今日、半年前に89歳で逝去された、20歳代から退職後もずっとお世話になった現職時代の上司のお宅にお邪魔してきた。
自宅で亡くなられたのだが、息を引き取るまで意識がはっきりしていたそうだ。その話の中で、亡くなる3日前に、奥さんに「昨夜、ずっと俺ここで寝ていたかい?」と聞いたそうだ。奥さんが「ずっとここで寝ていましたよ」と答えたら、「身体はここにあったけど、魂は抜けていたはずだ。青森の父方と母方の実家に行ってきた」とのこと。
奥さんが「どんな気持ちでした?」と聞いたら、「非常に不安だった。足がなくて暗い中をふわふわ飛んでいる感じで、いつも立って見ていた実家の風景を上から眺めていた」と答えたそうだ。
いわゆる幽体離脱という現象がこのことなんだろう。よく亡くなる前に、魂が抜けだしてお世話になった人のところへ出掛けるという話は聞いたことはあるが、関係者から直接聞いたのは初めてだった。
ふと思い出したのが、自分が15歳のときに亡くなった父が、亡くなる日の昼に、当時5歳の妹を預かって面倒を見てもらっていた2軒隣のお宅の前に立っていて、その奥さんに「娘の面倒を見ていただきありがとうございます」とお礼の言葉を述べたそうだ。思わず「あれ、退院してきたんですか」と聞いたときには、姿が消えていたとのこと。これもその一種であろう?
自宅で亡くなられたのだが、息を引き取るまで意識がはっきりしていたそうだ。その話の中で、亡くなる3日前に、奥さんに「昨夜、ずっと俺ここで寝ていたかい?」と聞いたそうだ。奥さんが「ずっとここで寝ていましたよ」と答えたら、「身体はここにあったけど、魂は抜けていたはずだ。青森の父方と母方の実家に行ってきた」とのこと。
奥さんが「どんな気持ちでした?」と聞いたら、「非常に不安だった。足がなくて暗い中をふわふわ飛んでいる感じで、いつも立って見ていた実家の風景を上から眺めていた」と答えたそうだ。
いわゆる幽体離脱という現象がこのことなんだろう。よく亡くなる前に、魂が抜けだしてお世話になった人のところへ出掛けるという話は聞いたことはあるが、関係者から直接聞いたのは初めてだった。
ふと思い出したのが、自分が15歳のときに亡くなった父が、亡くなる日の昼に、当時5歳の妹を預かって面倒を見てもらっていた2軒隣のお宅の前に立っていて、その奥さんに「娘の面倒を見ていただきありがとうございます」とお礼の言葉を述べたそうだ。思わず「あれ、退院してきたんですか」と聞いたときには、姿が消えていたとのこと。これもその一種であろう?