癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

東京下町散策・その1・江東区(門前仲町~清澄白河~亀戸)

2019年12月07日 | 登山・旅行
 今日は、東京でも下町情緒が残っていると言われる江東区の深川と亀戸、さらには、葛飾柴又へも足を伸ばした。
 ずっと1日中、雨の中の散策だった。

 門前仲町と清澄白河は、いわゆる深川と呼ばれる地区である。
 ホテルを出て、まずは電車で門前仲町へ移動。

◎門前仲町(深川南部)


 「深川東京モダン館」~昭和7年に建設された東京市深川食堂をリノベーションした建物で、国の登録有形文化財。
 区の観光拠点としてイベントや展示、カフェ営業をしている。開業前で中は見れず。


 「深川不動堂」


 「富岡八幡宮」~江戸三大祭り「深川八幡祭り」で知られる神社。


 境内にある「横綱力士碑」~この八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地で、新横綱の土俵入りが行われる。


 同じく境内にある「伊能忠敬像」



 「人情深川ご利益通り」~和菓子、漬物、江戸小物、宝飾品など約40店舗が並ぶ。深川不動堂の参道。


 「辰巳新道」~戦後に電車通りで屋台を出していた人たちが集まり店を始めた。現在も昭和情緒溢れる横丁。
 50mほどの路地に29軒の飲食店が軒を連ねる。

 歩いて清澄白河へ移動。

◎清澄白河(深川北部)

 「深川江戸資料館」









 地下1階からの地上2階までの吹き抜け空間に、江戸時代のまち並や庶民の生活ぶりを再現。




 「清澄庭園」~江戸時代の大名屋敷に多く見られる形式の日本庭園。
 岩崎弥太郎が買い取り、3代に渡って整備した。
 当時は「深川親睦園」として、主に三菱社員の慰安と内外賓客の接待の場として利用された。


 この辺りには相撲部屋が多い。「錣山部屋」「大嶽部屋」「尾車部屋部屋」「高田川部屋」。
 全て5~6階のビルで、1階に土俵があるようだ。近くでお相撲さんも数人目にした。


 「隅田川てらす」~平成29年オープンの水辺の多目的スペース。
 両側に芭蕉の句碑が立ち並ぶ。芭蕉は深川の庵を拠点に活動したので、深川界隈には芭蕉ゆかりの史跡が多い。「芭蕉記念館」もあった。


 「深川神明宮」~深川の開拓者・深川八郎右衛門が創建した神社。

 次に少し離れた亀戸へ移動。

◎亀戸
 
 
 まずは、妻お薦めの亀戸駅近くの「亀戸餃子」へ。開店前から10数人が並んでいた。


 あっと言う間に満員となる。一皿270円で、わんこそばのように次から次と出てくる。
 結局6皿で切り上げた。美味しいのだが、ゆっくり味わえないで、なぜか急いで食べてしまう。




 「亀戸梅屋敷」~江東区の観光情報が得られる施設で、寄席もあるようだ。




 物産店に「江戸切子」のコーナーがあった。
 上の方はクリスタルガラスの江戸切子、下は従来の江戸切子。
 全て万単位の価格だが、クリスタルの方が高い。


 「亀戸香取勝運商店街」~スポーツの神様である亀戸香取神社の参拝道にある区内で最も歴史のある商店街。 


 「亀戸香取神社」~昔から塚原卜伝や千葉周作などの剣豪が崇拝していたことから、今はスポーツの神様として崇拝されている。


 「亀戸天神社」~学問の神様として親しまれている。藤棚の美しさは広重の「名所江戸百景」にも描かれている。
 現在も藤や梅の名所として賑わう。

このあと、葛飾柴又へも行ったが、あすのあさに〈その2〉としてアップ予定

 これから明日の結婚式前夜の親族の前夜祭。