「初田牛パス」は、既存の舗装された農道を歩くコースで、周りには広い牧場や牧草地が広がる。
地図では、初田牛駅を発着地点として、周回できるようになっている。距離表示は14.3kmになっている。その距離で周回できると思って歩いていたが、どうもおかしい。もっと距離があるような気がして、地図を良く見たら、14.3kmというのは、初田牛駅から北側のコースを歩いて、厚床駅までの距離だった。厚床駅の手前から、南側のコースを歩いて初田牛駅まで戻るには、さらに、6km歩かなければならなかった。結局20km歩いた。
初田牛駅に着いたら、駅舎がない。それもそのはず、昨年の3月に廃駅となっていた。7:35、スタート。
町道に出る手前に「開基百年の碑」が立つ。
駅跡から左回りで進み、町道623を進む。
道端にはエゾスカシユリがずっと咲いている。ユリはあまり好きでないが、このユリだけは大好きである。
牧草地と牧場の中に続く変化のない直線道路である。ひたすら歩くだけ。
4kmほど歩いたところで、14.3kmという表示距離に疑問を抱く。地図を良く見たら、それは、初田牛駅から厚床駅までの距離だということに気付いた。
国道44号に出た所にある村島牧場。家畜糞尿を好気性菌で分解して堆肥化し、環境への負荷を下げる取り組みをしているという。
ここから来た道を分岐まで戻る。
分岐から、西側に延びる農道を進む。
牧草地のあちこちに牧草ロールが置かれている。
牧場でのんびり草を食む牛たち。1頭だけはこちらをじっと眺めていた。
唯一のチャームポイント・眼鏡橋。根室市唯一のレンガ造りの鉄道橋。正式名は別当賀川橋梁。
ここから、進路を東側に取り、初田牛駅を目指す。ここからが、予定にはなかった距離である。
東厚床スノーシェルター。このあと、初田牛スノーシェルターもあった。
そのシェルターを潜って、右折し、初田牛駅へ。
途中の初田牛神社な寄る。ここにも馬頭観音(左)が奉られていた。
12:00ちょうど、4時間半で、久しぶりの20km一気歩きのゴール。
このあと、厚床パスも歩くつもりだった。すでに30kmも歩いているし、どうするか悩んでいたら、雨が降ってきた。これ幸いと、あっさり諦めがついた。厚床の伊藤牧場さんに鍵を返して、初田牛パスの距離のことも話してきた。
このあと、3日連続となる霧多布温泉ゆうゆへ向かう。遠いが、根室市には温泉もゆっくりできるところもないからである。今日の歩数46,000歩数。
「別当賀パス」は、すでにアップ済みです。「厚床パス」は、雨が降ってなければ、明日歩く予定です。