4日の朝、急に立ち上がれなくなって、体全体が痙攣していた。
診察は5日からだが無理にお願いして診てもらった(この事は前回のブログでかいた)
人間の食物でもいいから、コロが喜ぶものを食べさせるように言われたが
一滴の水も飲もうとしなかった。
午後3時ごろ、すうすう眠っているようだが、体に触ると冷たい。
湯たんぽとホカロンで温めていたが、上から電気毛布と毛布を着せてやった
体もほんのり暖かくなってきた。気持ちよさそうに眠っているし、
病院の先生は1週間くらい点滴を続けて様子を見ましょうと言っていたので
大丈夫だろうと出かけることにした
5日からもん父さんもひさっち母さんも仕事でCちゃんも東京に帰るので
元旦に予約していたが、aki君の流感で取りやめになっていたお店にいった。
6時からの予約で8時過ぎに帰った。
帰りにコロが心配で皆が立ち寄ってくれた。
何か食べさせようといろいろ試みたが駄目だった。でも息づかいは穏やかで
「僕は眠いです」と言っているように見えた。
息子たちが帰ってしばらくして10時半ごろ、もしかしてと
もん父さんが買ってきてくれた「介護用のお皿」に牛乳を入れて飲ませてみた。
なんと、急に元気になって「べろべろ」と飲みだした。50㏄ほどだったが
そして立ち上がろうと体全体を持ち上げようとしている。
ペタッと横に広がっていた腕がしっかり脇についている
「ああ、これは治れる」と思った。ちょっと息が荒くはあったが・・・・。
息子宅にも電話して、しばらく録画のドラマを見ていた。
ふと振り返ってコロを見たら静かに眠っている。
近寄って声をかけたが動かない。
・・・・・・・・・・・・コロちゃん、コロちゃん、コロちゃん
呼んでも叫んでも駄目だった。
しばし呆然。
あれは何だったのだろう。最後の力を振り絞って、私にさよならを言ってくれたのか。
ありがとう。コロちゃん。いつもいつもありがとうだったよ。
もう、温めていてはだめだ
電気毛布や湯たんぽを取り除けて静かに横たえてやった。
もう一度、元気になってほしかったのに。
沢山のやさしさをありがとう。いつまでも忘れないよ。
安らかにお眠ってね。
最後に私の一番好きな写真を
追記
診察の時、もしも脳から来ているのならCT検査しないとわからないが
今日は休日で駄目だし、悪い所が解かっても、この年齢では全身麻酔に耐えられないでしょうと
言う事だった。
寝たきりになって私に苦労を掛けないようにそんな思いで逝ったのだろうか。
死の寸前、ほんの一瞬、脳が正常に働いたのだろうか
「少しでもいいから飲んで~」と祈る私の願いを聞いてくれた。
そして立ち上がって見せようとしてくれた、心優しいコロちゃん。
ありがとう。ありがとう。寂しくないよ。いつも私の心に中に生きているよ。