生活

とりとめもなく

実話をもとにした映画2本

2019年03月15日 22時10分42秒 | 映画
昨日は久々に映画観たんだ、14日はTOHOシネマズの日なので1100円で観られるの。
1本目はTOHOシネマズ錦糸町で「グリーンブック」観ました。

アカデミー作品賞、脚本賞、助演男優賞だそうです。確かに面白かった。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますmoviewalkerから引用↓

第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞など最多の3部門に輝いた、実話を基にした人間ドラマ。人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人の天才ピアニストと、彼に雇われたイタリア系の用心棒兼運転手との旅を描く。『メリーに首ったけ』などコメディを得意とするファレリー兄弟の兄ピーターが監督を務める。
1962年、アメリカ。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるイタリア系のトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、粗野で無教養だが、家族や周囲から愛されている。“神の域の技巧”を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)は、まだ差別が残る南部でのコンサートツアーを計画し、トニーを用心棒兼運転手として雇う。正反対のふたりは、黒人用旅行ガイド『グリーンブック』を頼りに旅を始めるが……。

というお話です。
この先ちょっとネタバレしますのでこれから観る人は読まないで。
60年代のアメリカを舞台にしている話なのでまあとにかく黒人に対する差別がひどい。今もひどいがそんなの比じゃないくらいひどい。
ツアーの最後のほうで、高級レストランで演奏する手はずになっているが、支配人などはシャーリー(黒人ピアニストです)に対し礼儀正しく慇懃に接しているがその彼に案内された楽屋は狭い倉庫だし、演奏の前にちょっとメシにしようとそのレストランに入ろうとしたら黒人は利用できない決まりになっているとな。
地域の決まりだから仕方ないのです、楽屋に届けます、みたいなくだりがあった。そのレストランで上流階級相手に演奏する天才ピアニストとして招待されている(お客はその演奏をわかる人間と思われたいから聞きに来ている)のにそのレストランで食べられないんだよ黒人だから!このシーンおおいに矛盾をはらみすごく馬鹿馬鹿しくて面白かった。この映画のポイントが集約されたシーンだと思った。
いっぽうその黒人ピアニストに運転手兼ボディーガードとして雇われるイタリア系のトニーというのがこれもまあガサツを絵に描いたような男で、ヴィゴ・モーテンセンが演じているのですが、ロードオブザリングでアラゴルンを演じて「きゃー!ヴィゴー!」なんて気持ちにさせていたヴィゴはいったいどこへ行ってしまったのか、なんかすごーくお腹が出て恰幅がよくなっちゃって、それでいてガサツでガサツで仕方ない憎めない男なのだからもうたまらん。こんな二人が南部に演奏ツアーに行く(正確にはトリオで演奏するので他にチェロとコントラバスがいるがその二人は別の車で行動している)道中を面白おかしく描きつつも人種差別を扱った、実話をもとにした社会派映画なのだ。
そりゃアカデミー賞獲りますよ…

そんでもって2本めはTOHOシネマズ上野で「運び屋」というクリント・イーストウッド監督主演の映画観ました。

クリントはグラントリノの時にもう主演監督はしないとか言ってなかった?スターはそうもいかないのかしら。もう88歳なのに、88といったらもう日々の生活を送ることすらしんどいはずだが、さすがだわー
いつまでもカッコイイ俺を演じたいのだなあ…
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますmoviewalkerから引用↓

巨匠クリント・イーストウッドが、麻薬カルテルの運び屋である90歳の老人を演じ、『グラン・トリノ』以来10年ぶりに自作で主演を務めた人間ドラマ。なぜ、たったひとりで10年もの間、麻薬カルテルの運び屋をしていたのか、驚きの事実が明らかになる。麻薬カルテルのボスをアンディ・ガルシア、麻薬取締局の捜査官をブラッドリー・クーパーが演じる。
アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独に暮らす90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけた時、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたものの、それが実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だということを、彼は知らなかった……。

というお話です。
正直なところ何がみどころなのかよくわからん。仕事仕事で家庭をかえりみず、娘の結婚式にも出ないで家族に見放されてしまったが老いて仕事を失いまた家族に受け入れてもらいたい、みたいな設定自体がなあ…なんかちょっとモヤモヤします。
でも観てよかった。邦画のほうがよく観るけど洋画もどんどん観ようと思ってるんだ。

コメント
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