった。創業300年の街道名物「きく宗」の「菜めし田楽」(1,863円)である。
菜めしは大根の葉、豆腐は国産大豆にこだわってずっと作り続けているとのこと。味噌に辛子が効いて美味しかった。メニューがこれだけひと筋と言うところにもこだわりを感じる。
間口は狭いが、奥にたくさんの部屋があり、非常に混んでいた。夏目漱石の「坊っちゃん」にも登場する店らしい。
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宿場を抜けて、豊橋の地名の由来となった「豊橋」を渡る。
ここを左折すると、国道1号と平行して、ひたすらまっすぐな県道を歩く。途中、古い町屋が残っているとこもある。
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御油宿が近くなると、今回初めて田んぼの縁を歩く道もあった。
その後、少し複雑に曲がる道を進むと、今日のゴール御油宿へと入っていく。
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大社神社の白い塀に沿って進む。頭上の大木も見事だ。
御油宿は、当時100軒もの旅籠があり、遊女も多いことで有名だったらしい。広重の絵にも客引きの様子が描かれている。東林寺には遊女の墓もあるという。
良く分からないところにある本陣跡の説明板。見落として進んでしまって、戻ってようやく見つけた。
ここで15:30だったので、ここをゴールとした。今日の歩きは、8時間40分だった。
御油には宿はないので、豊橋へ電車で戻ることにして御油駅へ向かった。着いたら電車が出たばかりで、快速が停まらないので、30分も待たされた。その間、ブログの下書きをしたので時間のムダはなかった。
結局、豊橋駅前の「豊橋グリーンホテル」(素泊まり3990円)に到着は、16:40だった。
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ブログをアップし終えて、豊橋B級グルメの「豊橋カレーうどん」を食べに出る。一番人気の勢川本店。
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このカレーうどん(820円)は、ただのカレーうどんではない。
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丼の底の方にとろろめしを入れ、その上からカレーうどんを載せている。上のカレーうどんを食べ終わると、底のとろろめしが現れ、カレー味のとろろめしをスプーンで味わう。ひとつの丼で2種類を楽しめて、とても美味しかった。
結局、今日は、3食しっかり食べた1日だった。
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昨日見学した新居関所を過ぎると、その先がかつての宿場の中心地で本陣跡が3つ並ぶ。
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宿場を抜けると、松並木が続く。反対側から次々と歩き旅の人がやって来る。聞いたら「東海道松並木100kmウォーク」に挑戦の方々だった。昨日の13時に熱田神宮を出発して、夜も寝ないで歩いているとのこと。30分の間に18人くらいに会った。この他に、日曜なこともあり、歩き旅をしている数人にも会った。
松並木の外側には、この旅初めての田畑が広がる。これまで、峠越え以外は商店街や住宅街ばかりだったような気がする。
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やがて、潮見坂に差し掛かる。白須賀宿は、1707年の大地震で高台に移動したことが良くわかるほど、急な上り坂をひたすら歩く。
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上り切ったところが潮見坂公園で、広重が描いた遠州灘が広がる。
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すぐに、白須賀宿へと入っていく。昔のままの道幅が保たれ、軒の深い宿場の趣を保つ家並みが続く。こういうところを歩くと、街道歩きをしている満足感に浸れてうれしい。
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白須賀宿を抜けると、緩やかな下りが続き、愛知県へと入っていく。昔で言えば、遠江から三河へ入っていくことになる。
これまで、東京、神奈川、静岡と歩いてきて、愛知と聞くと、ずいぶんと西へ来た感じがする。
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国道1号は田園地帯の中を通っている。久しぶりに開放的な景観だ。玉ねぎのネギ坊主は初めて目にした。
ひたすら国道1号の歩きが続き、国道と離れると、すぐに旧街道の雰囲気を残す二川宿へと入っていく。
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宿場へ入ってすぐに、立派な東駒屋が目に入ってくる。昔の商家で往時のままの建物だそうだ。宿場の反対側の入口にも西駒屋があった。
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復元された本陣跡と二川宿本陣資料館。堂々とした門やすごい多くの建物と広さに驚いた。敷地には、高札場も復元されていた。中も見学できるが、時間が惜しくて外側から見ただけでパス。
二川宿を抜けて県道を歩き、やがて、国道1号に合流すると、吉田宿は近い。
吉田宿は今の豊橋市で、吉田城の城下町である。すっかり都会で、宿場の面影はまったくない。
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街道から外れて、豊橋公園の中にある吉田城を見に行った。吉田城は、今川義元、武田信玄、徳川家康ら戦国武将の戦いの豊体となったところである。復元された鉄櫓や石垣が残る。
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旧街道へ戻ると、本陣跡の碑が立っていた。
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ちょうど昼になったので、ここでぜひとも食べたいものがあった。創業300年の街道名物「きく宗」の「菜めし田楽」(1,863円)である。
菜めしは大根の葉、豆腐は国産大豆にこだわってずっと作り続けているとのこと。味噌に辛子が効いて美味しかった。メニューがこれだけひと筋と言うところにもこだわりを感じる。
間口は狭いが、奥にたくさんの部屋があり、非常に混んでいた。夏目漱石の「坊っちゃん」にも登場する店らしい。
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宿場を抜けて、豊橋の地名の由来となった「豊橋」を渡る。
ここを左折すると、国道1号と平行して、ひたすらまっすぐな県道を歩く。途中、古い町屋が残っているとこもある。
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御油宿が近くなると、今回初めて田んぼの縁を歩く道もあった。
その後、少し複雑に曲がる道を進むと、今日のゴール御油宿へと入っていく。
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大社神社の白い塀に沿って進む。頭上の大木も見事だ。
御油宿は、当時100軒もの旅籠があり、遊女も多いことで有名だったらしい。広重の絵にも客引きの様子が描かれている。東林寺には遊女の墓もあるという。
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良く分からないところにある本陣跡の説明板。見落として進んでしまって、戻ってようやく見つけた。
ここで15:30だったので、ここをゴールとした。今日の歩きは、8時間40分だった。
御油には宿はないので、豊橋へ電車で戻ることにして御油駅へ向かった。着いたら電車が出たばかりで、快速が停まらないので、30分も待たされた。その間、ブログの下書きをしたので時間のムダはなかった。
結局、豊橋駅前の「豊橋グリーンホテル」(素泊まり3990円)に到着は、16:40だった。
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ブログをアップし終えて、豊橋B級グルメの「豊橋カレーうどん」を食べに出る。一番人気の勢川本店。
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このカレーうどん(820円)は、ただのカレーうどんではない。
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丼の底の方にとろろめしを入れ、その上からカレーうどんを載せている。上のカレーうどんを食べ終わると、底のとろろめしが現れ、カレー味のとろろめしをスプーンで味わう。ひとつの丼で2種類を楽しめて、とても美味しかった。
結局、今日は、3食しっかり食べた1日だった。