癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

情報をいただき再チャレンジ「今金・三角山」

2019年02月18日 | 登山・旅行

頂上手前のコルから山頂をバックに

 ちょうど1週間前に最短距離からトライした今金・三角山(389m)だが、川向かいはすべて雪崩斜面で、それを見ただけで退散してきた。

 去る2/3に道南全山219座を完登した函館山の会の林会長は、この山を今冬登っているはずなので、コース情報を教えていただいた。「頂上の北側稜線の2つ目の424ピークの北側のコルへの斜面は雪崩斜面でなく、その下の上ハカイマップ川を倒木を渡ることができた」とのこと。わざわざ同行者のヤマップのトラックログも送ってくださった。

 それを参考に、昨日の「恵庭クロカン」の帰路、好天予報なので、豊浦の道の駅で夜を明かし、早速再挑戦した。

 先週と同じ美利河種川林道手前の駐車スペースをスキーでスタートし、尾根を乗っ越して、川の手前でアルミかんじきに履き替えた。往路3時間40分、復路2時間15分、山頂休憩20分、トータル6時間15分で踏破することができた。


GPSトラックログ(1週前のログも)


6:55、先週と同じ美利河種川林道へ


坊主山の西尾根を見上げる。先週は鉄塔のあるコルを目指したが、今日はその右隣のコルを目指した。


坊主山の西尾根を乗っ越して、人工林の中を抜けて、下って行ったら、向かいの稜線の先端に目指す三角山が見えた。


川の手前の崖の上で、スキーからかんじきに履き替えた。
川向かいに、このあと登り返す尾根のコルがみえた。確かに、雪崩斜面ではない。


眼下に渡らなければならない川が見える。石を覆った雪を渡ることができそうだ。
左側の急斜面から川岸に下りた。


川中の石を覆うスノーブリッジを渡った。
しかし、反対側の斜面に取り付けないので、少し川上へ向かった。
その先には、林さんたちが渡った倒木ブリッジもあった。
人工林の斜面を抜けると、コルに繋がる尾根に乗る。


424ピークの右側コルを目掛けて登る。心配した雪庇もなく、すんなりと稜線に出ることができた。


424ピークから次に越えるピークを眺める。三角山は見えない。
そのピークに登り返すと、稜線は斜め右に方向を変えて、その先に尖った三角山ピークが見えた。
再び下って、手前のコルから山頂を眺めて、右から少し巻くように最後の急斜面を登る。


10:30、ようやく念願の山頂到着。


美利河ダムとピリカスキー場を望む。


その右側に、越えてきた川の向かい尾根と坊主山を望む。


昨日の「恵庭クロカン」の完走賞にもらった、ごまの剥げた串だんごを食べて休憩。


 424ピークを越えてコルまで下りると、左奥にカニカン岳が見えた。

 登りのトレースを辿り、川を渡り、スキーに履き替えて坊主山の西コルへ登り返す。
 スキーは埋まらないし、摺り足で歩くことができるので、かんじきよりずっと楽だ。
 登り切ったコルでシールを外す。ここからは、登りで1時間を要したが、わずか20分で、13:05にゴールすることができた。     
 
 林さんのお陰で、1週間後に再チャレンジでき、無事登頂できたことに感謝・感謝である。それにしても、300m台の山に、ひと山越えて、川を渡渉して、また登り返すという面白い山だが、6時間以上も要す難関の山だった。


 明日は、せたなの峠丸山と高山の予定なので、北檜山温泉まで走った。今夜は、ここの駐車場でどこでもホテル。

 GPSトラックログ掲載は、明日の帰宅後。