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せたな町と中心とする有機農法に取り組む生産者グループ「やまの会」のメンバー達の日常をモデルにして、製作された映画である。登場人物のモデルになった実在の人物もいる。
実は数年前から、このグループやその先駆けとなった人物のことは知っていたのと、ロケ地がせたな町なだけに、ぜひ観たいと思っていた。
さて、映画の方は、大泉洋主演の北海道映画シリーズ第3弾である。海が見える牧場で、牧場とチーズ工房を営む亘理(大泉洋)とその妻のこと絵(本上まなみ)、羊飼いの神戸(岡田将生)らは、ある日、自分たちが生産した食材が札幌の有名なシェフの手でよりおいしくなったことに感動する。そして、この感動を人々に伝えようと1日限定でレストランを開くことを目指すいった内容である。
瀬棚漁港を見下ろす、せたな町の高台の牧場の素晴らしい景観、笑いあり、涙あり、おいしい食材や料理ありと言った感じで、テーマは食の安全と北海道の雄大な自然と人の温かさと受け止めた。
大泉洋はどうも好きになれないキャラだが、周りを取り囲むキャストがそれぞれ味があって良かった。ただ映画としての完成度はイマイチな感が否めない。
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今、せたな町でこの映画を観るバスツアーも計画されているらしい。実在のモデルがいることや自分たちの住んでいる街でロケされているだけに、楽しいに違いない。