生活

とりとめもなく

海よりもまだ深く

2016年06月01日 21時32分26秒 | 映画
今日は仕事がお昼までだったし映画の日なので午後からコルトンプラザに映画観に行きました。けっこう混んでた、年寄り客が多い。これ↓

是枝裕和監督の「海よりもまだ深く
予告編を観る限りは「歩いても歩いても」みたいな雰囲気かなあと思ってただけど、まあ、そんな感じだったかな…「歩いても歩いても」を観たのはもう8年前なのか…あの頃は…原田芳雄が生きて映画に出ていたね…
タイトルは「花よりもなほ」ににているし、なんだかややこしい。
話の内容はいつもお世話になっているMovieWalkerから引用させていただきます↓

是枝裕和監督が、ダメな中年男とその元妻と息子という不器用な家族の姿を描く家族ドラマ。台風でひさびさに一夜を一緒に過ごす事になった家族の思いを映しだす。叶わぬ夢を追い続ける主人公を阿部寛、その元妻を真木よう子が演じるほか、母親役の樹木希林や小林聡美、リリー・フランキーなど実力派たちが物語を彩る。
母・淑子(樹木希林)は苦労させられた夫を突然の病で亡くしてからは、団地で気楽な独り暮らしをしている。15年前に文学賞を一度獲った売れない作家の長男・良多(阿部寛)は、“小説のための取材”だと周囲にも自分にも言い訳しながら、今は探偵事務所に勤めている。元嫁・響子(真木よう子)はそんな良多に愛想を尽かして離婚した。良多は11歳の息子・真悟(吉澤太陽)の養育費も満足に払えないくせに未練たらたらで、探偵の技術で響子を張り込みし、彼女に新しい恋人ができたことを知ってショックを受ける。ある日、たまたま良多と響子と真悟が母・淑子の家に集まる。すると台風のため翌朝まで帰れなくなり、4人は一つ屋根の下で一晩過ごすことになるが……。

というおはなしでした。
なんというか、全体的にあるあるであった。
実家あるある
年寄りあるある
男あるある
妻あるある
子どもあるある
台風あるある
ご近所あるある

いちいちノスタルジックな気持ちになるので身につまされるような気になってしまい、しんみりしちゃうんだけど、阿部ちゃん演ずる主人公の中年ダメ男があまりにもダメで、面白いんだけどもーほんとにもーこいつは…という気になる。別れた奥さんとの間の息子くんが、可愛くて、小学6年くらいかしら、野球やってて、坊主が伸びたみたいな頭してて、ほんとに可愛くて、お母さんのことも、別れたお父さんのことも大好きで、また一緒に暮らしたいみたいだけど、私もそうなったら良いなあと、息子くんのためには思うんだけど、阿部ちゃんがほんとにほんとにダメ男なので、いや待てよ、そうしないほうが絶対いいぞ、と思う。母の新しい恋人もなんかちょっと…小澤征悦なので声がでかくて顔が暑苦しいのでなんかお父さんとしてはちょっとなあと思うし。まあそんな感じでぽやーっと他人の日常を覗き見る私の好きなタイプの映画でした。
マックじゃないよ、モスだよ!っていう言い訳みたいのもなんか変だし。マックはダメだけどモスならいいのかという。
池松壮亮かなり良かったな!樹木希林さんはいわずもがな!元男闘呼組の高橋くんは歩いても歩いてものときと同じような役で出てた!
明日は休みだ、やったーい!
コメント
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