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東海道歩き旅の12日目の名古屋市南区の笠寺観音境内での六の市で真竹のタケノコを初めて目にして、その煮物を食べたことを書いた。
そのときまで、本州の大きな竹はすべてが孟宗竹だと思っていた。しかし、真竹というのもあるのが分かったし、タケノコの旬は、孟宗竹が4月だが、真竹は6月だということも分かった。良くスーパーやTVで目にする孟宗竹のタケノコより細くて長い。根元の太さが直径5~6cmくらいで、長さが40~50cmほどもある。ちなみに、北海道でいうタケノコはチシマザサ(ネマガリダケ)で、長さは15~25cm程度のものである。
そのブログを目にした栃木の岳友から、北海道にはないその真竹のタケノコが送られてきた。それも、あく抜き用の米ぬかまでセットだった。
いつも山菜類の下処理までは自分の役割である。早速ネットで検索して、あく抜きの仕方を調べた。皮の先の部分を切り取り、皮に切り目を入れたままで茹でる方が良いようなことが書かれていたが、そんな大きな鍋はない。そこで、皮を剥いてから茹でることにした。
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皮を剥いたら、案の定20~30cmほどだった。鍋の大きさに合わせて、20~25cmになるように下の方を切り落として、鍋に入れた。水4㍑と米ぬか2カップを入れて茹でた。茹で時間が、ネット上でも様々で困ったが、竹串でスッと刺さるくらいで良いとのことだったので、20分ほどで火を止めて、そのままにして冷ました。
調理は妻の領分である。とりあえず、簡単2つの料理に挑戦。
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ピリ辛メンマ~これは歯ごたえも良く、とても美味しかった
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天ぷら~えぐみや苦さは抜けていたが、青臭い?味で、あまり美味しいとは思えなかった。
北海道のチシマザサのタケノコは天ぷらにしても甘みがあって美味しいのでやってみたのだが・・・。
今後、この真竹の料理は、煮物や炒め物などで味付けをするレシピでいただくことにする。