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<日暮里駅から「御殿坂」を登り、「夕焼けだんだん」から「谷中ぎんざ」入口を見下ろす>
「谷根千」(やねせん)という言葉は元々、1984年創刊の地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の略称として呼ばれていた言葉とのこと。
それが、谷中・根津・千駄木周辺の地域の総称として広く呼ばれるようになったそうだ。
谷根千一帯は、空襲や再開発などを免れたため、昔ながらの風景を残す下町。レトロな街並みが人気のスポットとなっている。
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今日は、日暮里駅を起点に、スマホのガイドマップを参考に歩いた。
最初は赤線のコースを歩き、途中少し足を伸してから戻って根津神社から青線コースを歩いた。
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「谷中ぎんざ」~「下町東京レトロ」がキャッチフレーズの昭和20年に誕生した歴史ある、東京の中でも有名な商店街。
さまざまな個人商店が約60店舗並んでいる。どこか懐かしい気持ちになれる商店街。
平成に入り、谷中・根津・千駄木の界隈が「谷根千」と呼ばれ注目が集まり、観光地としても多くの客が訪れるようになったようだ。
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懐かしい店やそこで作っている食べ物屋店も多く、若い女性なら食べ歩きしたくなるような店がたくさんある。
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ちょっと横道を覗くと、昔のままの狭い小路がたくさんある。
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「谷中ぎんざ」を抜けると「よみせ通り」に出る。ここも100軒以上の店が並び、レトロな雰囲気で昭和を感じる。
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「岡倉天心公園」~東京美術学校(現・東京藝術大学)の設立にかかわり、また日本美術院を創設した岡倉天心の旧居跡。
公園といっても10平方メートルの児童公園規模のもの。
それでも明治31年10月15日、ここに日本美術院が開設され、明治39年に茨城県五浦に移転するまで、日本美術の中心的な場所だった。
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「観音寺の築地塀(ついじべい)」~いわゆる土塀のことで、主に石垣を台座として塀の中心となる部分に木の柱を立て、柱を中心に木枠を組み、そこに練り土(粘土質の土に油や藁などを混ぜた土)を入れて棒で突き固める版築工法で作られたもの。
塀の上部には雨除けに瓦屋根が葺かれ、表面も漆喰で仕上げられている。
「寺院の屋根の下に谷中の町がある」と言われるほど寺が多い。谷中だけで70軒もあるらしい。
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古民家
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「ぎんなん通り」
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「さくら通り」
「ぎんなん通りと」と「さくら通り」の両側は「谷中霊園」~都立霊園で、東京3大墓地の1つ。旧称の谷中墓地と呼ばれることも多い。
面積は約10万平方メートル、およそ7,000基の墓がある。徳川家15代将軍慶喜や鳩山一郎・横山大観・渋沢栄一などが眠る。
歩いているだけで、川上音二郎や高橋お伝の墓も目に入った。
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谷中霊園の通りに、全国各地の竹垣が紹介されている。その中の1部をカメラに収めた。
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「さくら通り」を抜けたところに建つ花屋の建物
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古い銭湯を改築したギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)」
赤線のコースはこの前を右折するが、古民家の多い少し先の上野桜木の交差点まで足を伸ばした。
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古民家3軒が連なるカフェなど
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谷中岡埜栄泉(和菓子屋)
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八代目伝左衛門めし屋
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「台東区下町風俗資料館付属展示場」(旧吉田屋酒屋)~江戸中期から明治時代の商家建築の様子を残している。
月曜日は定休日で見ることができなかった。
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上野桜木町交差点の角にある「カヤバ珈琲」
ここから戻って、青線のコースから根津神社へ向かう。
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坂道の途中にある珍妙な「ねんねこ屋」~猫の店「ねんねこ家」は、一軒家の一部を使った小さな古民家カフェ。
「ねんねこ神社」も祀られ、木彫りの看板、のれん、玄関の前にある、小さな招き猫たちが並んでいる。
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根津神社の鳥居
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広大な敷地の中央にある山門と右奥の本殿。日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝える古社で、東京十社の一社に数えられている。
境内はツツジの名所として知られ、森鴎外や夏目漱石といった日本を代表する文豪が近辺に住居を構えていたこともあり、これらの文豪に因んだ旧跡も残されている。
現在の社殿は宝永3年(1706年)の創建。社殿7棟が国の重要文化財に指定されている。
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根津神社の「千本鳥居」
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「へび道」~旧愛染川を埋め立てたくねくね道の両側に住宅が立ち並ぶ。
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「朝倉彫塑館」~日本近代彫塑界の最高峰であり、文化勲章受章者である朝倉文夫が住宅兼アトリエとして使用していた建物。
敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国名勝に指定されており、建物は国有形文化財に登録されている。※月曜日が定休日で入れず。
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古い商家
このあと、山手線とモノレールを乗り継いで羽田空港から無事帰宅。