昨年の4月以来の胃カメラ検査をした。その目的は、ピロリ菌をどうするかということだった。実は昨年の3月にも胃カメラ検査をした際に、ピロリ菌がいてそれが原因の萎縮性胃炎の跡も見られるということが分かった。しかし、その時の血液検査で、ある腫瘍マーカーが高かったので、その検査の方を優先しましょうということになった。その後、CT検査や膵臓のMRI検査もしたが、異常なしだった。しかし、ピロリ菌のことはすっぽかしたままになっていた。
しかし、やはり気になって、先週、相談を兼ねて診察に行った。ピロリ菌の除菌は、高齢(70歳以上)になればなるほど、効果は半減するので、積極的には勧めないが、希望するのであれば応じるということだった。そこで、1年以上経っているので、胃カメラ検査をして、その結果次第で改めて相談するということにした。
今日の検査の結果は異状はなかった。ピロリ菌の除菌については、いろいろ相談したが、高齢ゆえにあまり効果が期待できないこと(医師も積極的には勧めなかった)、一定期間が必要な、副作用の心配があるかもしれない薬は飲みたくないこと・・・などから除菌はしないことにした。ただし、これからも1年か2年に一度、大腸カメラ検査同様に胃カメラ検査も続けることにした。
それはそれで良かったのだが、血液検査の結果で、また昨年と同じ腫瘍マーカーが少し高くなっているという。昨年も大丈夫だったので、放っておいても良いと思ったが、先生の「でも、癌を経験しているので、とりあえずCT検査くらいは受けておいたほうが良いのでは・・?」という言葉に負けてしまい、予約を入れてもらった。混んでいて、一か月以上もあとの7月22日になった。
胃カメラ検査は、12年前の大腸癌以来、いつも経鼻検査でお願いしている。管も太くて苦しくて、吐き気に悩まされる経口より、8割以上は楽だからである。
今日の検査の費用は1割負担で1,240円だった。このくらいで安心できるのであれば、毎年でも良いと思う。なにしろ、後期高齢者医療保険で月々4万円も取られているのだから、使わなきゃ損?である。介護保険もガバッと取られているが、こちらは一生使わないで済ませたいものである。