癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

中辺路1日目・滝尻~近露〈13km〉

2014年05月19日 | 登山・旅行
《中辺路のスタート地点となる滝尻王子》

今日はスタート地点となる滝尻までの移動と近露までの13kmだけの歩きなので急ぐことはないが、5:00にホテルを出る。新今宮駅で北海道より45分ほど遅い日の出を迎える。

天王寺と和歌山で乗り換えて9:55に紀伊田辺到着。さらに、10:15発のバスに乗り換えて滝尻へ。

この滝尻は熊野三山の聖域の入口とされ、ここから車道を離れていにしえの古道歩きとなる。

11:10、まず、熊野古道館に寄る。展示もあるが、熊野古道入口の観光案内所といった感じ。その向かい側の滝尻王子の横に古道が続いていた。ここを起点として500mごとに標識があり、ペースを掴むのに便利だ。王子とは熊野三山の御子神で参詣者の安全祈願のために祀られたらしい。この先にも不寝王子、大門王子、十丈王子、大坂本王子、近露王子があったが、跡地の方がずっと多かった。


それにしても、スタートからいきなりの急登尾根には驚いた。最初の1kmで標高200mの登りは今日の核心部だった。せっかく370mまで登ったのに200m近くまで下る。


再び登っていくと、民家が現れ、高原の山村へ入って行く。古道も生活道路になっていて舗装されている。楠の巨木が凄い高原熊野神社は、春日造りで室町前期の建築様式を残す中辺路最古の建物と言われている。


そのすぐ先の高原霧の里休憩所で売っていたよもぎ餅が昼食となった。よもぎが多くて美味かった。


旧旅籠の標識の残る民家の間を抜けると再び山道となり、石畳が美しい杉林へと入って行く。このあとはずっと美しい杉林の中の尾根歩きだった。この後、朝に出たと思われる先達に案内された20名ほどのツアーを7グループほど追い越した。

その後もずっと緩やかな登りが続く。最高地点は上多和茶屋跡の688m。そこから近露までの4kmで200mまで下る道を逆には登るのはきつそうだ。


大坂本王子跡を過ぎると中辺路のシンボルと言われる牛馬童子像など(携帯カメラでは撮り忘れ)がまつられた箸折峠。


やがて、眼下に近露の集落が見えてくる。ゴールは近い。昔は宿場町で栄えたらしい。


15:50、今日のゴール近露王子跡に到着。


そこから15分ほど歩いて、Aコープで缶ビールを買い、置物の狸に迎えられて民宿なかのに到着。早速風呂に入って、缶ビールで乾杯。歩数計はホテルから約19000歩。


楽しみな夕食は鮎の塩焼きと鮎の唐揚げを煮込んだもの、合鴨?の鍋、カツオの刺身がメインだった。

大阪到着

2014年05月18日 | 登山・旅行
千歳発12:55のピーチ航空に乗るために家を7:00過ぎに出た。洞爺湖マラソンで湖畔道路が通行止めで、15分ほど遠回りになった。



飛行機はみごとなほど満席だった。関西空港からJRで新今宮へ。昨年の大峯奥駈道のときにも利用した一泊2,050円のホテルサンプラザⅡへ。偶然前回連泊した部屋と同じだった。



すぐ向かいがじゃんじゃん横丁の入口。食べ物が軒を連ねて、大にぎわい。圧倒的に多いのが串かつ屋。ついつい釣られて暖簾を潜った。



食べ終わって直ぐにホテルへ戻って、部屋でのんびり過ごている

熊野古道200kmの歩き旅へ

2014年05月18日 | 登山・旅行

 昨年と一昨年、紀伊半島の吉野から熊野までの修験道である「大峯奥駆道」を縦走したら、一般参詣道である「熊野古道」も歩いてみたくなった。
 
 熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称である。道は三重県、奈良県、和歌山県、大阪府に跨り、紀伊路(渡辺津-田辺)、小辺路(高野山-熊野三山、約70km)、中辺路(田辺-熊野三山)、大辺路(田辺-串本-熊野三山、約120km)、伊勢路(伊勢神宮-熊野三山、約160km)がある。


 これらの多くは、2000年に「熊野参詣道」として国の史跡に指定され、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産における「遺跡および文化的景観」)として登録された。なお、その登録対象には紀伊路は含まれていない。

 これらの中で人気が高いのが、古道の雰囲気を多く残している「小辺路」と「中辺路」である。今回は、それに、高野山への参詣道だった「高野山町石道」を加えたおよそ200kmほどのコースを8泊9日で歩く計画である。当初は、テントを担いで歩くつもりだったが、テントを張る場所が限られることと、重装備では歩く距離が稼げないことなどで、やむなく安い民宿などを利用することにした。

 2週間ほど前から、いろいろ計画を練ってきた。計画を練っているときがもっとも楽しいときかも知れない。ちなみに、函館から飛ばないで、千歳空港まで車で往復して、駐車料金を払っても、ピーチ航空の方が函館からの往復の半額ほどで済む・・・ということで、これからまず千歳まで車で移動すことから始まる。

<計画は次の通りである>

5/18(日) 函館発~(自家用車)~千歳空港~(ピーチ航空)~関西空港~(JR)~新今宮
<中辺路>
5/19(月) 新今宮~(JR)~紀伊田辺~(バス)~滝尻~近露<13km>
5/20(火)近露~熊野本宮大社~湯の峰温泉<27.1km>
5/21(水)湯の峰温泉~<17km>~日足(川舟センター)~(川下り)~熊野速玉神社~新宮 
5/22(木)新宮~那智大社<22.1km>
5/23(金)那智大社~大雲取越~小雲取越~請川<27.2km>
<小辺路>
5/24(土)請川~熊野本宮大社~十津川温泉<17.6km>
5/25(日)十津川温泉~三浦口<18.5km>
5/26(日)三浦口~(16.9km)~大股~(17.2km)~高野山<34.1km>
<高野山町石道>
5/27(火)高野山~町石道~九度山駅<21.5km>~(JR)~新今宮
5/28(水)予備日               
5/29(木) 新今宮~(JR)~関西空港~(ピーチ航空)~新千歳~(自家用車)~函館

 携帯電話なので画像は不鮮明で、詳しい記録は書けませんが、毎日このブログに簡単に報告をします。ただし、詳しい記録と多くの写真は、帰って来てからHPの方へアップ予定です。

支部長を拝命

2014年05月17日 | 日常生活・つぶやき

総会時の前支部長の挨拶。来年から不肖私がこの立場で挨拶をしなければならない。

  日常的に趣味三昧の内容のこのブログでは、あまり触れたくない話題だが、今日は、ここ2年間理事長を務めていた北海道退職校長会函館支部(会員392名)の総会と懇親会だった。
 既定路線だったとは言え、総会で新支部長を拝命した。今年は8名もの役員が辞任し、心細い感じだが、強引に残っていただいた方もいるので、26名の役員の助けをいただきながら、また会員の方々の声をいろいろ聞きながら任務を全うするつもりだ。

 早速、80名近い参加をいただいた懇親会では、多くのみなさんから激励などのうれしいお言葉の数々をいただいた。

 退職して11年目を迎えるが、退職時には、いろいろあった再就職話をすべて断って、それまでの仕事関係ともスッパリ縁を切って、山三昧の生活をするつもりだった。ところが、当時の教育長から「仕事しないなら、退職校長会を手伝ってやれ」と言われた。当時、校長会長を仰せつかっていたことや多くの先輩諸氏にお世話になったこともあり、これだけは断ることができなかった。

 6年前の大腸癌で手術した時には、これ幸いと「迷惑をおかけするので辞めさせていただきたい」と申し出たが、受け入れてもらえなかった。新支部長のポストも1期2年で辞めるつもりだ。しかし、その間、道南支部(渡島・桧山・函館)からのそれぞれの分離独立以来の創立20周年記念事業もあるので、結構大変ではある。しかし、仕事的には理事長の方が忙しかったと思うので、不遜ながらこれからも趣味三昧の間隙を縫っての任務を遂行できると思っている・・・。

疲れる列車旅

2014年05月16日 | 日常生活・つぶやき
 一昨日に引き続き、札幌まで列車で往復した。そのまま札幌にいて山でも登っていたかった。しかし、明日の退職組織の函館支部総会の準備や打ち合わせで、それもできなかった。今回はたまたま3日以内なら10,080円で2往復できるので、非常に助かった。

 実は、今日はその道本部の総会で、明日が支部総会。たまたま日程的に3日連続で振り回されている形になっている。

 いつも札幌は日帰りでも車で移動している身には、一見楽な感じもあるが、結構退屈で疲れる。車の運転は常に刺激に反応し、能動的で、自分のペースで行動できるので、退屈することはない。まあ、じっとしていることが苦手な性分なこともあるのだが、札幌までで列車の方が1時間以上速いのに、時間的に非常に長く感じる。

 そして、また座ったままの会議が待っている。ただし、その後の懇親会で飲めるのが、列車旅のメリットだ。帰りは、自分もそうだが、同行したO氏も、かなり疲れたようで「長いな~!早く着かないかな~」を連発していた。

 それにしても、間引き運転のせいか、2日とも朝の列車はビジネスマンで満席だった。帰りは終列車だが、金曜日の夜ということもあり、単身赴任者が帰宅することもあり、ほぼ満席のようだ。帰宅できるのは23時過ぎ。

『医者に殺されない47の心得』

2014年05月14日 | 日常生活・つぶやき

 札幌でスキー関係の三役会議があり、明後日の別の会議と合わせて2日分を「悠遊旅倶楽部の3日間特急乗り放題 10,080円」で購入したチケットで札幌を往復してきた。

 その往復で、以前から『患者よ、がんと闘うな』などの著書で話題になっている近藤誠医師の最近の著書『医者に殺されない47の心得』を興味深く読んだ。ちなみに、この本は「第60回菊池寛賞」を受賞している。

 共感できる部分は非常に多かった。しかし、「癌は治療しないほうが長生きできる」と言うが、治療できないで逝ってしまった亡妻と治療しても元気でいる自分の体験からは疑問が残る。

 体調が悪くなり、背中に痛みが出た段階で診察を受けたら、大腸癌から転移した肝臓癌の方が手の施しようがなく、初診で余命3ヶ月を告げられて5ヶ月で逝った亡妻。たまたま偶然早い段階で見つかった2回の大腸癌の手術で55cmも大腸が短くなったにも関わらず、何の後遺症もなく薬の世話にもならず、手術前と同じように、あるいはそれ以上に元気に過ごせている自分。

 亡妻の場合は、もっと早く病院に行っていたら助かっただろうし、もっと長生きできただろうと信じている。また、自分の場合は、著者の言われる「がんもどき」だったかも知れないが、放置していたら、今頃この世にいなかったかも知れない。

 この癌のこと以外は、納得できることが非常に多かった。薬害のこと、自然治癒力のこと、検診結果の基準値のこと、抗がん剤の副作用のこと、苦痛を和らげるモルヒネのケアは受け入れるが延命治療は望まないことなどなど・・・。さらに、脳ドックの怖さを知って、市の国民保険の抽選に当たったが、明日キャンセルの電話を入れることにした。

 また、歳を取っても脂っこいものをよく食べた方が長生きできること、ビールはロング缶2本までなら「百薬の長」・・・には勇気をもらった。

 今のように健康やボケ対策に一番良いとされている「歩くこと」の典型である登山を中心に、好きな運動をして、好きなものを食べて、くよくよしない日々を過ごし、緊急時以外は病院に行かないで、いつ死んでも悔いない人生を送りたい…それが健康寿命を長く保てる極意のようだ。

 似たような主張の下記のブログもあるが、内容的には近藤先生とほぼ同じ感じである。
 http://meirusenju.jp/kunika/


  帰りの列車で夕食に食べた数年ぶりの駅弁・・・季節限定の「春らんまん」
彩りも味も良く、とても幸せな気分で食べて飲んだ

大谷翔平投手初完封!

2014年05月14日 | 登山・旅行

大ファンだった田中将大投手が大リーグへ行って大活躍をしているが、その後注目しているのは日ハム2年目の二刀流で活躍中の大谷翔平選手だ。

昨日までに、先発投手としても3勝を上げ、打者としても3割以上を維持し、クリーンアップを打ち続けている。特に凄いのが、5割以上の得点圏打率だ。それだけチャンスに強く、チームに貢献しているということだ。

昨日は我が地元函館での先発登板だったが、CSでの放映があったので、テレビで初めから観戦した。今年初めてのテレビ観戦だった。

強風が吹く中、1回以外は危なげなく球速150km以上を連発して、0を9つ並べた。風格さえ感じさせる淡々とした投球だった。途中最速158kmという本人のプロ最速記録も出した。チームでも今季初の完封だが、本人も初完投初完封だ。

今朝のJR五稜郭駅売店販売のスポーツ紙一面はすべてこの記事だった。

昨年の二刀流はそれほど凄いとは思わず、「投手一本でいけば良いのに」と思っていた。しかし、今年はどちらも捨てがたい一流選手並みの大活躍だ。まさに二兎を追う者は二兎を得る状態だ。これだけの能力を持ち合わせているのが凄い。

昨日、球場に駆け付けて応援した函館のファンには堪らなかっただろう。今後益々目が話せなくなりそう。

下半身ゴキゴキ

2014年05月12日 | 日常生活・つぶやき

癒されるブナの新緑

 2日間連続のいずれも今年最長の8時間近い山行で、下半身は疲れと筋肉の張りでゴキゴキ状態。体を動かすのも億劫な感じ。しかし、このようなことが筋力強化に繋がるトレーニングになり、さらにハードな歩きも可能になると信じたい。

 やらなければならないことはたくさんあったが、なるべく体を動かさなくて済む2日間の山行記録のHPへのアップ作業に半日以上費やした。

 夕方に肩の治療に整骨院へ。先生も、調整マッサージをしながら「下半身すごく張っていますね~。よく2日も連続でこんなになるほど歩きますね~」・・・ちょっと揉まれるだけでも痛いが、とても気持ちがよい。俗にいう「イタキモ」というやつだ。このようなときは、空いているときなら、サービスで肩に関係ないところでも念入りに揉んでくれるのだが、今日はなぜかものすごく混んでいたのが残念!
 

通称・釜谷岳(681峰)~桂岳周回縦走

2014年05月11日 | 登山・旅行

柔らかなブナの新緑の中の国有林境界線歩道

 木古内町の桂岳への亀川林道からの登山道は、ここ数年林道途中の大規模な山崩れで、ゲートが閉ざされ、登山口まで入れなくなっている。そのゲートを起点としたTaoさんと龍さんの国有林の境界線歩道を利用した通称・釜谷岳(681峰)~桂岳周回の計画に便乗させていただいた。

 8時間近いアップダウンの激しい超ロングコースだったが、芽吹きの新緑や春紅葉や足元の花々を楽しみながらの楽しい山行だった。しかし、2日間連続の8時間山行は結構きついものがあった。それだけにゲットしたタラの芽、ウド、コシアブラの天ぷらとビールが美味かった。


函館新道から望む通称・釜谷岳(681峰)と桂岳



途中の尾根から釜谷岳を望む


可愛いブナの1年生


新緑に包まれた山肌越しに当別丸山を望む


釜谷岳の手前から桂岳を望む


釜谷岳から桂岳への快適な稜線


桂岳反射板ピーク手前のシラネアオイの群生


桂岳反射板ピークから望む越えてきた681峰(通称釜谷岳)と640.1峰(右)


桂岳頂上にて


周回したGPSトラックログ


詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

大千軒岳(銀座の沢雪渓コース)

2014年05月10日 | 登山・旅行

 SHOさん誘いに乗って、この時期ならではの知内川コースから源座の沢の設計を詰めるコースから大千軒岳に登ってきた。実は、6年前の最初の大腸癌の術後2ヶ月で同じコースをやはりSHOさんと二人で登っている。病み上がりのそのときより、下りはそれほど変わっていないが、登りで1時間も速かった。

 前回も登山口である奥二股の1.5km手前から歩いたが、今回は3km手前のゲートから歩いた。ゲートのすぐ先は橋の架け替え工事中で、その先も雪崩のデブリがあちこちで道を覆っていた。

 前回同様、芽吹きの新緑、雪渓登り、早春の花々、そしてギョウジャニンニクは期待通りだった。ただし、下山でハプニング発生・・・雪渓を踏み抜いて3.5mほどの滝の下に落ちた。頭上の穴以外は真っ暗な洞穴状態・・・水量が少ないので流されることはなかったが、もし流されたらずっと雪のトンネルの中なので、助からなかったであろう・・・幸い臀部の打撲だけで済んだが、這い上がるのに非常に苦労した。全身ずぶ濡れになったが、暖かったお陰でゴールするまでには衣服はほとんど乾いていた。

 夜に会合があるので、函館を3:30に出た。スタート4:55、登り3時間45分、下り3時間55分(ギョウジャニンニク採り30分)、ゴール12:50、知内温泉に入って、15:00には帰宅できた。 


渡渉地点の広河原から上流の新緑を眺める


標高550m~950mほどの銀座の沢の急な雪渓登り


誰もいない頂上にて


食べごろのネギ畑


銀座の沢を下る。


踏み抜いて落ちて、這い上がってきた穴・・・ちょうど3.5mほどの滝の落ち口だった。
前を歩いていたSHOさんは声がしたので振り返ったら、姿が消えていたのでびっくりしたらしい。


エゾエンゴサクの群落。
このほかに、カタクリ、オオバキスミレ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、シラネアオイ、エンレイソウなどが咲いていた、


今日の収穫物~ギョウジャニンニク、シイタケ、クレソン


詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

桜吹雪の中の花見

2014年05月08日 | 日常生活・つぶやき

 今日は理事長を務める退職組織の五稜郭公園での例年の花見。昨年は1日違いだったが、ようやく咲きだしたばかりの風の強い日だった。ところが開花の早かった今年は、天候にも恵まれ、桜吹雪の舞う中での開催となった。

 平均年齢70歳超の30数名の参加だったが、3時間で、樽生ビール20㍑、日本酒1升瓶7本、一人当たり300g上生ラム肉、5種の野菜、おにぎり、枝豆、漬物などがペロッとなくなった。このような催しに参加してくる人はみなさん健啖家だ。

 飲み物に浮かぶ桜の花びらの風情を楽しみ、肉や野菜と一緒に焼ける花びらもしっかり胃袋に収まった。










すごく得した「悠遊旅倶楽部」

2014年05月07日 | 日常生活・つぶやき


 山旅を中心とした旅行は非常に多いが、道内は基本的に車で移動し車中泊することがほとんどで、JRを利用する機会は少ない。

 ところが、来週の16日(金)に、以前からどうしても日帰りで札幌を往復しなくてはならない退職組織の出張が入っていた。仕事仲間の連れもいるし、懇親会もあるので、JRを利用することにした。

 数日前に電話で切符を予約したら、「悠遊旅倶楽部」に入っていますか?」と聞かれた。「ちょうどその期間限定のお得なプランがあります。札幌往復なら14,800円のところ10,080円で済みます。年会費1,540円掛りますが、それでもお得ですよ」とのこと。要は男性60歳以上、女性50歳以上が会員になれて、普段でも運賃・料金が30%割引になるらしい。

 今日、同行する仕事仲間と五稜郭駅へその手続きに行ってきた。そうしたら、10,080円というのは、5/8~5/20の間、連続する3日間であれば、道内どこでも特急に乗り放題らしい。同じプランが年5回あるらしい。

 たまたま、昨日急に札幌でのスキー関係の会議が2日前の14日に入ってきた。この日は車でも良いかな?と思っていた。ところが、16日の分として払った10.080円でその日の切符も買えるという。要するに、2日分で特急・指定券も含めて29,600円が10.080円で済むという・・・ものすごいお得感だ!実にタイミングの良い2日の会議日程に感激して、早速手配した。

 ちなみに、自分は利用することはないだろうが、この5回の期間は、5日間連続乗り放題で16,250円というプランもあるようだ。

花見ドライブ

2014年05月06日 | 花・紅葉だより
 妻は明日から仕事なので、函館~北斗(上磯)~木古内~上ノ国~江差~厚沢部~北斗(大野)と花見ドライブをしてきた。春爛漫のもっとも良い季節をのんびり楽しんできた。


北斗市松前藩戸切地陣屋跡入口までのサクラ並木


北斗市松前藩戸切地陣屋跡の中


木古内町サラキ岬のチューリップ公園


まもなく廃線になる江差線の撮影スポットの春紅葉(上ノ国町内)


上ノ国町花沢公園


厚沢部町館城址


大野農業高校のシダレザクラ


北斗市法亀寺のシダレザクラ


北斗市大野川沿いのさくら回廊


厚沢部道の駅で買った懐かしい厚沢部名産のゲンコツ

五稜郭公園の花見散歩

2014年05月05日 | 花・紅葉だより
こちらを出かける前には、開花宣言したばかりだったが、帰ってきたら満開になっていた。
天気の良い午前中に妻と散歩がてら、五稜郭公園へ花見に出かけた。
退職組織の花見を今年は5/8に設定したが、桜吹雪の中での花見になりそう。
昨年は5/7だったが、ようやく咲きだしたばかりだったのに・・・。

 
















花見をしたらジンギスカンが食べたくなり、夕食は家でのジンギスカンとなった。
2週間以上前に採ったギョウジャニンニクをジップロックに入れて冷蔵庫に保存していたら、まだパリッとしていたのには驚いた。

なお、花見に出かけた以外は、朝の4時からびっしり頑張って、今回の山旅の記録をHPにアップ完了することができた。下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/

有珠山&森町のサクラ

2014年05月04日 | 登山・旅行

 早朝に上川三山の残りの天幕山を登って帰路に就く予定だった。しかし、南東尾根の取りつき部分の急斜面はまったく雪がなく、丈の高い笹やぶがすっかり起きている。しかも、雨も降りそうな天気のため、来年以降の楽しみに取っておいてと帰路に就いた。

 雨の旭川や岩見沢を抜けて、胆振管内の方へ抜けたら晴れている。何度も登ってはいるが、この時期には登ったことのない有珠山へ寄ってみることにした。この山は毎年道内で最も早い4/29に山開きをしている。

 カメラ片手に空身でスタート。登山者は多かったが、花が意外に少ないのにびっくりした。目にした花は、ミヤマスミレ、エンレイソウ、コジマエンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、キジムシロくらいのものだった。また、木々の芽吹きも以外に遅い感じだ。

 まず南外輪山展望台へ登り、火口展望台まで下って戻った。

 
コジマエンレイソウも多く目にした         ミヤマエンレイソウ


外輪山展望台から有珠湾と市街地を見下ろす


銀沼火口と左側の有珠新山と右の黒いのが大有珠


小有珠の左側に見える洞爺湖と羊蹄山


 有珠山を歩いているときに、妻から電話が入る。JRで森まで行って待ち合わせて、昨日からさくら祭りが始まった森町の青葉ヶ丘公園の花見をすることにした。


この青葉ヶ丘公園は、ソメイヨシノが植えられて今年で100年を迎えるらしい。


ソメイヨシノ


八重咲きシダレザクラ


シダレザクラ


花より団子