欽也さんが、大阪までやってきた目的は、のぞみさんに子供積み立てをすすめることと、滝沢さんのお祝いのためでした。
子供積み立ては、おのみち信金に大阪支店がないことがわかり、却下。
お祝いは、「おのみっちゃん」で。加奈さんがやってきます。
尾道では、円さんと久太さんがやってきて、柿の種をつまみにビール。
円「あかりは、どっちを選ぶつもりかの、世話になった社長さんか陸上選手か。社長とくっついた方が、あかりは幸せかもしれんの。お好み焼き屋と鰹節屋は、言ってみりゃ造船所と鉄工所の関係じゃ、なんじゃかんじゃいうても、支えおうとる。あかりが、あの店を手放すと思えんがの。」
真知子「でも、あかりは数学苦手じゃけえね。人を好きになるのに計算なんかできんわ。」
本日のつっこみ処
「いろいろつっこみ処があった中で、真知子さんの台詞にかたまってしまいました。ジョークにもとれないし
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」
「おのみっちゃん」の外が、いつのまにか暗くなっています。それだけ時間が過ぎたのかな。
滝沢さんが福岡に行く話を聞きながら、うかない顔のあかりさん。
帰って行く欽也さんとお礼を言う滝沢さん。欽也さんに、あかりさんへの気持ちを聞かれ。
滝沢さん「むきになってた俺にあいつが走ることの違う意味、教えてくれたんです。つながるために走るいうんか。俺にやっと返る場所ができたんです。福岡から大阪まで500キロ、その気になったら走って帰ってこれますわ。」
店じまいの「おのみっちゃん」
加奈「遠くへいくときが、気持ちを伝えるええチャンスかもよ。どうするん?」
あかり「別にどうもせんよ。」
加奈「のぞみさんも、そう思いません。」
のぞみ「思うわ。他人のことに首つっこむのは、生活が充実してない証拠。まず、自分の問題を解決すべきね。」(のぞみさんは、加奈さんの何を知っているのでしょうか?もし、加奈さんだったら、自分の将来のことをちゃんと考えていないあなたに言われたくないわと思います。)
加奈「しょうがないわ、ほんまのことじゃもん。ほんまに気づいとらんの、滝沢さんの気持ち。それとも、気がつかんふりしとるだけ?」
あかり「このままがええんよ。遠くへ行っても、友達でおれるけえ。」
加奈「ずるいわ、あかりは。誰からも好かれるし、誰のことも好きになる。けど、ひとりだけを好きにはならん。あかりは、何も失いとうないんよ。帰るわ。」
初音さんとあかりさん。
あかり「いつかは、でていくんじゃね、みんな。」
初音「そうや、いつかはみんなでていく、あんたもな。」(先週は、あかりと呼ぶと言ってませんでしたっけ?)
あかり「うちはでるつもりは。」
初音「何を言うてんのや、あんたがでていかんことには、うちがでいかれへんやないか。いずれは、あの世に旅立つさかいな。いつまでも続くもんなんか、あらへん。そやから今を大事にせんとな。」
(今週になって、突然下宿を閉める話題に。のぞみさんのおなかの子の世話を、下宿人たちでするのではなかったのでしょうか?)