癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

出版原稿(前半部分)の提出ほか

2016年08月17日 | 登山・旅行

 約束の14:00に、札幌の共同文化社に前半61回分(道南、道央、夕張・増毛・樺戸・幌内)の出版原稿を提出することができた。

 原稿と画像データは、USBメモリーに入れ、文字原稿を印刷したものと一緒に渡し、いろいろな説明やお願いなども印刷した物をもとに伝えた。

 山の部分の原稿以外のページ(本扉、はじめに、目次、山楽コラム、山域ごとのガイドページ、登った山の一覧、おわりに、奥付)も含めたページ構成についても、こちらの考えを伝え、いろいろ助言をいただいた。

 また、組見本を作成してくれたページデザイン担当者ともお会いすることができた。「組見本を見て感動しました。あとはお任せしますので、好きなように楽しんで作ってください」とお願いしてきた。楽しいページにするためには、作る人が楽しく取り組んでくれることが一番だ。

 今後は、11月をメドに、3回に分けてできたゲラを送ってくれるので、こちらで校正をして、3回分まとめて送り返すことになるようだ。そして、年末には、残り60回分と本文以外のページの原稿を提出して、同じような進め方になりそうだ。

◎その前の道の駅スタンプラリー

 朝は、雨の美深の道で迎えた。スマホで調べたら、名寄に6:00からやっているコインランドリーがあることが分かったので、そちらへ移動。
 洗濯を終え、名寄の道の駅へ移動し、9:00の営業開始を待った。今日は、札幌へ向かう道中で、少し遠回りになっても、あまり通る機会の少ないところを廻った。


名寄市「もち米の里☆なよろ」

 このあと、剣淵町の「絵本の里けんぶち」、幌加内町の「森と湖の里ほろかない」、つい先日、スタンプ帳を買う前に寄っている秩父別町の「鐘のなるまち・ちっぷべつ」、北竜町の「サンフラワー北竜」、雨竜町の「田園の里うりゅう」、そして、滝川市の「たきかわ」に寄って、高速に乗って札幌へ向かった。
 
◎大雨の中の帰路
 出版社を出たのが15:30、そのころから台風の影響の雨が強くなり、大雨警報の中の走りとなった。札幌市内から中山峠を越えるまでの雨が一番凄かった。豊浦に出たときには噴火湾には青空が広がっていた。


長万部辺りでは、西の空が不気味な夕焼けに染まっていた



 夕食は、妻からラインで「八雲の金太郎でさしみ定食を食べてきたら…」というお勧め。確かに、魚は初日の岩内の昼食だけで、あとは肉系ばかりだったので、それに乗った。

 このドライブイン金太郎は、何を食べても美味しくて、ボリュームのある人気店だ。とくに、この舟盛りの「さしみ定食」は、初めて食べたが、10種類のネタがほとんど3切れずつ、そのほかにイカゴロ漬けが付いて1200円という安さに驚いてしまう。スーパーで刺身を買うより安いかもしれない。ご飯の上に乗せて食べていたら、ご飯が足りなくなったので、半ライスお替りをした次第。

 おまけに、帰宅したら、妻が、「自分が勧めたのだから」と言って、夕食代として1200円出してくれた。感謝!感謝!

 今日の夕刊に、10日に取材を受けた車中泊の特集が載っていた。これについては、明日のブログにて・・・。

ウェンシリ岳 のち 道の駅巡り

2016年08月16日 | 登山・旅行

札久留峠からウェンシリ岳(1142m)を望む。

 旭川の道の駅で朝を迎えたら、天気予報からは考えられないスカッ晴れ状態で、昨日撤退した十勝連峰もきれいに見えている。予報では、午前中はこの状態が続きそうだ。今日は、天気予報から、山は計画していなかった。しかし、写真が必要で、そのうちに登るつもりでいた西興部のウェンシリ岳へ急遽向かった。

 こちらも、午前中は持ちそうな感じだった。キャンプ場コースは2回登っているが、いきなりの急登がずっと続く記憶はあまりなかった。


やがて、このコースの核心部の岩場で自作自演。上に見える820ポコまで、この岩稜が所々で顔を出す。


右手の深く急な谷の雪崩斜面。この急峻さが、ウェンシリ(険悪な山)の由縁のようだ。


こんな岩塔も…両側は急な崖。


900mを越えると少し斜度が緩み、左手に頂上が見えてくる。


秋の気配を感じるオオカメノキ(ムシカリ)の実


3箇所の自作自演の時間も含めて、2時間半で、3回目の一等三角点の頂上。1回目の時から傾いていた頂上標識に合わせての記念撮影。


山頂の下の「氷のトンネル」を作る雪崩斜面の深い谷。その向こうはウッツ岳。

8:05スタート、登り2時間半、下り1時間20分。11:50ゴール。
岩場の記憶は強かったが、今回は、ずっと続く急登に驚きながら登った。


峠の上から眺めるオレンジ系の建物が多い西興部市街地。

◎道の駅スタンプラリー


 今回の車中泊旅で、妻が道の駅スタンプラリー帳を買った。2005年に92駅完走したが、今回は117駅に増えていた。道北の方はなかなか来れないので、7駅ほど回った。


西興部村の「にしおこっべ花夢」


興部町の「おこっべ」


雄武町の「おうむ」


枝幸町の「アリーンランド岡島」


中頓別町の「ピンネシリ」


音威子府村の「おといねっぷ」


美深町の「びふか」

 美深の道の駅に17:20に到着。ここは温泉があるので、今日のどこでもホテル。

美瑛富士避難小屋で撤退

2016年08月15日 | 登山・旅行
 3年前の縦走時にもガスで山頂部が見えなかった、ベベツ岳の花畑からのオプタテシケの写真撮りが今日の目的だった。

 朝起きたら、オプタテシケも他の十勝連峰の山も暗い雲の下ではあったが、なんとか姿を見せていた。「あわよくば」の期待よりは「ダメもと」の気持ちの方が強かったが、登山口へ向かった。

 登山口の手前にゲートがあったのを忘れていた。番号も思い出せない。しかし、1.5kmほどのはずなので、ゲート前からスタートした。25分で登山口に到着。

 途中、太陽が顔を出したり、平野部の上空に青空が広がったりと、期待を持たせるも、山の方向は暗い雲のまま。


 1時間40分ほどで、かろうじて頂上を見せている美瑛富士が見えた。


 まもなく、ハイマツ帯と岩の織り成す「天然庭園」


 しかし、オプタテシケ方向の山が見える地点からは、石垣山もベベツ岳もオプタテシケも、すっぽり雲に覆われている。この時点で撤退しても良かったが、どうも中途半端だ。そこで、美瑛富士避難小屋(1630m)まで行って戻ることにした。小屋の手前の花畑を楽しみの目的に変更して前進。

 そのうちに雨まで降ってきたが、大した降りでないので、雨具を着けて前進。
 

 やがて、花畑になり、一面チングルマの綿毛が美しかった。


 源頭部の雪が遅くまで残っていたところには、エゾノツガザクラとアオノツガサクラの群生も広がっていた。


 この時期には珍しいエゾコザクラまで。


 ほとんどは綿毛になっているチングルマもまだ花を付けていた。


 源頭部から離れると、この時期のウサギギク


 やはり、この時期ならではのミヤマリンドウ。


この時期から雪が降るまで咲き続けるウメバチソウ。このほかに、多くの花が見られた。


 ガスの中に美瑛富士避難小屋と、先月末に設置されたばかりの携帯トイレ用ブースが見えてきた。
 
 小屋の中には、層雲峡(愛山渓?)から富良野岳の原始ヶ原コースまで縦走中の神奈川の30代と思われる男性が停滞していた。1時間以上山談義をして、下山開始。

 下山途中に、HYML仲間の小樽のきよりんさんが二人の仲間と登って来るのと会った。小屋に泊まって、明日、オプタテシケを往復する予定らしい。

 ダメもと登山だったが、山を歩いているだけで幸せなの性分なので、花も楽しめたし、十分満足だった。いつか山仲間と「どんな山でも、登らなかった方が良かったと思う山は絶対にない」という会話を思い出した。なんとか、紅葉の頃にもう一度トライするつもりだ。

 6:00スタート、登り(ゲートから) 3時間10分。下り2時間30分。12:40ゴール。

 白金温泉は、安い町営温泉は定休日で、ホテルはお盆休みの客が多く、どこも日帰り入浴はお断りだった。美瑛の町の銭湯も定休日。仕方なく、今晩の泊まりを旭川の道の駅に変更して、途中の東神楽町の温泉に入った。

円山早朝登山 & 札幌でのお盆

2016年08月14日 | 登山・旅行
 朝5時に、車中泊したすすきのの立体駐車場を出て、ウォーキングを兼ねて円山を目指した。
 この円山は4度目だが、全て出張の朝のこのパターンばかりである。


 すすきのから35分で登山口到着。ここから頂上までは、1㌔だが、四国八十八箇所巡りのコースにもなっている。


 原始林の山なので、カツラの巨木が多い。根元には、八十八箇所巡りの石仏。


 急ぎ足で登ったので、18分で頂上到着。カメラを構えたら、なぜか全員こちらを向いていた。


 朝日に眩しい札幌市街地。


 5分ほど休んで、西回りコースを下山開始。下りはトレランモードでずっと駆け下りたので、1.7㌔を20分で、振り出しの登山口へ戻った。

 すすきのまでは歩いたが、トータルで約2時間の早朝ウォーキングだった。駐車場の隣りのスパ・サウナで汗を流してさっぱりした。

◎札幌でのお盆

 亡妻の遺骨を札幌の実家のお寺に預かっている関係で、ずっと8月のお盆(函館は7月)は、こちらが札幌へ出掛け、札幌に住む義母と2人の子供たちで行ってきた。今年で15回目だが、その間、子供たちに配偶者ができ、孫が3人になり、人数が増えてきている。89歳になる義母も一人暮らしだが、いたって元気だ。

 11時にお寺に集合して、お参りを済ませ、ホテルで昼食会を持つパターンだ。最近は、すっかり孫が中心だ。

 ところが、今日は、孫3号が流行り風邪に掛かり、母子ともに来れなかったのが残念。


孫1号


孫2号



 明後日また、札幌へ来なくてはならない。午後2時に解散したが、帰って出直すのも不経済なので、山の用意をしてきた。明日の天候の比較的よさそうな十勝連峰を狙って美瑛まで来た。

 もし、あす山が見えていたら、美瑛の町からと、オプタテシケ山手前のベベツ岳からのオプタテシケ山の写真を撮りたい。

車中泊ぶらり旅~3日目

2016年08月13日 | 登山・旅行

 泊まった秩父別の道の駅の温泉は、朝風呂もあるので、1時間ちょっとの早朝ジョグ&ウォーク。自分の影が映る田んぼの中の道路を走る。奥の山は暑寒別岳。

 朝風呂のあとは、コーヒーとトマトの朝食。その後は、空知街道を南下。この辺りの町は、昨年それぞれの町のフットパスを歩いているので、特に目新しいものはないが、まだ目にしたことのないところをぶらり。


雨竜町の田んぼアート


浦臼町の鶴沼ワイナリー


鶴沼ワイナリーの日本一の葡萄畑


浦臼の道の駅で食べた「冷しおやき」。中にはコーヒー豆乳のクリームが入っていた。


初めて湖畔に下りてみた鶴沼


江別の美原大橋


昼には札幌に入り。昼食は、妻の一番の希望で、わずか3日前に白石区にオープンしたばかりのコメダ珈琲へ。名古屋生まれの全国的人気店で北海道進出第1号店とのこと。


1.5倍のアイスコーヒーとホットコーヒー


この店の1番人気のデザート看板メニューの「シロノワール」。あつあつのデニュシュパンの上にひえひえのソフトクリームが乗っていて一緒に食べる。癖になる取り合わせ。


名古屋らしい「みそかつサンド」。衣がサクサクカリカリで、これも美味かった。
どちらも二人で半分ずつ食べたが、腹一杯になった。


そのあとは、お互いに自由行動で、札幌ファクトリー。その間、こちらは、24時間1200円のどこでもホテルのチェックイン。




早めの夕食はいつもの串鳥。

妻は、18:20の高速バスで函館へ帰って行った。結局は最後までグルメ旅だった。

車中泊ぶらり旅~2日目

2016年08月12日 | 登山・旅行
 金山PAで朝を迎える。札幌西ICから出て、石狩市から留萌まで日本海側を北上し、留萌から内陸に入り、空知北部の町をぶらついた。

◎まずは、石狩浜へ。


 石狩浜のはまなすの丘公園の木道をウォーキングモードで歩く。


 海浜原野に咲くオニユリ


ハマナスの実


すぐ近くで、上空にヘリが飛んでいた。下には、警察の車や消防車やマスコミ関係の車。昨日行方不明になった2人の捜索らしい。


海浜の捜索現場。ブルーシートは行方不明者の遺留品らしい。このときは、まだ発見されていなかったが、このあとに遺体が見つかったようだ。

◎石狩市の海岸を北上


洒落た建物の濃昼番屋。閉鎖されていたが、サポーター募集の看板があった。


厚田の海浜プールで、水と戯れる。


前から一度は見たかった石狩市浜益区毘沙別の「千本ナラ」。3本のナラの巨木が枝を広げて千本にも見えることが由来とのこと。

◎増毛の町並みウォッチング
 この町は古い建物が多く好きな町である。


國稀酒造


國稀酒造の内部の部屋の公開部分。このあと、工場の中も見学。


映画のロケにも使われた駅前の建物。


風待食堂(観光案内所)の中に展示されている高倉健主演の「駅」のロケ風景の写真。高倉健が亡くなり、増毛駅も今秋で廃駅になるだけに、価値が出そうな展示だ。


今秋に廃線になり、駅としての役割を終える増毛駅。


古い旅館や石造りの鈴木商店


昼食は、國稀酒造向かいの麺屋田中商店


増毛の名物の甘エビを使った「甘海老味噌ラーメン」

◎北竜町のひまわりの里


ちょっと遅いかと心配したが、まだなんとか上の方は大丈夫だった。


ひまわり畑の向こうに空知平野が広がる。




外国の変わったひまわり


31℃もあれば、やはりこの類い。右は、自分が頼んだひまわりソフト…ひまわり種が混じっていて、香ばしくて美味しかった。

◎秩父別町のローズガーデン


 時期的にピークは過ぎていたが、終わった花をまめに回収しているらしく、そんな感じがしなかった。


 甘い香りが強かったアブラハムダービー。

◎沼田町のNHKドラマ「すずらん」の舞台となった明日萌駅

現在も恵比島駅として現役の駅


その向かいにある当時の中村旅館。現在は農民カフェとして営業中。

◎ゴール地点の、温泉とレストラン併設の秩父別道の駅


道の駅「鐘のなる丘」。奥が温泉ホテル「ゆうゆ秩父別」


温泉から上がり、レストランでほろ酔いセット。ビールは昨日の分も合わせて2杯飲んだ。さらに、玉子丼も食べた。妻は、ハンバーグ定食。今日もしっかりグルメ旅。

 このあと、温泉の休憩所でのんびり過ごし、寝る前にもう一度温泉に入るつもり。

車中泊ぶらり旅~1日目

2016年08月11日 | 登山・旅行
 妻が今日から16日までお盆休み。こちらは、14日と17日に札幌で用事があるので、今日から13日まで、2泊3日の車中泊ぶらり旅に出ることに。

 今日は、記念すべき第1回目の「山の日」だが、自分は毎日が山の日みたいなものだから、特に思い入れはない。

 今日は、妻の希望で、積丹半島の神威岬と小樽のルタオのチーズケーキ、かま栄の銀巻き、なるとの若鶏定食が決まっていた。結果的には、ぶらり旅でなく、グルメ旅になるのは目に見えていた。


 長万部から日本海へ抜けて北上。最初の立ち寄りは、雷電海岸の刀掛岩の海岸。数年前に2日間で踏破したニセコ連峰完全縦走の懐かしいゴール地点だ。海水浴場にもなっているようだ。


昼食は、岩内道の駅近くの海鮮屋


自分の食べた宗八カレイの煮魚定食。妻は、ホッケの焼き魚定食。


神威岬は、物凄い混みようだった。


昔はここから先は女人禁制だったようで、結界門が立っている。


海の青さも凄いが、人の数も凄い。道が狭いので、擦れ違うのが大変。


神威岬の先から神威岩を見下ろす。積丹ブルーがみごと。

アップダウンが激しく、特に帰りは結界門までの登りで汗をかいた。

ゴール地点のソフトクリーム屋には、列ができていた。積丹ブルーのソフトクリームをゲット。

車の中へ落ち着いたら、運転席の窓をノックする人が…岳友の森町のwajiさんだった。積丹岳へ登って来たそうだ。

積丹岬はパスして、真っ直ぐ小樽へ

まずは、ルタオへ。


一番人気のドゥーブルフロマージュとアイスコーヒー


美味くて、メロンフロマージュを追加


かま栄へ


お目当ての銀巻きは、いつのまにか「銀鱗巻き」にネーミングが変わっていた。これを買ったら、店員さんに「通ですね」と言われた。自分も40年以上も前に食べて以来、お気に入りの商品だが、今でも地元の古くからのお客さんはこれだけを買っていく人がいるそうだ。


仕上げは、若鶏の半身揚げが有名なニューなるとへ


半身揚げがメインの若鶏定食。皮が薄くてパリパリなのが旨かった。運転があるので、ビールが飲めなかったのが残念。妻が余した分も食べたら、さすがちょっと飽きてきた。もちろん、ごはんはほとんど残した。

ケーキ2個も食べたあとだけに、かなりカロリーオーバーだ。すっかりグルメ旅になってしまった。


どこも見ないで食べてだけというのもなんだし、腹ごしらえを兼ねて遠回りして歩き、小樽運河を見た。

小樽は車中泊するところがないので、札樽道に乗って金山PAまで走った。

二人でもゆったり寝れる車内。荷物は助手席へ。

明日は、空知街道をあちこち見ながら(食べながら?)北上し、最終的には北竜町のひまわりの里へ寄り、温泉付きの北竜町の道の駅で泊まるつもり。

「車中泊」の取材を受ける

2016年08月10日 | 日常生活・つぶやき

 北海道新聞夕刊の地元版「みなみ風」担当の山好きの石田記者から、数日前に、「お盆明けにでも、車中泊の特集を組みたいので、取材させてください」との電話があった。

 親サイトの中の「どこでもホテル・・・車中泊のススメ」を読んできて下さいとお願いしておいた。

 今日の午後にやって来た。取材内容はホームページにも書いてあることがほとんどだが、最大のメリット、快適に車中泊を楽しむ工夫やアイテム、泊る場所選択の留意点、道の駅利用のメリットや留意点、最近の車中泊の傾向などだった。

 最大のメリットは、経済的に安上がりで、移動手段としても便利なことであろう。
 快適に過ごすための工夫やアイテムについては、最大のポイントは床がフルフラットになって、足を伸ばして寝れることが大切である。あとは寝具の工夫次第で目をつぶれば家のベッドと同じである。
 アイテムで最も大事なのは、落ち着いて過ごすためにも、目隠しと遮光・遮音・断熱のための工夫で、自分の場合は、窓に合わせて自作した断熱シートの目隠しでが、そのすべてを補ってくれる。


あと、長旅には、充電のためのインバーターは不可欠である。

 最近の傾向としては、団塊世代が退職して、夫婦で車中泊旅を楽しむ人々が非常に増えている。この時期の連休や土曜日の夜は、道の駅などは車中泊の車で満杯になっている。キャンピングカーのほかに、ワンボックスカーを改造したものや、自分のように車中泊向きの車のほかに、軽自動車利用の、工夫をこらした車中泊も増えている。

 自分の場合は、山旅がメインの車中泊なので、今のシンプルさで十分だが、いわゆる旅だけを楽しむための工夫などは、もっといろいろあるのだろう。今度、近い森町の道の駅辺りへ朝早く行って、そのような旅を楽しんでいる人たちを取材することも勧めておいた。

アイスキャンデーの思い出

2016年08月09日 | 食べ物

最近、我が家で一番人気のアイスミルク「白くま」(税込300円)

 今日で真夏日が4日間連続となった。本州では40℃近い猛暑日が続いている。暑いとアイス類が無性に食べたくなる。昔から、このアイス類が大好きだった。今はコンビニやスーパーなどで、年中売っているし、選ぶのに困るほど多くの種類が出回っている。年甲斐もなく、今でも季節に関係なくしょっちゅう食べている。今でも好きなのは、幼少のころの甘酸っぱい思い出がベースとなっている。

 幼少のころ、よくリヤカーで「アイスキャンデー」売りが通っていた。1本5円くらい?だったと思う。割り箸の周りにジュース味の細いアイスが付いている、いわゆるアイスキャンデーである。

 ところが、なぜか、我が家では、「赤痢になるから」と言って、食べさせてもらえなかった。確かに、今のように袋などに入っていなくて、アイスむき出しで、不衛生だったこともあったのだろう。美味しそうに食べている周りの友達が羨ましかった。

 当時、まだ結婚する前の叔母が一緒に住んでいた。15歳くらい年上だが、「おねぇちゃん」と呼んでいた。自分が遊びに行く時でも、よくあちこち連れて行ってくれたものだ。1年生の夏、その叔母が、友達のところへ遊びに行くときに連れて行ってくれた。そのお宅で、そのアイスキャンデーを売っていた。おやつ代わりにその店で売っているものを5本ほど西洋皿に載せて出してくれた。その光景は今でも忘れない。

 躊躇していると、叔母が「内緒にしておいてあげるから、たくさん食べなさい」と言ってくれた。念願のアイスキャンデーだった。それが、生まれて初めて食べたアイス類である。このときとばかりむしゃぶりついた。今のようにスイーツなどといったもののない時代だ。その美味しさと言ったらこの世のものとは思えなかった。今でも、親に内緒で禁を破った罪の意識と、叔母の優しさとともに甘酸っぱい思い出として残っている。

熊本復興支援オリジナルTシャツ

2016年08月08日 | 日常生活・つぶやき


 昨日、妻が高校時代の恩師の家へ友人と遊びに行った際に、そのお嬢さんがデザインした函館マラソン時の「熊本復興支援Tシャツ」を2人分購入してきた。

 今年の函館マラソンに当たって、お嬢さん(丹下坂愛実さん)が、4月中旬から続く熊本地震を受け「遠い函館の地からも何かしたい」と、高校時代の同級生とともにデザインしたらしい。

 そのデザインのベースは、母校の函館中部高校をイメージしたもの。散りばめられたハートはポプラの葉をモチーフにしており、同高の校風「白楊(=ポプラ)魂」にちなんでいるとか。ハート形の葉一枚一枚は人を表し、一人ひとりの思いが大きな気持ちになることを表現しているとのこと。

 「応援Tシャツを着て走ることで、孤独な戦いの中でも諦めない気持ちを伝えたい」という思いからできた今回の復興支援。Tシャツは1枚2,000円で購入できるようだ。売上は日本赤十字社を通して被災地に寄付しているとのこと。

 函館マラソンの前に、道新の地元版「みなみ風」に載っていたようだが忘れていた。
 また、デザインのベースとなった函館中部高校は、自分も含めて兄弟4人と2人の子供すべての母校でもあるので、うれしさもある。

 
◎今日も暑かった

 昨日の32.7℃までは行かなかったようだが、今日も30℃は越えたようで、非常に暑かった。
 動くと汗が出るので、朝から、おとなしくPCの前に座り、出版社に渡す原稿の最終チェックに勤しんだ。お盆明けの8/17に、札幌の出版社まで直接持参することにしている前半部分(61山分)の原稿は、いつでも渡せる準備は整った。あとはのんびりできそうだ。

朝風呂~会議~やむなく帰宅

2016年08月07日 | 日常生活・つぶやき
 昨夜は、今日の会議に備えて、二次会最中の21:30には抜け出して、すぐ隣の追分駅駐車場で車中泊。


5時から朝風呂をやっている南幌温泉まで走って、のんびり朝を過ごし、札幌へ向かった。


9時から昼まで、昨日の理事会に引き続き、北海道スキー指導者協会代議員会と各加盟団体会長会議。

 実は、SHOさんも札幌へ所用で来ていて、明日、白老川支流の石狩白老滝まで遡行する約束だった。
 しかし、明日以降の天候が雨がらみだったので、朝の段階で中止とした。

 会議が終わって、昼に外へ出たらものすごい暑さだった。すぐに、クーラーの効いた車で帰路に就いた。
 函館も32.7℃というあまり経験のない異常な暑さだったようだ。妻もダウンしているという。


夕食を作るのも大変だろうと、長万部でかにめしを買って帰って、感謝された。
17時過ぎに帰宅したが、外の気温はまだ30℃だった。


大偉業達成祝賀会

2016年08月06日 | 登山・旅行


 今日は、北海道の地形図に掲載されている山全てと通称が定着している山も含めて全て1594山を踏破するという、前人未踏の大偉業を成し遂げた札幌のKo玉さんの記念登山会(長沼町の長官山)と、夕方から泊まりがけの祝賀会(安平町のホテル)の予定だった。春の段階で、本人からも参加要請があって楽しみにしていた。

 しかし、その後、札幌で、副会長を仰せつかっている北海道スキー指導者協会の理事会と明日の総会が入ってきた。

 当初は参加を諦めて断った。しかし、理事会の後の懇親会を断れば、1時間遅れだが、祝賀会の方だけは参加できそうだ…という訳で、17時に終わった理事会のあと、安平町まで車を走らせた。



 このKo玉さんの大偉業は、ほぼ3年ごとに道内の都市を転勤して歩くというメリットを最大限に活かしたものだ。単独行はしない方なので、自分も道南の山を中心に、ヤブ山と冬山ばかりだが、結構多くの山にお付き合いをしたものだ。

 彼のその偉業にお付き合いしたメンバーを中心に30名以上名が集まった。
 




スポンサーが秀岳荘の記念バック


翌日の北海道新聞に掲載された記事。


梅干しにハマっている妻

2016年08月05日 | 登山・旅行


 妻は、今、梅干しにハマっている健康オタクだ。梅と塩だけで作った、顎が外れそうなくらいしょっぱい梅干しを通販でゲット。各1kg、合計2㎏で3千円。
 妻に言わせると、スーパーで売っている物には、全て添加物が入っている。人工甘味料という、とんでもない物まで・・・だから、ダメだとのこと。

 しかし、そのまま食べてみたが、酸っぱさとしょっぱさが半端じゃない。昔の梅干しは、みんなこうだった。すると、妻が、塩抜きしてから、蜂蜜漬けにして食べやすくしてくれるとのこと。

梅干しの効果は、昔からいろいろ言われている。

…………………………………………………………
◎疲労回復効果があるクエン酸が豊富に含まれている。

 疲労回復以外にも、殺菌、血圧抑制、老化予防など素晴らしい効用があることが分かって、改めて見直されている注目の食材だ。

◎動脈硬化予防や老化予防

梅干しには血液を弱アルカリ性に保つことが出来るため、血液をサラサラに維持する効果があります。そのため体の器官を正常に保つことができ、お肌など美容への効果も考えられる。

◎整腸作用、殺菌作用

 腎臓、肝臓、胃といった内臓の働きを助けることで、二日酔いを解消すると言われている。また、梅干しに含まれる、カテキン酸は殺菌の働きがあり、食中毒の予防や整腸機能もある。

大当たりの「ガロー川」(大船川水系)

2016年08月04日 | 登山・旅行

一番大きな滝(F2)の前で~この滝は左端を登った。

 今日は、SHOさんと二人で、狩場山系のポン狩場川を遡って天狗岳(693㍍)に登る予定で、早朝4時に出発した。
 しかし、八雲から檜山に抜けたら黒く低い雲が立ちこめ、霧雨が降っていて、狩場山系は見えず。太平洋側は晴れていたので、諦めて今金から国縫に抜けた。

 そのまま帰るはもったいない。太平洋側でどこか沢登りが楽しめる川はないかと道路地図を見て物色。結果、旧南茅部町大船に住んでいたころ、地元の人から「滝が多く深い沢」と耳にしていた大船川水系でもっとも水量の多いガロー川を思いだした。道路地図で確かめたら、万畳敷を水源とする結構長い川だった。


GPSトラックログに基づくルート図

 ガロー(賀呂・賀老など)という地名や川は道内あちこちにあり、「切り立った崖」というアイヌ語らしい。絶対、ブタ沢のはずはない。切り立った崖の中を流れる川に違いない…の期待で大船温泉への道を進み、下の湯温泉の手前の採石場のところからガロー川沿いの林道へ入った。大船に住んでいたころ、良く山菜採りに入った林道だ。

 ところが、入って100mもしないうちに鎖のゲートがあり、鍵が掛けられていた。しかし、GPSで確かめたら、そこが一番林道に近く、入渓しやすい位置だった。しかし、ものすごい高さの砂防ダムが立ち塞がっている。しかも、非常に水量が多い。

 とりあえず、その砂防ダムを左の斜面を巻いて、入渓した。


名前通り、両側が崖で、河畔などはなく、いきなり大きな岩がゴロゴロして小滝が連続する凄い勢い流れだった。
とにかく水量は半端でない。


こんなむき出しの荒々しい岩盤の上の流れを登っていく。
まもなく、第2砂防ダムと第3砂防ダムが現れる。


両側が崖で、高巻くことが不可能と思ったら、鉄の梯子階段のようなものが設置されていた。


2つの砂防ダムの上も、相変わらず荒々しい流れだった。股下まで濡れることは度々だが、涼しくて気持ちが良い。


まさに「ガロー」状態の中の変化に富んだ遡行が続き、気が休まる暇がない。


やがて、深い滝つぼを持ったF1が現れた。ここは、右から簡単に巻くことができた。
ここまでで、1時間10分ほど。


その先は、一転して、谷地形が広くなり、穏やかなきれいな渓相に変わった。
ようやくのんびりと歩けるようになった。


大千軒岳の知内川コースでたくさん目にするサワグルミの木が、ここにも多かった。


F1から1時間20分ほどは、緊張感のないきれいな流れを歩いていると、林道の橋が現れた。
このときは、この先、行けることころまで行って、この橋まで戻って、林道を歩いて帰るつもりだった。


ところが、その先から、渓相がガラッと変わり、今度は岩盤の上を流れるきれいなナメがずっと続いていた。
しばらく、スタスタと気持ちよくナメ歩きが続いた。しかし、滝の出現の期待も高まった。


案の定、橋から20分ほどで、大きなF2が現れた。多分最大の滝だろうと、この前で記念撮影。(冒頭の写真)
ここは、左から滝つぼをへつって左端を登った。


あと3mほどのところで、先に突破したSHOさんが「無理しないで、ロープを出すから」とのこと。それに甘えた。
帰りは、ここは懸垂下降でなければ下りられないと覚悟した。
しかし、その後、地図をみたら、さらに先に林道に突き上げている顕著な小沢が見つかった。
それを利用することにして、先へ進んだ。しかも、その先は、立て続けに滝が現れた。


F3・・・ここは左から滝つぼをへつって突破。


F4・・・ここも左から滝つぼをへつって突破。その先にも小滝が見えた。


F5・・・ここは、右の笹やぶに掴まりながら高巻いた。


その先も、快適で楽しいナメが続いた。
その先で、林道へ抜けることができそうな小沢の地点に到着。
橋の下からここまでで、1時間10分。結局入渓して3時間40分だった。
その先は、屈曲する地形や非常に狭いところもあり、多くの変化が期待できる感じだ。
しかし、源頭まで詰めるとすれば、さらに3時間は掛りそうだし、同じところを下らなければならない。
ここまでで、げっぷが出るほど、いろいろな変化や沢登りの醍醐味を満喫し、大満足だった。


 その先に見える滝を眺めて、戻ることにした。それにしても、ここまで来ても水量の多さに驚く。


10分ほど休んで、まっすぐ林道へ突き上げている小沢を登った。
同じことを考える釣り人なのか沢登りの人がいたようで、ピンクテープがぶら下がっていた。
10分ほどで、廃道化している林道へ出た。


人も車も通らない廃道化した林道わきに、クマの寝床と思われるところも。


 8:00入渓、登り4時間、下り(林道)1時間20分、13:20ゴール。この後、大船温泉に寄ったのは言うまでもない。

 もう少し詳しい記録と写真は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)


函館港祭り 「ワッショイはこだて」2日目

2016年08月03日 | イベント鑑賞・参加


 原稿書きも終わったので、夕方から、函館港祭りの3日目、「ワッショイはこだて」の2日目を見に出掛けた。今日のコースは、堀川町から行啓通りまで。

 第1部は函館港踊り、第2部は子どもいか踊り&サマーカーニバル、第3部は函館いか踊りで、総参加人数は、12,500人、山車は53台とのこと。
 
 一番盛り上がるのは、暗くなってからの第3部だが、明日の朝早いので、そこまで見ないで、夕食を食べて帰って来た。



















夕食は、五稜郭の東春