というわけで、前の晩にもうれつに最後まで読み切った「沈黙のパレード」の余韻を残したままその翌朝(読み終わってすぐ寝て早起きして)TOHOシネマズ錦糸町の初回8:50の「沈黙のパレード」
原作を読んですぐ映画を観てしまうと、あ~あやっぱり小説のほうが面白いなあ〜って思っちゃうことが多いけど、今回はそんなふうには思わなかったな。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりまふMOVIEWALKERから引用させて頂きます↓
福山雅治演じる天才物理学者の湯川が不可解な未解決事件を解決していく、東野圭吾の小説を原作とした「ガリレオ」シリーズの映画第3弾。前作同様、「任侠ヘルパー」の西谷弘が監督を、「HERO」シリーズの福田靖が脚本を担当する。また、湯川のバディ的存在である刑事、内海を柴咲コウが、先輩刑事の草薙を北村一輝が演じるほか、椎名桔平、檀れい、吉田羊、村上淳らが脇を固める。
天才物理学者である湯川のもとに、警視庁捜査一課の内海が事件の相談に訪れる。それは、数年前に行方不明になっていた女子学生が遺体となって発見された事件で、蓮沼という男が容疑者として浮上していた。だが蓮沼は、湯川の親友で内海の先輩である草薙が以前担当した少女殺人事件で完全黙秘を遂行し無罪となった男で、今回も黙秘を貫き証拠不十分で釈放となってしまう。蓮沼は女子学生が住んでいた町に戻ってくるが、夏祭りのパレード当日、何者かに殺害されてしまう。
原作を読んですぐ映画を観てしまうと、あ~あやっぱり小説のほうが面白いなあ〜って思っちゃうことが多いけど、今回はそんなふうには思わなかったな。
そりゃーかなりの部分が削られたり変更されたりしていたけど、映画には映画の良さがあったし。
この先もしかしたらネタバレしちゃうかもなのでまだ観てない人は読まないでほしいんですが
文章からだと想像でしかなかったものがいろいろなものが可視化されるわけで、なるほどね〜と思ったり。とくにパレードがお金かかってるなあって思ったし面白かった。
キャストもなかなか納得の面々だし、おなじみの人々も特に今作は草薙刑事がなかなかの苦悩を演じるきっていてよかったよ。
ところで増村役の酒向芳さんて役者さん、私は原田眞人監督の「検察側の罪人」で初めて認識して、その後はけっこうな頻度で映画やドラマでお見かけするんですが、その検察側の罪人以前に観た記憶がないのだが、調べてみると自分が観たことある映画とかにもわりと出てるんだ。でもさ、あのキョーレツ個性的な見た目なのにそれ以前スルーしてたのってどういうこと?
まあどうでもいいんだが…
あとキャストで気になるのは津田寛治である。何のために出てきたんだろか。
犯人とかトリックとかについてはもう小説のほうで知ってるからべつにハラハラしないし、そもそも小説版で唐突にオリエント急行という固有名詞が出てきたときに、ん?なんかの伏線か?と思ったのでまあその点はどうでもいいのだ。キャラクターを楽しんだよ。
そして小説も映画もモヤモヤするね。
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