生活

とりとめもなく

さすがと言うしかない

2016年06月29日 16時38分55秒 | 読書
最近まで読んでた本

横山秀夫「動機」
これは10年以上前に出た短編集なんだけど、こないだ観た「64 ロクヨン」が面白かったから、今まで読んだことのないのが何冊かあるから横山秀夫の本を読んでいこうかなと思ったのです。
「動機」「逆転の夏」「ネタ元」「密室の人」ていう4編から成る1冊。
(署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録)←GoogleBOOKSより
どれももれなく面白かった…とくに逆転の夏なんか、信じらんないくらい面白いんですわ。話の流れを変える一文というのがどの作品にもあってそれがいつ訪れるかわからないのだが、そこを読み当ててしまった時は「グハー!」って頭を抱えてしまうよ。息詰まる感じの話が多いねこの作家さんは…
コメント
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