
函館平野と新幹線をバックに牧場の斜面を登る(三脚で自撮り)
厳冬期の山は天気の良いときの日帰りと決めている。今年になって絶好の山日和だった14日(日)は、2日前のドカ雪のラッセルが大変そうで日よってしまい、今年の登り始めはまだだった。
今日は好天予報だったので、昨日の北海道新聞夕刊(みなみ風)に掲載された拙筆による「どうなん・とうほく山楽紀行」の「七飯岳」(779m)に登ることにした。雪山は13年12月以来である。

GPSトラックログ

8:35、3日前に登った人たちのトレースをつぼ足で辿った。このあと、右の尾根へ上がる。

鳴川砕石場の上の尾根から眼下の砕石場と函館山を望む

旧砕石場の土手からこのあと登る南東尾根と七飯岳を見上げる

眼下の新幹線車両庫(左下)と新函館北斗駅をズーム(右奥)

旧砕石場の奥の崖の上に登った地点でカンジキを履き、南東尾根のウサギの足跡の続くトレースを辿る

トレースが消えた牧場斜面をラッセルしながら山頂を目指す。
来るたびに樹木が大きくなり、灌木が多くなっている気がする。

深いところでは膝くらいまでの自分のラッセルのトレースを振り返る

11:15、2時間40分で頂上到着。バックは横津岳。

頂上から霞んだ函館山方向を眺める。

横津岳はきれいに見えていた。

駒ケ岳は残念ながら雲に覆われていて見えなかった。白い平坦部は大沼。
11:25、下山開始。牧場の下の方まで下りたところで、リュックのショルダーベルトに付いてるはずのカメラが、ケースごとなくなっていることに気付いた。どこかで落としたらしい。
リュックをそこに置いて、一番辛い深くて急な斜面を戻った。頂上の少し下に落ちていた。ケースのベルト通しの縫い糸が切れてしまって、ベルトから落ちたらしい。
往復30分ほどを費やした。戻ったところで昼食を摂り、下山を続けた。旧砕石場の土手でカンジキを脱ぎ、13:10登山口到着。
天気も良く、新聞に載った翌日なので、誰か登って来る人がいるかと思ったが、結局、誰にも出会うことはなかった。
花の湯にのんびり入り、コジマ電気でカメラケースを買って、14:30に帰宅。