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木の生えている尾根をと思ったが、その上と両側の雪崩斜面を目にして撤退。(撤退地点から)
この今金町の三角山(389.5m)は、低山ながら今金町花石の北側に聳える鋭峯である。この山に登っている故齋藤浩敏さんは、彼の著書『魅する山々~道南100座紀行』によると、種川からの長い林道を入り、盤の沢川林道から西尾根を登っている。しかし、現在はゲートがかなり手前にあり、片道だけでも10数kmの行程となっている。
そこで、手前に上ハカイマップ川の深い谷があるが、冬ならではの考えられる最短距離のコースを考えてみた。美利河ダム湖畔の美利河種川林道から尾根を越えて、川を渡れるかどうか分からないがスノーブリッジがあれば、そこを渡り、再び急斜面を登り返すコースである。
今日は天候が良さそうだったので、昨日の「おおたき国際スキーマラソン」の帰路に豊浦の道の駅に車中泊して、予てから考えていたそのコースにトライしてみた。しかし、最後の詰めがとんでもない雪崩斜面で途中で撤退した。
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GPSトラックログ~美利河種川林道から最短距離を狙ったが・・・
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7:30、昨秋に登った坊主山のときは車で走った美利河種川林道をスキーで辿る。(帰りに撮影)
幸い、手前150mほどに広い駐車帯があったので、そこに車を置いた。
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昨日のものと思われるわかんの足跡が残っていた。途中で戻っていたところをみると、散策だったようだ。
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途中で振り返ると、美利河ダムが見えた。
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自分の林道上のトレースを振り返る。
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わかんの足跡が戻った1km付近から、右の坊主山とその左側の乗っ越す予定の尾根を眺める。
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8:30、手前の谷地形の下から林道を離れて、尾根のコルを目がけて谷の左斜面を登った。
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8:55、坊主山の南尾根に乗る。ここかで尾根を乗っ越して、上ハイカマップ川の斜面を下り始めた。
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少し下ると、目指す三角山が見えた。しかし、谷の向かい側斜面はすべて雪崩斜面だ。
たとえ川を渡れたとしても、とても登れそうな感じではない。
もう少し近いところから眺めてみようと、谷への斜面を下っていった。
9:20、標高差100mほど下って、眺めてみたが、しかし、とても登れそうな感じではない。 あっさり撤退することにして、登り返した。9:45、坊主山の南尾根に乗り、シールを外す。 10:30、ゴール。3時間のちょっと物足りない感じのスキー散策に終わった。
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国道へ出て、花石の辺りから眺めてみた。
先にこれを眺めておけば、考えたルートはとてもダメだったということが分かる。川を渡れるという前提で考えると、美利河種川林道をもっと南下し、西尾根へ回り込むと登ることができそうだ。